最終更新日:2023/6/7

武州製薬(株)

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福島県、埼玉県

特集記事

高専生特集

国内唯一の医薬品受託製造専業メーカー。その第一線で活躍するやりがい!

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高専で学んだ知識やスキルが活かせるステージがここにはある!

武州製薬には、高専出身者の活躍の場が広がっている。先輩たちは何故、医薬品メーカーを選び、学んできたことをどのようなステージで活かしているのか。高専卒ならではの強みを話してもらった。

丸子勇人さん
川越製剤製造部 製剤2グループ
物質化学工学科卒業 2015年入社

山口晃典さん
設備技術部包装メンテナンスグループ
機械工学科卒業 2008年入社

機械やモノづくりが好きなら、スケールの大きい設備や仕事の面白さに目を見張るはず。

受託製造メーカーだからこそ、高専で培った感覚が活かせます。多種多様な医薬品製造の考え方に触れることで幅広い知識が身に付き、成長させてくれる会社です。<丸子さん>

山口/私が高専で専攻していたのは、機械工学でした。部品の設計や製作をする実習が面白かったので、就活では、そんな作業ができる仕事に就ければいいなと思っていました。
丸子/私の専攻は、化学工学の中でも生物だったんです。例えば、廃棄されてしまう鮭の部位を再利用できないかといった勉強でしたね。
山口/機械やモノづくりが好きだったから高専に進んだのですが、一方で、私は化学や薬学にも興味があったんですよ。就職先を選ぶ時、教官にその話をしたら「いい会社があるよ」と紹介してくれたのが武州製薬。機械と化学の両方に関われる、まさに自分がやりたいこととぴったりな仕事が待っている会社でした。
丸子/私は生物に関心があったこともあって、人々の健康に関われる仕事はやりがいがあるなと思って。当社の会社説明会に参加した時、武州製薬が国内唯一の医薬品・治験薬の受託製造専業メーカーであり、多くの大手製薬会社から受託しているという話を聞いて、知らない社名だったけど、すごい会社だなって思ったことを覚えています。高い技術力とノウハウと信頼がなければ、そうした実績は生まれませんから。自分もそんな会社で成長できたらいいなと思ったことが、入社の動機ですね。
山口/入社の前と後でギャップは感じましたか?
丸子/私は今、製剤工程の中の造粒を担当していて、手順書どおりに作業していくオペレーションを任されていますが、実験室レベルの仕事をしていくのかと思っていたら、大型で専門的な機械を駆使したプラントスケールでの仕事だったので、そのサイズ感には圧倒されたし、驚きましたね。
山口/私もいい意味でのギャップは感じましたよ。入社前は、黙々と機械に関わっていくのかなと思っていましたが、いろいろな部署の人たちと関わりながら仕事をしていくので、機械の専門家同士だけで通じ合える目線で仕事をしていてはダメ。誰もがわかる言葉や伝え方でコミュニケーションを図って、機械を維持していくことが大切。チームワークを発揮して仕事をしていく面白さを感じましたね。

高専卒の強み。それは多彩な実習から得た経験や知識が現場で役立つこと。

若い社員にも権限を譲渡し、仕事を任せてもらえる環境のなか、高専で学んだ専門性や実習で積み重ねてきたスキルが更に磨かれていくのが面白いですね。<山口さん>

丸子/医薬品製造の現場では、化学的根拠が必要とされるケースが多々あります。例えば、機械の部品が熱膨張したしたことで原料が溶け、部品に付着してしまうといった機械の動作に起因するもの、微粉が多かったために粒が形成されず、品質に影響が出てしまうといった医薬品ならではの物性に起因するものなど、現場ではさまざまなトラブルが発生しますが、その原因を究明する際、理論的な切り口から追っていく必要があります。そこでは、高専時代に培った感覚や経験が活きていると感じますね。
先輩や上長からの指導の下、このような考え方を養っていきますが、早い段階からレポートを作成するという高専時代からの習慣も、職場に早く馴染むことができた大きな要因のひとつだったと思います。
山口/実習の授業が多く、専門的な経験をたくさんしているというのは、工業高校や大学とは違った強みでしょうね。私が通っていた高専では、実際の生産現場を模した設備を利用し、機械制御についていろいろと学びましたが、当社のほぼすべての生産機械で、まったく同じ制御を採用したPLC(シーケンス制御によって機械を動作させる為の小型コンピュータ)が使われていたので、理解が早く進みました。私は包装機械のメンテナンスを担当していますが、破損した機械部品の交換を行う際、学んできた力学関係の知識が、破損原因の推定や改善に役立ちました。それに、部品の改良についても、機械メーカー頼みではなく、こちらから改良案を提示できる基本的なスキルが身に付いているのも強みに感じました。
丸子/当社には中規模な工作設備もあるから、簡単な修理や部品の製作は社内で手掛けてしまいますしね。機械やモノづくりが好きな人には、最適な環境がある会社だといえるでしょうね。
山口/そうなんですよ。高専生であれば、図面を引いて設計する授業も経験しているし、機械加工や溶接の実習も経験していますから、部品の設計から製作までを行える。だから、早い段階から職場の戦力になれると私は考えているんです。若いうちから活躍したいと思っている学生の方には、当社をおススメしたいですね。

高専出身者が持つ工学的センスは、学歴の壁がない武州製薬で自分を高める武器になる。

物質化学工学出身の丸子さんも、機械工学出身の山口さんも、高専で学んできた専門分野の知識を活かし、第一線で活躍中。工学的な視点はどの職場でも役立っています。

丸子/学歴による差がない平等な企業風土も、武州製薬の特色であって魅力ですよね。
山口/高卒、高専卒、大学院了などと採用の区分けはあるものの、それはスタート時点が違うだけで、経験を積んでいけば担当する仕事にほとんど差はない。つまり、やる気さえあれば学歴のハードルはない。みんなが対等で自分の意見を言い合える自由度の高い社風だと感じています。
丸子/現場では、高専の実習とはまた違った、より高度な技能や知識を必要とする実践的なステージが待っています。未知の技術と出会うことも多いなか、高専で培ってきた経験を発揮できる場面があるはずです。学んできたことを現場でどのように役立てていくか。それが面白さであり、自己成長につながります。
高専生は、自分たちが思っている以上に多くの知識や技能を保有しているということを誇りに思ってほしいと思います。そして、その実力や可能性を活かせるのが、武州製薬。
山口/工学系を専門とする高専生ということで、ともすると、医薬品メーカーという分野は畑が違うと思いがちでしょうが、モノづくりに関する知識や技術は、受託製造の現場で大いに役立ちます。例えば、機械を組み付けるときも、原料の特性に合わせて使用する部品が異なるといったことを理解して作業するだけでも、製品の完成度に大きな差が出てくる世界。そうした考え方や視点を持てる技術者が活躍できる場であることは、これから入社して来る人たちに伝えたいですよね。

学生の方へメッセージ

武州製薬には、すごいなと思えるスキルを持った先輩たちがたくさんいて、自分の可能性を伸ばしたいと思っている人にとっては、とても勉強になる職場だと思います。笑い声も聞えてくるなごやかな職場で、雰囲気はとてもアットホーム。人間関係の面でも、私は当社を選びたいと思うくらい、とても働きやすい職場です。
メンター制度を導入していて、1年間、先輩が横についていろいろとアドバイスや相談にのってくれるから、困ったことがあってもすぐに解決できるという点も、新人にはありがたかったですね。研修をはじめとした教育の充実も、人が育つ大きな原動力になっていると感じます。
<丸子勇人さん>

武州製薬は、ワークライフバランスもとれている会社だと思います。年間休日は126日。お盆やゴールデンウィークはいつも大型連休で、10連休だったことも。私は岐阜県出身で、連休には帰省してゆっくりとリフレッシュしています。地方から出てきている人にとっては、帰省もしやすいのは大きなメリットでしょう。
点検作業のために休日に出勤することがあっても、必ず代休があるし、残業も平均すると月に15~20時間程度。自分の時間を大切にしたい人にとっても、働きやすい職場ですね。
興味を持った方は、ぜひ、気軽に説明会等にご参加ください。
<山口晃典さん>

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人々の健康に貢献する医薬品をつくる会社が、社員の健康を損なう環境であってはならない。武州製薬では、働きやすい環境の整備には特に力を入れています。

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