本社郵便番号 |
389-0693 |
本社所在地 |
長野県 埴科郡 坂城町 南条2110番地 |
本社電話番号 |
0268-81-1005 |
創業 |
1947年10月 |
設立 |
1957年5月 |
資本金 |
53億6,250万円 |
従業員 |
1,304名(連結、2022年3月現在) |
売上高 |
487億3,100万円(連結、2022年3月現在) |
代表者 |
代表取締役社長 依田穂積 |
株式上場 |
東京証券取引所プライム市場 名古屋証券取引所 プレミア市場 |
平均年齢 |
43.5歳(2022年3月末現在) |
国内 本社・営業拠点 |
■本社地区 本社/本社テクニカルセンター・西日本テクニカルセンター・成形技術センター(※1)/本社物流センター/日精スクール(※2)
■営業推進拠点 営業推進部(東京丸の内)グローバル営業拠点
■営業所 東北営業所/東関東営業所/西関東営業所/長野営業所/北陸営業所/東海営業所/大阪営業所/中国営業所/広島営業所/九州営業所
■出張所 古川出張所/北関東出張所/高崎出張所/岡谷出張所/新潟出張所/静岡出張所/浜松出張所/岡崎出張所/三重出張所
(※1) 本社テクニカルセンター・西日本テクニカルセンター・成形技術センターでは、成形機の性能試験や金型・材料テストの実施、成形を取り巻く諸問題の解決など、長年の経験と実績から最適な情報を有効に提供し、お客様との技術交流の場として広く活用されています。 (※2) 日精スクールでは、射出成形業界を担う人材の育成機関として業界に先駆け1968年に設立。広く誰にでも門戸を開放しており、講義と実技を併せたユニークなカリキュラムが好評で、射出成形の基礎~応用、保守管理、金型設計入門など目的に応じ、成形に関する幅広い学習支援を行っています。また海外においても、アメリカ、メキシコ、中国、タイなどでスクールを開講し、現地企業の教育支援を行っています。設立以来、すでに国内外4万余名を超える修了者を世に送り出しました。 |
海外関連会社 |
【アメリカ】 サンアントニオ(テキサス) NISSEI AMERICA, INC. ロサンゼルス(カリフォルニア) NISSEI AMERICA, INC. シカゴ(イリノイ) NISSEI AMERICA, INC. ジェームスバーグ(ニュージャージー) NISSEI AMERICA, INC. アトランタ(ジョージア) NISSEI AMERICA, INC. オーバーン(マサチューセッツ) NISSEI AMERICA, INC. タンパ(フロリダ) NISSEI AMERICA, INC. エリー(ペンシルベニア) NISSEI AMERICA, INC. ニューカッスル(デラウェア) NEGRI BOSSI NORTH AMERICA
【メキシコ】 メキシコシティ NISSEI MEXICO, S.A. DE C.V. メキシコシティ NEGRI BOSSI de MEXICO ケレタロ NISSEI MEXICO, S.A. DE C.V. モンテレー NISSEI MEXICO, S.A. DE C.V. グアダラハラ NISSEI MEXICO, S.A. DE C.V.
【中国】 太倉 NISSEI PLASTIC (TAICANG) CO., LTD. 東莞 NISSEI PLASTIC (TAICANG) CO., LTD. 天津 NISSEI PLASTIC (TAICANG) CO., LTD. 大連 NISSEI PLASTIC (TAICANG) CO., LTD. 武漢 NISSEI PLASTIC (TAICANG) CO., LTD. 香港 NISSEI PLASTIC (HONG KONG) LTD. 上海 NISSEI PLASTIC (SHANGHAI) CO., LTD.
【台湾】 台北 NISSEI MACHINERY CORPORATlON
【韓国】 ソウル NISSEI PLASTIC INDUSTRIAL CO., LTD.
【シンガポール】 シンガポール NISSEI PLASTIC SINGAPORE PTE LTD
【マレーシア】 クアラルンプール NISSEI (MALAYSIA) SDN. BHD. ペナン NISSEI (MALAYSIA) SDN. BHD.
【インドネシア】 ジャカルタ PT. NISSEI PLASTIC INDONESIA
【タイ】 バンコク NISSEI PLASTIC (THAILAND) CO., LTD.
【ベトナム】 ホーチミン NISSEI PLASTIC (VIETNAM) CO., LTD. ハノイ NISSEI PLASTIC (VIETNAM) CO., LTD.
【フィリピン】 ラグナ NISSEI PLASTIC PHILIPPINES, INC. マニラ NPI MACHINERY, INC.
【インド】 グルガオン NISSEI PLASTIC (INDIA) PRIVATE LTD チェンナイ NISSEI PLASTIC (INDIA) PRIVATE LTD. アフマダーバード NEGRI BOSSI (India) PRIVATE LTD
【ヨーロッパ】 ブラチスラバ(スロバキア) NISSEI EUROPE, s.r.o.
ミラノ(イタリア) NEGRI BOSSI S.P.A.
ラグビー(イギリス) NEGRI BOSSI LTD
バルセロナ(スペイン) NEGRI BOSSI SAU
リオン (フランス) NEGRI BOSSI FRANCE |
国内工場・関連会社 |
本社工場 長野県埴科郡坂城町南条2110番地
日精メタルワークス(株) 新潟県上越市大字島田2490番地1
日精ホンママシナリー(株) 兵庫県明石市二見町西二見1242番地 |
海外工場(関連会社) |
【中国・太倉市】 日精塑料機械(太倉)有限公司 / NISSEI PLASTIC MACHINERY (TAICANG) CO., LTD. 中華人民共和国江蘇省太倉市経済開発区青島西路2号 【タイ・ラヨーン県】 NISSEI PLASTIC MACHINERY (THAILAND) CO., LTD. 300/70 Moo 1, Tambon Tasit, Amphur Pluakdaeng, Rayong 21140, Thailand 【米国・テキサス州サンアントニオ市】 NISSEI AMERICA,INC. 3730 Global Way, San Antonio, TX 78235, U.S.A. 【イタリア・ミラノ】 NEGRI BOSSI S.P.A. Viale Europa, 64, 20093 Cologno Monzese ,Milan, Italy |
製品別売上構成 |
[ 78.0% ] 射出成形機 [ 13.6% ] 部品 [ 4.2% ] 金型等 [ 4.2% ] 成形支援システム (2022年3月現在) |
国内・輸出販売台数比 |
[ 73.7% ] 輸出販売 [ 26.3% ] 国内販売 (2022年3月現在) |
射出成形技能士資格 |
合計419名 (内訳) 特級 78名 1級 111名 2級 184名 3級 46名 ※取得最上級で計上(重複なし) (2022年2月現在) |
経営理念 |
■世界の日精 プラスチックを通して人間社会を豊かにする
当社は創業以来、射出成形機の専業メーカーとして、常にお客様の立場に立った商品開発を手掛けるとともに、お客様とともに長年培ってきた成形技術の集積を総合的に提供することに努めてきました。 お客様のニーズを先取りし、高付加価値、高品質の商品ならびに充実したサービスを提供することにより、豊かな社会の実現に貢献することを経営の基本方針としています。 |
経営ミッション |
■お客様の価値を創造し、お客様が満足することを通じて社会貢献を図る
【中国市場への積極展開】 中国・太倉工場の本格稼働により中国戦略機を量産し、中国市場への拡販を図ります。併せて、今後需要の急増が見込まれるテクニカルサポートとサービス事業の基盤を整備します。 【収益性を重視した経営】 世界規模で進展する市場変化の中で、専用機・特殊機・カスタマイズ機など高付加価値商品群の販売を強化し、また新商品の開発により新たな付加価値を創造し、高収益企業として構造転換を目指します。 【お客様のニーズを先取りした高品質の商品・システム・サービスの提供】 お客様の要望を先取りした商品・システム・サービスを、お客様の視線で常に提供できる企業を目指します。 |
品質方針 |
■お客様と会社がともに成長できるモノづくりを推進する
【1996年よりISO9001認証継続】 専業メーカーならではの開発力と半世紀にわたって培った豊かで高度なノウハウ。成形機の省エネルギー化も業界に先駆けていち早く取り組みました。品質保証体制においてもお客様重視のISO9001:2000に基づき、品質方針として「お客様と会社がともに成長できるモノづくりを推進する」を掲げ、より高度な設計品質と製造品質を追求しています。 製品化にあたっては機構部品の高品質加工、高精度の電子制御の搭載から最終組立まで、機能評価や耐久試験、厳格な完成品検査など品質性能に万全を期しています。 |
環境方針 |
■日精樹脂工業は、企業活動と地球環境の調和を目指し、省資源・省エネルギー・汚染防止に努め、環境に配慮した取り組みを積極的に展開する
【1999年よりISO14001認証継続】 本社・工場において環境管理の国際規格ISO14001を認証取得。環境理念として「日精樹脂工業は、企業活動と地球環境の調和を目指し、省資源・省エネルギー・汚染防止に努め、環境に配慮した取り組みを積極的に展開する」をもとに射出成形機はもとより周辺装置・システムの開発・生産からお客様へのサポートに至るすべての領域で、環境に配慮した対応に努めています。 極限を追求した省電力成形機から、土に戻るでんぷん質の生分解性樹脂成形、廃プラ利用のサンドイッチ成形、ペットボトルのフレーク材によるダイレクト成形など独自の技術で地球環境と共生するモノづくりを目指しています。
【2013年に本社工場メガソーラー発電システム完成】 本社・第7&第8工場の屋上に、合計3,520枚の太陽光パネルを敷設しました。発電能力は約500kw、年間想定発電量は約605,000kwhとなっており、これは一般家庭約180世帯の年間消費電力に相当します。また、今回太陽光発電の導入により、年間約275トンのCO2排出量を削減(当社CO2排出量の7~8%を削減)する効果が見込まれています。 また、同じ本社敷地内の成形技術センター屋上には、すでに2007年に280枚の太陽光パネルを設置しており、本館棟の電力の約15%を賄っています。今回稼働した太陽光発電と合わせると、年間想定発電量は約662,000kwh、年間のCO2削減量は約300トンにも及びます。 当社では、今後も企業活動と地球環境の調和を目指して、省資源・省エネルギー・汚染防止に努め、環境に配慮したモノづくりを積極的に展開していきます。
【2016年ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)実証事業に採択】 省エネルギー対策の取り組みの一環として、本社の研究開発センターに革新的省エネルギー技術を導入。2016年6月、経済産業省所管の「平成28年度ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)実証事業」に採択され、改修工事完了後の2017年2月、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)の評価でZEB Readyに認証されました(5つ星のZEB Ready評価は長野県内の事業所で初)。 |
創業の精神 |
■『マイナスの発明』はフロンティア・スピリットの証明
1946年、旧満州から引き揚げた創業者・青木 固(あおき かたし)は、東京で飛行機の風防ガラス(アクリル樹脂)の1枚の破片と出会いました。 その破片を手にした青木は、「熱で熔かし、型に流し込むといろいろな形ができる」可能性に着目し、その夢に未来を託しました。 翌年、青木の郷里である坂城町において、鶏小屋を改造した小工場で成形加工業としてスタートし、成形加工法の研究に没頭しました。当初は、自社用の成形機を開発、1957年より本格的に成形機の製造販売に進出しました。 その後、独自の技術で次々と先進の射出成形機を製品化して1969年には業界トップシェアとなり今日の日精樹脂工業の礎を築きました。 青木は発明にあたって、自ら「マイナスの発明」と名付けて成形機の開発にあたり、「いかに簡素化し、性能を向上させるかを考える」、「現在を超えるためには現在に惚れていてはいけない。それを否定することにより超えることが可能となる」という考え方の下、独創性に貫かれた発明が生まれていきました。 この創業時の精神は、今日の日精樹脂工業でも時代を越え、脈々と受け継がれています。 |
安定した業績実現への取組 |
■高い技術と確かな品質がお客様に支持され、コロナ不況においても増収達成 (2022年3月期)売上487億3,100万円 (2021年3月期)売上416億400万円 (2020年3月期)売上388億100万円
■業績を向上させた主な戦略 盤石な黒字経営体制の構築を図るため、創業の原点への回帰と省エネ意識を徹底し、計画的なコストダウンの実行、部材の海外調達の強化、品質向上によるクレームの削減等を通じて、収益性を重視した経営を行いました。また震災等の災害に備え策定した事業継続計画(BCP)を基に、本社での訓練等を実施し災害から早急に復興できる体制の整備を図りました。
【生産】 海外での生産能力の向上と製品の安定供給の一環として、2018年に米国における生産工場を立ち上げ、本社工場およびタイ・中国工場とあわせ、4拠点でのグローバルな生産体制を構築しました。 さらに、2019年11月にイタリア・ミラノを本拠地に置く、射出成形機メーカーNEGRI BOSSI S.P.A.を買収・子会社化することでさらなる生産拠点の拡充を図っています。
【営業】 国内販売体制の見直しによる効率運営を実施し、提案型営業と省エネ提案によるシステム販売を強化しました。また国内外の地域別サービス体制を強化し、提案型ビフォアサービスによる増収策の展開を強化しました。
【商品開発】 主力機種の電気式射出成形機「NEXシリーズ」として中型クラス4機種をラインナップしたほか、スマートフォンやタブレットPCなどの世界最大の生産拠点である中国市場向けに高速高圧仕様の「NEX-T-ENシリーズ」を上市するなど市場ニーズを的確に捉えた新商品を開発しました。 |
沿革 |
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1947年
- 10月 坂城町で創業者が樹脂加工および加工機械開発を開始
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1957年
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1960年
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1963年
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1968年
- 2月 日精スクール開校
11月 射出成形機の生産販売5000台を達成
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1970年
- 5月 西ドイツへ当社の技術を輸出(インジェクションブロー成形機)
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2009年
- 5月 インドに駐在員事務所を開設
6月 ベトナムに販売子会社を設立 7月 中国・太倉に生産子会社を竣工
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2010年
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2011年
- 2月 中国・太倉に上海販売子会社のサービス拠点を新規開設
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2012年
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2013年
- 4月 タイに生産工場を竣工
7月 中国・東莞に上海販売子会社の支店を新規開設 8月 本社工場でメガソーラ(大規模太陽光発電)稼働開始 10月 インドに販売子会社を設立 12月 新潟県上越市に部品製造子会社を設立
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2014年
- 3月 射出成形機生産販売120,000台達成(業界No.1最速)
4月 グローバル営業拠点を東京丸ノ内に開設 10月 フィリピンに販売子会社を設立 12月 インドネシアに販売子会社を設立 12月 中国・太倉に新生産工場を竣工
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2015年
- 1月 中国・太倉市に販売子会社「日精樹脂工業科技(太倉)
有限公司」を設立 7月 中国の生産子会社でISO9001の認証を取得 11月 タイの生産子会社でISO9001、ISO14001の認証を取得
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2016年
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2017年
- 5月 メキシコ(NISSEI MEXICO)にケレタロ・オフィスを
開設 6月 兵庫県加西市に中国営業所を開設 8月 100%出資の生産子会社「日精ホンママシナリー」を設 立10月ホンマ・マシナリー株式会社の全事業を承継 射出成形機生産販売13万台を達成。 10月 創業70周年記念
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2018年
- 3月 米国の生産子会社「NISSEI PLASTIC MACHINERY
AM ERICA INC.」が稼動開始 10月 広島出張所を移転し、営業所に昇格。 12月 東欧のスロバキアに販売子会社「NISSEI EUROPE, s.r.o.」を設立。
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2019年
- 1月 インド・チェンナイに販売子会社の支店を開設。
1月 本社工場で品質管理棟(QC棟)が竣工。 1月 日精ホンママシナリーでISO9001を認証取得。 3月 九州営業所を移転、拡張。 10月 中国・太倉市の生産子会社が工場を拡張、稼働を開始。
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2020年
- 1月 イタリアの射出成形機メーカー「NEGRI BOSSI S.P.A.」の株式75%を取得、子会社化。
3月日精ホンママシナリー(明石本社)に「日精西日本テクニカルセンター」と「日精西日本パーツセンター」を開設。
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