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最終更新日:2022/5/6
後藤代表(左)と田中専務(右)らが営む雪割牧場。酪農経営発表の『農林水産大臣賞』を受賞。年度別の出荷乳量最高位で表彰されたことも一度や二度ではありません。
雪割牧場は私の父が始めた牧場が基盤になっています。2000年に4軒の農家が集まって設立されました。現在は成牛約400頭、育成牛約300頭を飼育しており、合計すると700頭ほどになります。2020年度には3億8,000万円を超える売上を達成することができました。乳牛の飼育以外にも、堆肥を作り農家や農協などに販売する事業も展開しています。当社の堆肥は木炭、米糠、木酢、豚糞、鶏糞などもブレンドしているため、品質には自信があります。雪割牧場の展望としては、成牛を500頭まで増やし、生産量の増加と効率改善による大規模化を図っていきたいと考えています。その足がかりとして、新たなフリーバーン牛舎の建設やトラクター・ローダーの導入、乳牛の飼育に必要なミルキングパーラー(搾乳専用施設)、バンカーサイロ、新事務所なども建設しました。設備投資だけではなく、役員を含めて20名規模まで人員を増やし、さらに人員を充実させ、1年後には500頭規模の経営を実現させたいと考えています。そのほか、働く従業員のために制度面の整備も行いました。勤続6年以上を対象とした従業員に向けた退職金制度の設立、経営状況を共有するために半月から1カ月に1回のペースで全体会議を実施し、現状の課題や改善点を話し合います。仕事は現場で働きながら覚えていただきますが、福島県酪農業協同組合などの研修には積極的に参加してもらっています。月1回ほどの頻度で搾乳技術などを学ばせ、スキルの向上を図っています。当社では酪農の大規模化・効率化を目指していますが、その背景には先人たちが開拓した農地を守っていきたいという目的もあります。雪割牧場の周辺は戦後開拓によって開かれた農地。当時は100軒ほどの酪農家がいたのですが、現在では8軒までその数を減らしています。当社では酪農を大規模化し、放棄される農地を減らすことで先代たちの努力に報いたいと考えているのです。そのために必要なのが、みなさんのような新たな仲間です。ともに働きたいと思えるのは、率先して仕事を見つけられるような方です。指示されたことだけでなく仕事を長期的に見すえ、必要なことに自ら取り組めるような方を求めています。努力次第では経験を積んだうえで幹部に起用し、ゆくゆくは後継者候補として将来を任せていきたいですね。(代表取締役/後藤 誠)
<大学> 酪農学園大学、秋田県立大学、医療創生大学 <短大・高専・専門学校> 福島県農業総合センター農業短期大学校、大宮国際動物専門学校