最終更新日:2023/10/10

(株)スギ薬局

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ドラッグストア
  • 調剤薬局
  • 食品
  • 化粧品
  • 商社(薬品・化粧品)

基本情報

本社
愛知県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

トータルヘルスケア戦略の中で、薬剤師としての活躍フィールドを広げていきます。

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新人薬剤師たちも地域貢献を果たしています!

セルフケアから医薬・服薬、介護・生活支援まで健康をトータルに支援し、地域社会へ貢献しようというスギ薬局。一貫したケアサイクルの中で、薬剤師として何ができるか。自らの目標にチャレンジできる環境です。

★川上さくらさん/薬剤師/2022年入社
京都市出身。地元を離れ、一人暮らしをしながら自立した社会人をめざしている。
★丹羽泰晟さん/薬剤師/2022年入社
地域に根ざした薬剤師になることが目標。トータルヘルスケア戦略に共感して入社。
★安田名保美さん/薬剤師/2022年入社
経営理念にある「親切」の言葉が大好き。自身も、その言葉を実践するよう日々努めている。

仕事で大切にしていること

どんなに忙しくても、一人ひとりの患者様にしっかり向き合うことです。いただいた薬の副作用などの情報は、他の患者様に還元できるケースも少なくありません(川上さん)。
患者様に寄り添い信頼関係を構築することです。ベテランの管理薬剤師が患者様から指名される光景をみており、そのレベルに少しでも近づくことが目標です(丹羽さん)。
忙しいと心に余裕がなくなりがち。でも、それは店舗の誰もが同じ状況です。その点を理解し、深呼吸をして落ち着いた上で、冷静さを保つよう努めています(安田さん)。

積極的に学ぶ姿勢で、1年目から在宅の担当も任せてもらっています。

学生時代に当社のインターンシップに5~6回ほど参加し、会社のことや他社との違い、在宅業務の紹介などのほか、店舗見学や多彩なキャリアの先輩たちへの相談会などで学びました。最初の頃は他のドラッグストアや調剤薬局の仕事体験にも参加していたのですが、当社の雰囲気が特によく、“次も参加してみよう”と思う中で、最終的に当社のみに絞り、入社に至りました。
それでも入社後は不安でいっぱいでした。それを解消してくれたのが充実した研修とまわりの方のサポートです。中でもトレーナーによるOJT研修はマンツーマンで行われ、仕事を覚えたり、環境になじむ上でとても役に立ちました。
また私は現在、会社の社宅制度を利用して、一人暮らしをしています。私以外にも各地から社員が集まっているので、同期が訪ねて来てくれたり、一緒に食事に行ったりと、初めて住む土地でもエリアの同期と仲良くなり、少しずつ慣れてきています。

私の勤務する店舗は面での処方箋応需に加え、グループホームへの施設在宅も実施しています。私も自分から手を挙げ、月に2回、ドクターの往診に同行させていただいています。そこでは9名のユニットを2つ担当しているため、薬を作るのもお渡しするのも大変な面はありますが、ドクターや施設の方と関わることで薬剤師としての学びにつながっています。更にスキルを磨いて処方提案など薬学的な介入も今以上にできるようになりたいと今頑張っています。
また店舗にはコロナ禍であるため「病院にはあまり行きたくない」という方も多くいらっしゃいます。そのような患者様が来局された時に、「助かった」「あの薬良かったよ」といった感想をいただける点もやりがいです。
近所の方の中には「話がしたい」と来店される方も多く、アプリのチャット相談も大好評で、先日も管理栄養士が行った健康相談会では大行列ができ、地域から信頼されている薬局だなと改めて実感しています。

私自身は入社してまだ半年ほどですが、少しずつ自信のようなものが芽生えてきています。特に患者様に喜んでいただく回数が増えたり、少々のことで慌てなくなった時に成長を実感します。
薬局業務ではトレーナーの先輩のように、患者様から指名される薬剤師になることが目標です。また在宅のスキルもさらに向上させ、いずれは在宅医療を専門に行う在宅調剤センターなどで活躍していきたいです(川上さん)。

充実の研修と面応需中心の環境は、スキルアップに欠かせません。

学生の頃から、生涯にわたってお客様や患者様をサポートするトータルヘルスケア戦略が、私の理想とする働き方にマッチしていると感じていました。
また当社の場合、本部スタッフの多くが薬剤師。現場を知っている人がマネジメントをすることは、会社の成長にとっても、働く私たちにとってもメリットは大きいと思っています。もちろん将来の選択肢も多彩で、そうした点が私が入社を決めた理由です。

研修の充実度も魅力でした。総合職と一緒に行う研修から始まり、薬剤師の導入研修、調剤の基本のロールプレイング、OJT研修と続きます。これらをトータルして「入社時導入研修」と呼び、今後はかかりつけ薬剤師になるための「sugiベーシックセミナー」へと移っていきます。
今も定期的にエリア研修があり、その場では現場での事例の共有、エリアマネジャーからの話などがあります。またe-ラーニングを通じて各疾患や健康食品、コミュニケーションスキルなど、好きな場所、好きなタイミングで、不足している部分を自己研鑽することも可能です。
一方、実務面では私の店舗は総合病院を中心に、150ほどの医療機関からさまざまな診療科の処方せんを応需しており、患者様も小児から高齢の方までさまざまな年齢の方が来局されます。また、個人在宅の調剤業務もあり、まさに新人が学ぶには最適な環境です。

ドミナント展開も魅力に感じる点です。店舗間での応援体制が整っていて、私も他店舗に応援に行ったことがあるのですが、取り扱う薬も違えば、患者様も異なります。当然、初めてのスタッフとの出会いもあり、私にとってはコミュニティが広がったというか、頼れる人が増えた気がしています。
そうした中、私は仕事において患者様との双方向のコミュニケーションを重視しています。「はい、いいえ」で答えられる質問だけでなく、「どこが痛みますか」など患者様に話していただけるきっかけをつくり、お話を傾聴することで信頼関係を築くことができます。信頼関係を築き不安そうな表情の方が、安心の表情に変わり「ありがとう」の言葉を言っていただく時が一番のやりがいです。
私の目標は早くに管理薬剤師になること。その後はエリアマネジャーや本部スタッフをめざし、より多くの患者様に貢献できればと考えています(丹羽さん)。

会社のモットーである“親切”を胸に、選んでいただける薬剤師をめざします。

就職活動を始めた当初は、ドラッグストアと調剤薬局で迷っていました。ただ調剤薬局は、処方せんがなければ気軽に入れません。一方、ドラッグストアは買い物ついでに立ち寄ることができ、より多くの方に貢献できるのではと思うようになったのです。
その中で当社は「親切」な応対を大切にしている上、店舗を密に出店しているドミナント展開をしている点にも興味を持ち、入社を決めました。実際、店舗に薬がない時など、近くの店舗から取り寄せることができ、患者様に早くお届けできる点は大きなメリットです。
ちなみに私の店舗はショッピングモール内にあり、地域の高齢者の患者様からの面応需が中心です。

薬局実習を経験している分、仕事内容自体に大きな戸惑いはなかったものの、機械や患者様のお顔を覚えるのには多少時間がかかりました。学んだことはすぐにメモを取り、それを何度も見返すことで自分の知識やスキルにしていきました。
トレーナーもとても良い方で、毎日閉局後に「今日は何かわからないことはあった?」と聞いてくれ、とてもありがたかったです。親身になっていただけた分、私もみんなに親切にしようと改めて思いました。
一方、患者様に対しては一人ひとりに合わせた対応を心がけています。急いでいらっしゃる方には最低限必要なことのみをお伝えするなど、臨機応変な対応が求められます。

仕事のやりがいは、薬局やOTCの売場で患者様からのご相談にお答えし、「ありがとう」の言葉をいただくことです。OTCに関しては種類が多く、私もすべては把握できていないものの、その分、自分で薬を選んでお勧めするというやりがいがあります。
また処方薬に関しては、印象に残っている思い出の患者様がいます。その方は毎食後1錠の処方薬が出ていたのですが、怖いからと半錠だけを飲み、そろそろやめたいとのご相談を受けました。そこでドクターにトレーシングレポートを通じて提案。後日、「薬が変わったよ。ありがとう」と報告に来てくださいました。他にも他社の薬局から変わられたお客様などもいらっしゃるなど、当社の信頼の高さを日々実感しています。
私が理想とするのは、どんな悩みや相談にもすぐに答えられる薬剤師です。まずはこの1年で後輩からの質問に答えられるようになり、ゆくゆくは専門資格をめざすレベルまでになりたいと思っています(安田さん)。

学生の方へメッセージ

ドラッグストアを訪れる患者様やお客様のニーズも、年々多様化しています。その中でスギ薬局は「トータルヘルスケア戦略」を掲げ、未病・予防から在宅医療、終末期までの医療サービスを提供してきました。
当社の場合、調剤併設型がスタンダードであり、薬剤師としてしっかりと患者様に寄り添いながら、専門性を身に付けていける点が魅力だと思っています。

活躍している人材に共通しているのは「私たちは、まごころを込めて親切に応対し、地域社会に貢献します。」という理念への共感です。それを実現するために集まってきた同志たちと言ってもいいでしょう。その中で意見を言い合うことはあっても、結果的には切磋琢磨し合いながら成長していると思っています。

私たち採用担当も、みなさんとの出会いを大切にしたいと考えています。入社して終わりではなく、その後も仕事やプライベートでも接点を持てるよう努めていきます。
また当社には、みなさんの活動をサポートするリクルーターも大勢います。その先輩たちと内定後にはいつでも気軽に相談できる体制も用意しています。

学生の皆さん、私たちやリクルーターとたくさん会話をすることで、スギ薬局がどんな会社かを知り、ここで何がしたいかを明確にしてみてください。
皆さんとお会いできる日を楽しみにしております。

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「説明会や面接では、ありのままのあなたを見せてください。当社で何をしたいか、どんな活躍をしたいかのかをぜひ聞かせてください」と採用担当の松枝さん。

マイナビ編集部から

スギ薬局の研修や先輩によるサポート体制など、新人薬剤師を育てる環境は、今回取材に登場した3名の話からも十分に伝わったことだろう。他にも「若手の意見も採用してくれる風通しの良い会社です」「社員間でもお互いを尊重し合い、人間関係もとても良好です」など、社風的にも魅力に満ちた環境とのことだ。
加えてスキルアップをめざすにも適している。管理薬剤師などのポストはもちろん、多くの薬剤師が専門・認定資格を取得しており、希望者に対してはバックアップもしてくれる。

さらにトータルヘルスケア戦略への尽力も見逃せない。自治体との包括協定や地域包括支援センターとの取り組み、産学連携の推進を始め、高度薬学管理に対応した「敷地内薬局タイプ」の店舗も積極的に展開。特に最先端の調剤機器や専門性の高い薬剤師を擁する大学病院の敷地内への出店には熱心で、愛知県内の国立大学医学部付属病院に続き、2023年には長野県の大学病院の敷地内にも出店するとのこと。同社としては長野県内での店舗展開自体が初めての試みであり、新たなチャレンジが始まったと言えるだろうと、今回の取材を通じて感じた。

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国立大学附属病院の敷地内店舗。店舗には複数分野の専門的な薬剤師もいて、スキルアップをめざせる環境だ。将来、こうした店舗での活躍も夢ではない。

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