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最終更新日:2023/6/7
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安倍智哉 2019年 24歳 岡山理科大学 総合情報学部情報科学科 ロイヤルドライビングスクール 教習課 教習指導員(インストラクター)
部署名ロイヤルドライビングスクール 教習課
仕事内容教習指導員(インストラクター)
現在、私は当社の自動車学校部門である「ロイヤルドライビングスクール」で教習指導員として働いています。免許を取られた方は少しはイメージできるかもしれませんが、いわゆる自動車学校の“先生”とか”教官”と呼ばれる人には二種類あり「教習指導員」と「技能検定員」というインストラクターがいます。技能検定員というのはより上級職にあたり、修了検定や卒業検定などの審査を行う、我々のあこがれです。私は入社した昨年に、まずは教習指導員の資格を取得しました。当職は、道路交通法を主とする法律職という色彩がありますし国家資格になりますので、それなりの難易度があります。また勉強だけではなく技能試験もあるため、私も苦戦しましたが、会社や先輩のフォローのおかげで、なんとか合格し国家資格を手にすることができました。デビューし始めたばかりで、一人前とはまだまだ呼べませんが、少しでも教習生の不安を取り除き安心して楽しく免許を取れるようにサポートしていきたいと毎日がんばっています。
私は大学で情報科学、つまりPCを使った研究をしてきました。周囲はエンジニアのような職に就く人が多く、私は亜流なのかもしれません。でも今日、PCのない職場はほぼ見当たりません。例えば情報処理業の会社だと、同じような専門的な社員が多くいて、その中での私の立場は数ある社員の一人でしかありませんし、また好きなことができるというよりは、(これは非協調的という意味ではなく)顧客の要望や周囲の流れの中で“作業”を進めていくというイメージになります。ところが、どこの会社にもPCやシステムがあるということは、その情報処理系企業に発注している需要があり、その企業側にも担当者やそういうスキルが少なからず求められているのでは、と思いました。そして、将来的に自分に信用を得られた時には、より裁量が大きくなるのかな、とも思い、視野を広く道を選びました。実際に当社にもシミュレーターや教習システムなどで専門領域は多く、また前進的にVRを導入していたりします。ですので、まだ今は初歩であり本業である教習業務を覚えることでいっぱいいっぱいですが、将来的には多くのチャンスが開けていると思い頑張っています。
先にも書きましたが、将来的には自分の得意な分野を生かして、会社に貢献していければと思っています。「差別化」という言葉をよく聞きますが、みんながやっている業務のみで勝負するだけでなく、基本的な業務からプラスワンした領域や強みを持っておくだけで、積極的な気持ちで仕事に臨めるような気がします。将来的には、基幹業務である教習業務をマスターし認められた後は、その幅の広さを生かして、当社のシステム系の担当を任せてもらえるようになれればと思っています。
クレーン学校の取引先は、製造業を中心とした企業の方ですが、私の所属する自動車学校の取引先というと、(最近は企業の安全講習なども盛んですが)ほとんどは個人のお客様になります。中でも大学生や高校生が中心です。高校生で免許を取られる方は、1月から3月までの休暇中に多くなります。ほとんどは実業系高校に行かれている方たちで、就職をする方が多いと思います。ですので4月までに免許を取らないと通勤が難しく、中には免許がないと業務ができない方もいるかもしれません。早めに取ろうと思っても、誕生日によっては18歳未満である場合もあり、やはりその期間に集中してしまいます。いわゆる自動車学校の繁忙期にあたりますが、そういう社会的使命もあって、この時期は少し残業も増え忙しくなります。加えて近年では高齢者講習の受講者が増えています。近年の事故増加を受け、70歳を超えた方が免許更新をされる場合、自動車学校での講習が義務化されました。時期によっては数か月待ちというようなところもあり、我々のお客様がまた増えたということになります。老若男女問わず、個人も企業も問わず、多くの方に安全と安心を得ていただくのが我々のお仕事です。
私が偉そうに言えた義理ではないのですが、大学生の時の狭い世界観で自分の可能性を決めつけて狭めることはしない方がいいのかなと思います。できるともできないとも、早計に机上の空論で決めつけるのではなく、何にでも積極的にチャレンジされた方が、将来的にも仕事の幅が広がって自分のためになると思います。仮に失敗しても何かの役に立ち、一生懸命取り組めば、その何倍にもなって自分の成長の種になるような気がします。また、多くの人の意見や言葉を参考にすることも重要です。でも、その人と同じことをやって同じように成功するとも限りませんし、ましてや時代や環境が異なると、それは全く保証されません。あくまで自分は自分です。ですので、決断や行動を他人に責任転嫁することなく、勇気を出して自分の足で一歩踏み出してみましょう。がんばってください。