社会福祉法人一羊会

ワンルームマンションの共有部分の清掃や、公園の除草作業を利用者さんと一緒に行っています。
また、利用者さんの徳世を考慮して作業を割り振るなど、それぞれの支援計画に沿った支援を意識し利用者さんと関わっています。

児童から成人の方の生活介護まで幅広く事業所を展開しているので、より包括的な支援が可能だと考え興味を持ちました。
見学・実習を経て、職員と利用者さんが「一緒に働いている」という関係性が魅力的で一羊会で働くことを決めました。

とにかく楽しいです。
もちろん支援の仕方などで悩むことも多くありますが、それらを先輩職員に共有し、一緒に考え込んだ時間の後には深い充実感に満たされます。
上司・先輩方の些細なことでも話しやすい雰囲気、同じ目線に立って考えてくれる安心感に支えられ、自身の成長も確実に感じることができる職場です。

ある利用者さんが私に対して「もっと落ち着いたらいいのに。ゆっくりでええのに。」と話していたことを聞いた時は、よく分かってるなぁと思わず笑ってしまいました。
気が引き締まるとともに、普段から気に掛けてくれている様子を思って嬉しくなりました。

入職して約一年、利用者さんとの関わりを通して、自分と深く向き合う機会が非常に多くありました。
いわゆるハンディキャップといわれるものを抱えながらも心から楽しそうに生きている姿を見ていると、良い人生って何だろう？生き方って、もっと自由でいいのかもしれない、と新しい視点を得ることができました。
正解がないからこそ悩みは尽きませんが、その悩み考え続けることこそがこの仕事の醍醐味であると感じています。