最終更新日:2023/12/8

社会福祉法人正夢の会

  • 正社員
  • 既卒可

残り採用予定人数4

業種

  • 福祉サービス
  • 財団・社団・その他団体
  • 給食・デリカ・フードビジネス
  • 教育
  • ホテル・旅館

基本情報

本社
東京都
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  • 5年目以内
  • その他文科系
  • 専門系
  • 医療・福祉系

子さんと関わる作業療法

H.S
2019年入社
日本リハビリテーション専門学校
作業療法学科 昼間部
中野区療育センターゆめなりあ
作業療法士としてお子さんの療育

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 医療・福祉関連の仕事
  • チームワークを活かす仕事
  • 人を育てる仕事
現在の仕事
  • 部署名中野区療育センターゆめなりあ

  • 仕事内容作業療法士としてお子さんの療育

これが私の仕事です

仕事内容は、作業療法士として、他職種のスタッフと専門的な話の相談やスタッフ内での情報共有も合わせて行っています。支援スタッフの一人としてお子さんの集団での遊びや設定活動、お集まり等に関わっています。運動発達面や手指の操作性の向上等の作業療法へのニーズが多い為、そこを中心にお子さんを日々見ています。ただ遊ぶだけでも様々な要素があるため、私たちはその要素に沿って目的を定め、お子さんそれぞれの課題に沿って遊びを提供しています。例えば、トランプゲームではつまみや勝ち負けの際のお友だち同士での声掛け、ボーリングやシーツブランコでは順番待ち、スイングや動物歩きごっこ、サーキットでは粗大運動等です。作業療法としては運動面や手指操作の評価をし、できること・成功できることをお子さんの能力に合わせて設定しています。できた経験を積み重ねることで、自己肯定感を高めてほしいと思います。発達障害を抱えるお子さんは、学校や生活面でできないことや上手くいかないことが多く、自己肯定感が低くなってしまうお子さんが多いです。そのため、療育の場では「できた!」という感覚を大事にしています。


成長を感じる場面に多く遭遇します

お子さんと関わっていく中で、その子の成長を感じる場面に多く遭遇します。例えば、トイレでおしっこが出来るようになった。お集りのタイマーが鳴ると自分でお部屋を移動することができた。ひとりでジグソーパズルを完成させることができた等、今までお手伝いが必要だったものや難しさがあったものが、ひとりの力で出来る様になった時は成長をとても感じます。こういった成長を感じる場面に立ち会えることは現場での仕事ならではと思いますし、お子さんの頑張りをとても感じて嬉しくなります。学生の頃は、こういった成長も「こちらができるようにしてあげている」という感覚を持っていました。働き始めてからは、その考えががらりと変わり、「お子さん一人一人ができるようになるために頑張っているからできるようになった。私たちは少しお手伝いをしているだけで、すごいのは子ども達」という考えになりました。また、お子さんが私を信頼して遊びに誘ってくれたり、抱っこやおんぶしてと近づいてくるときも単純に嬉しいです。「この人はやってくれる・わかってくれる」とお子さんに思ってもらえるように関われたらと心がけています。


とても親切な人ばかり

学生の頃、専門学校の教員から正夢の会の施設(ゆめなりあ)を紹介されました。実際に現場を見学させて貰いに何度か行き、実際の療育の様子を見させてもらっていました。私は、発達障害をベースにお子さんを見たい思いがありましたので、正夢の会はそういったお子さんが多く通うことに魅力がありました。また、クラス療育や個別療育があることはもちろん、作業療法士・理学療法士・臨床心理士・言語聴覚士と専門職が多く配属されており、専門職内でも多くの視点から相談し合える環境があることもとても魅力でした。実際に入職すると、1年目の私でもお子さんの関わり方や「こういった視点もあるよ」というアドバイスを受けたりと丁寧に教えてくださいました。また、新人研修やフォローアップ研修など法人内で研修の場を何度か設定してくれます。また、私の所属している施設では1年目の私の提案や意見も聞き入れて下さり、実際に現場に役立ててもらっています。同僚の皆さんはとても親切な人ばかりなのでこの法人・施設に入職してよかったと思っています。


皆様へのメッセージ

専門職の学生さんは、どんな対象者を相手に自分が働きたいかをまず考えるべきだと思います。私の場合は「発達障害のお子さん」でしたが、「脳血管障害の患者さん」「認知症の高齢者」「統合失調症の患者さん」「整形外科系の患者さん」など人によって様々だと思います。同じ分野の病院や施設でも対象とする疾患が全く違います。細かくどんな方を相手に関わっていきたいかを考えると就職先がかなり絞れると思います。「興味のある分野・OTとしてやりたいことをして働く方が毎日楽しく仕事ができる」と考えて私は現在の法人・施設に入職しました。実際に働いてみて、楽しいことばかりでなく頭を抱えて悩むこともあるが、好きな子どもたちの為ならと自然と毎日頑張れています。「これからの人生で○○年働くなら」やっぱりやりたいことを思い切りやることが一番だと思います。そういったことから、今後の知識や経験に繋がると信じて、私は日々お子さん達と向き合っています。


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