予約リストに追加した企業へのエントリーを行いました。
以下のボタンから、予約リストを確認してください。
予約リストへ
エントリー受付を開始しました。
トップページへ
エントリー受付開始!!
会員の人はログインしてください。
最終更新日:2024/8/9
予約リストからも削除されますがよろしいですか?
部署名設計部 機関部担当
仕事内容機関室内の配管やタンク、艤装品の設計
佐々木造船は、オーナーの要望に柔軟に対応するだけでなく、新たな技術の導入にも積極的です。また内航船も外航船もどちらも建造することができ、日本国内のみならず海外からの評価も高い会社です。そのうえ、LPG船やケミカルタンカー等の特殊な船ばかりを建造しているなど、私の知る限りではこのような特色のある造船所は他になく、とても魅力的に思えことから就職を決めました。私がこの造船所を初めて知ったきっかけは、大学の学内合同企業説明会でした。造船志望で複数の造船会社の説明会に参加しましたが、一番印象に残っていたのが佐々木造船で、説明会に来ていただいた先輩もやりがいがあると言っていたのが心に残り、この造船所に行きたいと思う気持ちは強くなりました。面接に行った際、造船所内を見学させて頂きましたが、船のブロックや部材を作っている様子を見ることができ、造船所への関心がさらに深まりました。※内航船…国内航路のみを航行する船。※外航船…国際航海を行う船。※ブロック…効率的に製造するために船体を区分けした組立単位のこと。※部材…鋼材を加工して作る、船を組み立てる際の最小要素となる材料のこと。
私は現在、仕様書や機関室の機器配置図や配管図等を基に、機関室内のタンクや機器台を含む艤装品をCADで設計したり、必要な部材の発注を担当しています。船により、機器は勿論、機関室の構造自体も大きく異なります。このため、設計する際には、他の担当部署の方々ともよく連携を取る必要があります。また、海上試運転等の各種検査にも携わり、記録した数値・情報を基に計算を行い資料をまとめています。船の性能に直結することもあり、いつも以上に緊張する現場です。また時に現場に行き、図面だけでは分からない現場の状況を確認したり、職人さんから意見を聞くなどして、図面の問題点や改善策を見出すこともあります。これらをフィードバックし、次の船で活かすことがとても重要です。このため、設計内はもちろん、現場の方々とのコミュニケーションを大切にしています。今は知らないことも多く、上司や先輩の方々に支えられていますが、一人前になるため日々勉強中です。※機関室…船を推進させるメインエンジンを中心に、機械・装置類を集中的に配置している区画。※海上試運転…ほぼ完成状態にある船を実際に海で航行させる試験。速力や操縦性等をテストする。
私が自分の成長を実感したのは、前回の失敗を次に活かすことができたときのことです。船の引き渡しが近くなると、完成図をまとめる仕事があります。完成図とは、船の完成形の設計図面、船に必要な機器、部品の図面やその取扱説明書の事です。一つの船に関わっているメーカーは、船にもよりますが約50社以上になります。私はそれらのメーカーから各種機器の完成図を手配し取りまとめ、船会社に郵送する仕事 を担当しているのですが、初めてその仕事を任された時には、メーカーに電話するだけでも緊張し上手く会話することすらできなかっただけでなく、資料を取りまとめる作業にしても無駄・ミスが多くありました。しかし仕事が終わった後に、自分の問題点、改善策を熟考したことで、次に同じ仕事をした際にはメーカーとのやり取りがスムーズになり、作業時間も大きく短縮することができたことから自信が付きました。これにより、他の仕事でもメーカーに連絡する際には落ち着いて説明できるようになったほか、仕事をいかに効率的に行うかということも良く考えるようになりました。今思うと、これが自分の成長した瞬間でもあり成長するきっかけでもありました。
会社の休日は買い物をしたり、リフレッシュのためドライブに行ったり、島の外に出かけたりしています。私が住んでいる島は海の景色が美しく、海岸の道を走るだけでも爽快な気分になれます。島の外の竹原にたまに出かけるのですが、その時買い物をしたり温泉に入りに行くなどして、仕事の疲れを癒しています。また普段あまり運動をしないので、最近は健康のために休日だけでもフェリー乗り場から駅まで約30分ぐらいウォーキングをしています。その間の道は海の近くで景色もよく、竹原の古い町並みを見ることがでるので良い所です。家にいる時は部屋を掃除したり洗濯をする等、家事をしています。一人暮らしで大変なこともありますが充実した日々を過ごしています。
私は、就職活動を始めた時は何をしたらよいか分からず焦っていました。就職活動中の皆様も、私と同じように就職活動にうまくいかず焦っている方もいるかもしれません。そういう時は、色々な会社の説明会に参加してみてください。色々な価値観を持った会社員と話をすることで、本当に自分に合っている会社を見極めることができます。「自分はこの会社でこんなことがしたい」という熱意があれば就職活動は上手くいくと思います。私も面接で緊張してあがってしまった経験がありますが、自分はなぜこの会社を選んだか、この会社でどのようなことがしたいかを、自分なりに熱意をもって話しました。少なくともその熱意は面接官に伝わったと思います。就職活動は自分の人生を決める大きな分かれ道です。ぜひ後悔が無いように挑戦してみてください。また周りが内定をもらっていく中、上手くいかなくて落ち込むこともあるかもしれませんが、自分を信じ頑張ってください。