最終更新日:2024/8/9

(株)力の源カンパニー【博多一風堂】

  • 正社員
  • 既卒可
  • PHOTO

業種

  • 外食・レストラン
  • 食品
  • 商社(食品・農林・水産)

基本情報

本社
東京都、福岡県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

一人ひとりの可能性を引き出してくれる職場だから、圧倒的な成長が手に入る!

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多彩なフィールドで活躍する先輩たちのキャリアステップ!

人気ラーメン店「一風堂」を展開する同社には、店舗以外にも多彩な活躍のフィールドが用意されています。そこで、中堅・若手社員3名に、これまでのキャリアパスや仕事のやりがいなどを語ってもらいました。

★商品本部 商品開発部 部長
 A.Sさん(写真中)
 2011年入社

★制度労務部 リーダー
 M.Hさん(写真左)
 2016年入社

★営業本部 東関東ブロック 第1エリア SV
 O.Tさん(写真右)
 2018年入社

先輩社員たちの1日

「日によって異なるものの、午前中は新メニューのレシピをまとめて、味の方向性を決定。午後は試食会を開催し、味をブラッシュアップしていきます」〈Sさん〉
「午前中は、店舗からまわってきた労務関係の書類のチェックや店舗とのやりとりが中心。ランチ休憩後は、給与計算や労務に関する書類の作成などを行います」〈Hさん〉
「実際にお店に入り、接客・調理をしながら指導を行うのが私のスタイル。午前中に各店舗の進捗確認を行った後、現場を巡回して実践ベースで育成に携わります」〈Tさん〉

店舗勤務、新店立ち上げを経て、商品企画部へ!次々にチャンスがめぐってくる環境

3年ほど店舗経験を積み、入社4年目に新店や新業態を立ち上げる部署へ異動。そこで、スタッフを育成しゼロからお店をつくっていく、現場のオペレーション構築に携わりました。印象に残っているのは、当社がアメリカで展開している鶏白湯ラーメンを逆輸入した、新ブランド「黒帯」や、植物由来の原料でつくったプラントベースのラーメンを提供するという新しいコンセプトのお店の立ち上げに関わったことです。店舗拡大にダイレクトに貢献できるやりがいを味わえました。

入社11年目からは、商品開発部で新メニューの開発・既存メニューのブラッシュアップに携わっています。味の方向性を決めてレシピをまとめ、試食と改善を繰り返しながら、“未来の人気メニュー”をつくりあげていく仕事。商品開発で意識すべきなのは、“新しい味”だけではありません。購買部門や品質保証部門と連携しながら、安定供給できる食材かどうかを調べ、仕入れる食材の値段交渉も行います。また、アレルギーの問題はないかを細かくチェック。ヒット商品を生み出すためには、ラーメン以外にも目を向けて、インスピレーションをもらうことも大切です。

この仕事の醍醐味は、自分のアイデアをカタチにでき、それを多くのお客さまに届けられることです。直近で携わった商品開発は、他企業とのコラボレーションで子どもの夢のメニューを実現するというものでした。私は、「小麦アレルギーのお父さんのために、米粉でつくったラーメンを食べさせたい」という6歳の女の子の夢実現をサポート。麺やかえしの醤油に小麦を使用しないラーメンを商品化するのは当社初の試みで、10回以上試作を重ねるなど苦労の連続でしたが、美味しそうにラーメンをすする女の子とお父さんの姿を見た瞬間に、大きな達成感を得ることができました。

私のキャリアパスからもわかるように、当社は次々に新しいチャンスを与えてくれる会社です。それを途中で投げ出すことなく、必ずやり遂げることで、さらに新たなステージが広がってきます。その繰り返しによって、私は自分の可能性を切り拓いてきました。「美味しいラーメンを提供したい」という想いは、現場時代とまったく変わっていません。当社が長年培ってきた味を継承しながらも、いい意味でお客さまの期待を裏切るような新メニューを世に送り出すことが今後の目標です。
〈A.Sさん〉

幅広いバックオフィス業務を経験!意見や提案を吸い上げてくれる社風が魅力

当初はグループ会社へ入社し、人事部門でキャリアをスタート。入社3年目にグループ内の人事を一本化することになり、力の源ホールディングスに転籍しましたが、求人広告媒体の選定や就職説明会の実施、一次面接、内定者フォローなど、トータルで4年ほど新卒採用を担当していました。自分が採用に関わった社員が店長に昇格するなど、入社後の活躍を見られることはとてもうれしかったです。

当社グループの魅力を広め、同じ志の仲間を集める人事の仕事において学生さんと接する際に大切にしていたのは、“会社目線”ではなく“学生目線”で接すること。ときには、「当社ではなく、他社のほうが向いていると思う」と、正直に伝えることもありました。最終的に他社に就職された学生さんのなかには、今でもSNSでつながっている方もいます。

入社5年目に、コロナ禍のさなか休業手当の支給などの業務が大変だと聞き、自ら希望して制度労務部へ異動しました。現在は、グループ300名の給与計算や勤怠管理、年末調整などを担当しています。海外で活躍している社員の給与計算は、毎月為替レートをチェックしながら、現地の生活指数に合った額に調整が必要なため、大変ですがプラスαのスキルを身につけることができました。

経営陣と距離が近い当社には、いい意見や提案を積極的に吸い上げてくれる風土が根づいています。店舗スタッフが半日有給を取得した際に、勤怠システムへの入力方法が煩雑で登録ミスが多いという課題がありました。そこで、簡単に登録できるようシステム改修を提案。使いやすくなったシステムは、この春にリリースされる予定です。

新卒メンバーは入社後、店舗からキャリアをスタートします。頑張りや実力をしっかり評価する当社は、自分次第でスピーディに成長していける環境。入社1年目の終わり頃に、店長に抜擢された社員もいます。入社6年目で海外店舗のマネジメントを任された社員もいるなど、グローバルに活躍できることも魅力です。店舗の枠を越えて、本社の店舗開発や商品開発、人事、労務、経理など、多彩なキャリアパスを描くことができます。当社でなら、自分の可能性を大きく広げていけるでしょう。
〈M.Hさん〉

入社2年目で店長に昇格し、6年目でSVへ!3か月間、パリの店舗で海外研修も経験

私が当社に入社した理由は、学生時代に「一風堂」でアルバイトをしていて、就職活動のことまで相談に乗ってくれる店長の人柄に魅力を感じていたことと、当社が海外で積極的に店舗展開を行っており、グローバルに活躍できる可能性があったからです。留学やバックパッカーなど海外経験がある自分にとって、とても魅力的に映りました。

私は、入社当時から「新店の立ち上げに携わりたい」とアピールしていました。すると、入社3か月目で新店のオープニングスタッフに抜擢されたのです。オペレーション構築に関わり、ゼロからお店をつくりあげていく経験はとても貴重なものでした。

入社2年目で店長に昇格して複数店舗を渡り歩き、6年目でSV(スーパーバイザー)に着任しました。現在は、担当している3店舗のパフォーマンスの最大化をミッションに、お店のクオリティやサービスの向上を目指して指導にあたっています。順調にキャリアアップできた要因は、チームづくりはもちろん、自分のお店を売上上位の店舗へと育てることで、結果にこだわった店舗運営を行ってきたことだと思っています。

当社におけるチャンスは、ポジションアップだけではありません。私は海外研修でパリの店舗に行かせていただきました。そこで、ラーメンという料理とともに、”おもてなし”といった日本文化を広めていく仕事なんだと実感。スープを飲み干す外国人客を見て、「一風堂」が世界で受け入れられていることを肌で感じることができました。現地のスタッフは、中国・ネパール・ベトナム・ミャンマーなどさまざまで日本流のマネジメントが通じないことも多く、各国のカルチャーを理解したうえで、指導することの大切さも学びました。

海外研修がきっかけで、「世界中の誰もが楽しめるラーメンを手がけたい」という気持ちが高まり、現在は動物性の原料を一切使わない「プラントベースプロジェクト」にも参加しています。今後の目標は、ビーガンやグルテンフリーに対応できる、未来志向のラーメンを世界中に広めていくこと。その実現のためにも、来期中には海外勤務を実現させたいです。
〈O.Tさん〉

学生の方へメッセージ

一人ひとりの成長が、会社の成長につながる。そのように考えている当社には、手を挙げた人にチャンスを与える風土が根づいています。ちなみに、当社の社長は皿洗いからキャリアをスタート。13年のときを経て、経営を任されるまでになりました。学生の皆さんのポテンシャルは無限大です。チャンスしかない当社でなら、自分の可能性を大きく広げていけるでしょう。

当社で活躍できるのは、自ら考えて主体的に行動できる方。例えば、上長から指摘される前に課題に気づき、率先して解決するアクションを起こせる方は、スピーディに成長していけるでしょう。また、私たちの仕事はチームプレーが欠かせません。周囲を巻き込みながら仲間を引っ張っていける方も、多くのチャンスを手にできると思います。

私はもともと教員志望でしたが、紆余曲折あって当社に入社しました。採用担当になる以前は、SV(スーパーバイザー)として店舗管理に携わり、店舗スタッフの育成を通して「人に教える」「人を育てる」という楽しさを味わうことができました。就職活動では、自分の軸を大切にしてください。軸を明確に決めることで、業界や職種にこだわらなくても、やりたいことを実現できるチャンスがたくさんあることに気づけるでしょう。

〈採用担当/古俣さん〉

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「子ども連れが気軽に外食を楽しめる社会を目指し、当社では“カルガモプロジェクト”を発信。こだわりの味だけでなく、おもてなしにも力を注いでいます」と語る古俣さん。

マイナビ編集部から

「ラーメンはメディアだ」とは、創業者・河原成美氏の言葉。つまり、作り手の想いを表現できる場であると同時に、無限の可能性が広がっていることを意味する。実際、同社では、植物由来の原料でつくったプラントベースのラーメンを提供する『一風堂 ルミネエスト新宿店』を手がけるなど、新たなチャレンジを続けてきた。

2008年のニューヨーク出店を皮切りに、現在は世界15カ国で店舗展開をしているのも特徴だ。今後のビジョンは、日本の食文化であるラーメンをさらに世界中に広めていくこと。地域によって異なるニーズを吸い上げ、現地の方々の嗜好に合わせた“至極の一杯”を創造することで、ラーメンのさらなる可能性に挑んでいくという。

同社の魅力は、社員一人ひとりが主役となって活躍できる社風。組織の歯車になるのではなく、自分の意志を大切にしながら、やりたいことにチャレンジできる。また、頑張っている社員に惜しみなくチャンスを与えていくので、高いモチベーションで働くことができ、圧倒的な成長を手に入れられるだろう。しかも、店長はゴールではなく、あくまで通過点。今回の取材を通して、同社はそれぞれの限界を超えて大きく成長できる会社だということが伝わってきた。

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“変わらないために変わり続ける”という理念のもと、進化し続ける同社。ただ、目の前のお客さまの「笑顔」と「ありがとう」のため、という想いは今も昔も変わらない。

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