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最終更新日:2023/3/23
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垣内 彰悟(かきうち しょうご) 2014年入社 東京大学大学院 新領域創成科学研究科 社会文化環境学専攻 コンサルタント部 調査課 長野県を中心とした地質調査
部署名コンサルタント部 調査課
仕事内容長野県を中心とした地質調査
文学部の考古学専修過程を卒業後、新領域創成科学研究科というところで修士課程に進みました。そこでは地球科学と考古学の間くらいの分野の内容を専攻しておりました。地球科学の手法のうち、地層からサンプルを取ってきて、それに含まれている珪藻という微化石をもとに堆積環境を復元し、昔の地形を推定する方法があります。昔の地形を推定することで、遺跡の周りにある環境を復元することが可能となります。たとえば、縄文時代の貝塚周辺の地層をみて、当時海であったというデータを導き出すことや、河口付近に大量の遺跡があるとき、その土地が昔は川に面した土地であったことを復元することで、川を遡上するサケ・マス類を釣るために人々が集住した可能性があることを推論することができます。このように、地形の変化と人間活動との関わりの歴史を研究することを専攻しておりました。
コンサルタント部で地質調査を担当しています。構造物を建設するにあたり、設計・施工上必要な地質情報を取得することが目的となります。建てる物が持つ機能や予算などを踏まえて、地形・地質的な側面から必要な調査・試験を考え、実施していくのがメインの仕事となっています。元々、目的や対象そのものより、そこに至るまでの方法や過程が好きな性格で、学生時代の専攻もそこから選びました。なので、「達成するためどうすればよいのか」を考え、実行するこの仕事は性に合っていると思います。
私は、元々文科系であり修士課程から理科系に変わりました。普通の調査会社に行く人は、そもそも理科系で地球科学や土木工学などを専攻してきて、就職するというのが一般的です。このため、自分のような経歴が不利に働いていると感じるのは、就職活動中少なくありませんでした。ただ、DKはそんな自分の経歴を評価してくれたんです。文科系から理科系に転換したことも、どちらも一所懸命に勉強した証と判断してくれましたし、社長も、社長面接の際に、私が自分の力がどんなところで役に立つと考え、この会社を志望したのか、真剣に私の考えを聞いてくれました。業界研究を通して、自身の経歴が必要な資格の取得や仕事をするうえで、不利に働きかねないことは自分自身気づいており、そうしたマイナスの可能性を、違う目線で「複数の知識を得る意欲がある」というプラスの可能性として考えてくれるのがDKです。まだ内定は出ていませんでしたが、面接終わりの電車の中で「こんな会社で働きたい」と入社を決意したのを覚えています。
入社して感じることは、会社の強い自由度です。出身学部や専攻分野などの固定観念に囚われず、人材を信じて経験を積ませ、成長する機会を与えてくれる会社だと思います。自分のやりたいこと・求めていることをはっきりさせて、それがこの会社でできると思えたのであれば、志望する価値は十分だと思います。ぜひ皆さんとDKの相性を考えてみてください。