最終更新日:2024/7/16

グリーンライフグループ[グループ募集]

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 福祉サービス
  • 医療機関
  • ホテル・旅館
  • 給食・デリカ・フードビジネス
  • サービス(その他)

基本情報

本社
東京都、大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

目の前の人を思い、行動をすることで、温かな暮らしの実現をそっと支える

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2人の若手社員の成長の軌跡

群馬県の介護付き有料老人ホームで勤務する大出さんと青柳さん。介護の実務は未経験のまま飛び込んだが、温かな先輩の支えのもとで一歩ずつ成長を遂げている。2人のワークスタイルに迫った。

大出 岳さん(写真左)
グリーンライフ東日本(株) メディス桐生2番館 総合職
ビジネス情報学部スポーツ科卒
2020年入社

青柳 真理さん(写真右)
グリーンライフ東日本(株) グリーンライフ中央前橋 介護スタッフ
人間科学部社会福祉学科卒
2022年入社

会社のいいところは?

親身なって相談に乗ってくれる社員が多いので、大出さんは安心して仕事に臨むことができている。大学時代にトレーナーとして身に付けた知識も活かされているという。
青柳さんにとって父母世代の人が施設長やベテランスタッフとして活躍中。親や兄姉のように何かと気にかけてくれる人が多いことが安心材料になっている。
群馬県で働く2人の先輩たち。介護に関しては実務経験がほとんどないまま入社したが、周囲の先輩の支えを受けながら施設にとって欠かせない人材に成長を遂げている。

【大出さん】高齢者の笑顔の暮らしのために、全力で頑張って行く

大学ではスポーツトレーナーを目指して、人体構造学やトレーニング論、栄養学などを学んでいました。ただ、次第に他の道の方が自分の性格に合っていると思うようになり、就職活動では業種業態を問わずに幅広い企業を受けていました。そんな中、介護業界なら大学で身に付けた運動や栄養の知識が応用できると知って興味を深め、グリーンライフグループに出会いました。施設見学をしたときに先輩社員が明るく受け答えしてくださり、非常に気持ちがいい施設だというのが伝わってきたのが入社を決める大きな決め手となりました。

最初の約2年半は群馬県にある介護付き有料老人ホーム『グリーンライフ中央前橋』に所属。先輩の指導を直接受けながら、ご入居者の日常生活のお手伝いをしていく日々を過ごしました。当時は作業の手際が悪く、ご入居者にご迷惑をかけてしまったこともありましたが、周囲の先輩方にやさしく教えていただいたおかげで、2年目の頃には自立して動けるようになっていきました。

ご入居者のケア内容に関して、当社ではチームで意見を出し合いながら支援方法を探っています。例えば、一人でトイレに行くのが難しい方に対して、すべてをケアしてしまうと自立する力が失われてしまうからと、用を足すときに社員の誰かが支える体制を作ったことがあります。最初は自立を諦めていた方でしたが、私たちのサポートによって自分自身で体が動かせられる!と認識され、以前よりも活動的になられる姿を見て、この仕事の素晴らしさを体感しました。

現在は『メディス桐生2番館』に異動。同じように介護の最前線に立ちながら、新しいご入居者や社員との関係性作りに臨んでいます。ご入居者も、社員も個性は十人十色。それぞれに合わせた接し方を探していくのが楽しいと実感しています。

この施設では感情表現が上手くできない認知症のご入居者と深く接する機会がありました。私自身、真っすぐに目を見つめながら、根気強く言葉を交わしてその方の気持ちのやり場を作り、親身になって寄り添っていったところ、次第に表情も穏やかになり、私以外の人への接し方も柔らかくなられるのがわかりました。他にも少しでも歩かれたり、車いすが操作できるようになって笑顔になられるご入居者の姿を見かけることがよくあります。その人に寄り添っていけるこの仕事はまさにやりがいに満ちていると感じています。

【青柳さん】ご入居者の喜びが、私にとってのモチベーション

中学生のときの職場体験で介護デイサービスを経験したのをきっかけに、福祉という仕事に興味を抱くようになった私は、大学進学後は社会福祉士資格を目指して学びを重ねていました。就職を考えたときには役所などの選択肢もありましたが、原点である高齢者介護に携わりたいと就職活動では介護業界を志望。大きめの会社なら安心感があると思っていたところ、グリーンライフの名前を発見しました。社長との最終面接では、一人ひとりの思いや特徴をしっかりと見てくださっているのが伝わってきて、自然とここで働きたい気持ちが沸き上がってきました。

配属された介護付き有料老人ホーム『グリーンライフ中央前橋』は最大60床の施設で、看護師やリハビリ担当も常駐していることから介護度の高い方も率先して受け入れています。最初の3カ月ほどはOJT期間となり、先輩の支援を受けながら介護の実務を身に付けていきました。社会福祉士に合格したとはいえ、座学が中心の資格ですから介護の実務を知っていたわけではありません。自立して動けない方に対して、どのようにケアしていけばいいのか迷ってしまうこともありましたが、OJT担当の先輩のみならず、ベテランの先輩たちが本当に優しく教えてくださったことが非常に心強かったですね。

2年目になってからは何人かの先輩が異動したこともあって、私が新しく入ってきた人に施設のルールなどを教えていく立場となってきました。1年目の頃は無我夢中にご入居者にケアすることだけを考えていた私でしたが、今ではその日のメンバーを仕切る“キャプテン”という立場を任される日もあるなど、少しずつ視野を広く持って仕事ができる力が身に付いています。

笑顔があまり見られなかったご入居者が笑ってくださったり、突然名前を呼んでいただけたりというちょっとした変化が日々の喜びにつながっています。心に残っているのは、七夕のイベントのとき。願い事を書くとき、「何もないんだよね」というご入居者に「好きなものを書いてもいいんですよ」とお伝えすると、返ってきたのが「あなたが好き」といううれしい言葉。周囲にいたみなさんも「あなたが好き」と言ってくださって、とても幸せな気持ちに包まれました。おかげでもっと頑張って行きたいと、いっそう前向きな気持ちになりました。

【大出さん/青柳さん】先輩たちの仕事上のポリシー、今後の目標

【大出さん】
普段から相手の話をしっかりと聞いて、意図をかみ砕いて読み取ることを意識しているつもりです。ご入居者の中には言葉をうまく発することができない人もいらっしゃるので、なおさらしっかりと集中して相手の話を聞くのが大切だと思っています。『メディス桐生2番館』に異動してまだ日も浅いので、さらにご入居者のことを理解できるように確かなコミュニケーションを心がけていきたいと思っています。
将来的には介護福祉士資格の取得もめざしています。今は時間的に余裕があるときに問題集を眺めているくらいですが、本格的に受験する場合、会社側も勤務時間の融通を利かせてくれたり、資金的な援助もしてくれるので非常に心強いと感じています。遠い将来はケアマネジャー、さらには施設長といった道に進むことも視野に入れています。
私のように介護未経験で入社する社員も多いので、就職活動中の学生の方もぜひ当社に興味を持ってほしいですね。人の暮らしに密接にかかわる仕事ですから、明るい対応できる人であれば問題なく成長を遂げられるはずです。

【青柳さん】
私が日々、大切にしているのは目の前のご入居者に対して丁寧に向き合うこと。たとえケアの時間がかかったとしても急いでしまうことなく、一つひとつの言葉や作業をきっちりと行うようにしています。そうした姿勢はご入居者にも伝わるもので、「あなたが一番、頼りになるよ」との嬉しい言葉をいただけるようにもなりました。
もっと深くご入居者に接するためにも、私も介護福祉士資格を目指しています。3年以上の実務経験が必須なので、資格要件を満たすその日までしっかりと自分を磨いていきたいと思っています。将来の役割などは具体的に決めてはいないのですが、介護付き有料老人ホームのみならず、訪問介護やデイサービスなどさまざまな形態の施設が当社には存在していますので、色々と経験をして自分を高めていきたいと考えています。
もし、この仕事を目指したいなら、“人が好き”と思えるのであれば問題なく成長できるはず。介護や福祉未経験者も大歓迎。何も知らない人の方が、経験者にはない視点からケアができる部分も多いので、ぜひチャレンジしてほしいですね。

学生の方へメッセージ

ご入居者と信頼関係を結ぶとき、私たち世代は「時間をかけてじっくり」というスタンスを取る傾向が強くなっています。一方、最近の若い社員たちを見ていると、いい意味で距離感が近く、ご入居者とあっという間に仲良くなり、打ち解けている姿が見てとれます。自分の周りにシールドを作らず、どんどん積極的に相手の懐に入っていくその姿には私自身、学ぶべきところが多いと感心させられています。

ただ、積極的に動いていると、どうしても失敗をしてしまうもので、できなかったことを気にして落ち込んでしまう若い人も少なくありません。失敗を糧に次に向かえば問題ないこと。どの施設でも先輩たちがやさしく、丁寧に教えてくれますので、ためらわず周囲を頼っていく姿勢が、成長につながっていくのだと思います。

私も20年以上、この仕事を続けていますが、ご入居者と信頼関係を構築し、「ありがとう」の声をかけていただけるのが何よりの励みとなっています。ご入居者を何よりも大事にする気持ちを持ち、自分の意見をしっかりと伝え、困ったときにはSOSを発信する。そんなことが自然とできる人であれば学部学科は一切不問。社内を見渡すと福祉系学科出身者もいますが、全く未経験のまま入社する人も多いだけに、さまざまな背景を持つ学生に挑戦してほしいですね。

<グリーンライフ中央前橋 施設長/宇木さん>

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「面接では自分を偽らず、ありのままを表現してください。言葉は拙くとも伝えようと努力する姿勢があれば、責任をもって仕事してくれる人だとわかります」(宇木さん)

マイナビ編集部から

西日本を管轄するグリーンライフと、東日本を管轄するグリーンライフ東日本の2社で構成されるグリーンライフグループでは、介護付き有料老人ホームをはじめとするさまざまな福祉施設を全国各地で運営している。大切にしているのは「1年365日同じ質と量のサービス」との考え方。ご入居者にとってやすらぎを感じられる時間を提供し続けられるように、いつ何時も同じハイクオリティのサービスを提供するのを身上としてきた。

介護福祉というと専門性を持った人間だけを採用していると思われがちだが、必要な資格の取得補助や研修体制も整えているだけに、新卒の多くは未経験者で構成されている。目標をもって自分を磨ける人材であれば、会社も正当に評価。実際、2年目でリーダーに抜擢されるような若手もいるし、数年で施設長に就任したり、未経験から資格にチャレンジして介護福祉士やケアマネジャーとなる人材もいるという。

毎年、目標管理シートを作成して、施設長と面談の上で将来のキャリアを相談できるチャンスも用意しているから、なりたい方向に向けて自己研鑽がしやすい体制も整っている。人生の大先輩であるご入居者のことを大切に思い、やさしい気持ちで支えていくことができれば、さまざまな背景を持つ人材にチャンスが訪れるはずだ。

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大規模な介護付き有料老人ホームから少人数のグループホームまで、多様な角度から高齢者らを支えるサービスを展開。介護福祉に携わるプロとして厚みある経験ができる。

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