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最終更新日:2023/1/26
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部署ごとにシフトを決め、無駄な残業をなくしています。農林水産省の「働き方改革早わかりハンドブック」でモデルケースとして紹介されたほど、働きやすい環境です。
私は花の生産の効率化を研究していたので、就職活動では花き業界を中心に植物に関わるさまざまな会社を見て回りました。そのなかで、花との関わりが最も深いと感じたのが“市場”です。荷が集まる市場では、生産者と販売者の両方と関われます。大田市場の花き卸会社は2社ありますが、私は当社を選びました。「業界が違う」といわれるくらい歴史・文化・流通形態が大きく異なる“切花”と“鉢物”の両方を扱っている点に、魅力を感じたからです。入社後は物流部門での研修と球根・枝物・葉物チームでの産地研修を受け、量販店チームに配属されました。そこで商品の流れを学んだ後、3年目に菊・リンドウチームへ異動し、現在はディスバッドマムやスプレーマムなどの洋菊を主に担当しています。切花のせりは月・水・金曜日に行われます。市場といえばせり、というイメージがあるかもしれませんが、実はせりで販売されるのは全入荷量の約2割です。約8割はせりの前日に、生産者からトラックで運ばれた時点から流通し始めます。せりの前に購入するお客さまもたくさんいらっしゃるので、販売者から事前に注文されていた分は物流チームがそのまま出荷を手配します。ですから、せりの前後が勝負といっても過言ではありません。一番難しいのは値付けですね。事前注文を見て需要を予測し、生産者と連絡を取って供給可能量を確認します。生産者と販売者の双方と交渉し、相場が崩れないように話をまとめることが大切です。例えば、小売店や量販店で売れている商品であれば、通常は相場が下がります。そのなかで欠品が出ないように生産者から数量を集め、どうすれば販売者に1円でも高く売ることができるかを考えていきます。旧盆や彼岸、年末といった需要期は影響が大きいので、特にバランス感覚が重要になってきます。天候不順の年となると生育が揃わず、前年の売り上げデータも参考になりません。生産者と密にコミュニケーションを取り、上長に相談し、国内だけでの調達が難しければ輸入を扱う部署に依頼して数量を確保しています。難しい面もありますが、需要期には一日で数千万円の売買が成立するというスケールの大きい仕事なので、達成感も大きいです。品目によって取引額が異なるため、今後はより取引規模の大きな品目にも挑戦したいと思っています。(切花本部 営業部 営業一課 石川 徹さん/2019年入社)
花きの卸売業者として、年間約2万種類の品目を扱い、北は北海道、南は沖縄からも買参人が集まり活気あるセリを毎日(月水金は切花、火木土は鉢物)行います。