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最終更新日:2022/8/4
理工分野はものづくりにおいて、必ず活かせる学問。材料の強度や解析など、理工学部で学んだ基礎が今の仕事に役立っています。
工学部機械システム工学科で、熱工学について研究した私は、熱に関わる分野での就職を志望しました。大泉製作所の主力製品である「サーミスタ」は、温度変化に対し、大きな抵抗変化を示す半導体セラミックスです。さまざまな精密機械に欠かせないサーミスタを製造・販売する大泉製作所なら、学んできたことを存分に活かせると思い、入社を決めました。もともと理数が得意だった私は宇宙分野に興味があり、宇宙工学の研究室がある岩手大学に進学した経緯があります。ところが、講義でテレビやクーラーの内部構造を学ぶうちに”ものづくり”への興味が強くなり、その知識をより深めたいと考えるようになりました。講義や研究などで熱工学を学ぶことで、身の回りの機器にはさまざまな熱が関わっていることに気が付きました。スマートフォンやパソコン、冷蔵庫といった家電に至るまでサーミスタが使われているため、自分の研究は暮らしに直結していることがとても嬉しかったです。現在、私が所属する技術本部 材料開発部 素子開発課では、サーミスタの原料となる金属を組み合わせて計測し、お客様が求める仕様に合わせることを主な業務としています。最新の移動通信システム「5G」の分野でもサーミスタは使われており、ニュースなどで5Gの話題を見るたび、そこに関われていることに誇りを感じます。また、勤務地の十和田工場は当社のマザー工場であり、ここから全国のお客様にサーミスタが提供されます。精密機器のキーデバイスであるサーミスタが、地方から創出されていることにも大きな意味があると思います。仕事のやりがいは、サーミスタのリーディングカンパニーである大泉製作所の一員として、サーミスタの開発・製造に携われていること全てです。サーミスタを暮らしの中で目にすることはありませんが、家の中に必ずある電化製品に組み込まれています。間接的ではあるものの、エンドユーザーのより良い暮らしを考えながら仕事に向き合っています。海外にも工場や営業所がある当社は、海外勤務を経験した上司や先輩も多く、挑戦できる環境が整ってます。将来は日本が誇る"ものづくり”の技術で世界中のサーミスタを支える技術者を目指したいです。
(株)大泉製作所の十和田工場。
<大学院> 岩手大学、弘前大学、信州大学 <大学> 弘前大学、岩手大学、八戸工業大学、室蘭工業大学 <短大・高専・専門学校> 八戸工業高等専門学校