最終更新日:2024/8/9

(株)内田組

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 建設
  • 建築設計
  • 住宅
  • 設備工事
  • 商社(建材)

基本情報

本社
滋賀県
残り採用予定人数
2

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

それぞれに目指す「施工管理の監督」の未来像

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建築も、土木も。様々な施工現場に立つ醍醐味とは。

建築と土木の施工現場に立ち、頼れる現場監督へと育ちゆく--。
滋賀の建設業として着実な成長軌道を描く内田組、その未来を担う若手社員3人の姿に迫る。

「感情をまっすぐぶつける職人さんが多いからこそ、自分は熱くなり過ぎない」(Iさん)
「何事にも落ち着いて行動し、ミスはなくす。でも失敗は誰にでもあるし、引きずらないことも大事」(Yさん)
「何でもやってみて、こなして、経験を積んでいくことですね。仕事を覚えるために、大事なのは」(Tさん)
胸に抱くモットーは三者三様だが、「地元・滋賀に貢献したい」という想いは、一つだ。

■Iさん
建築部
平成26年入社  教養学部 建築学科卒
■Y さん
建築部
平成31年入社 工学部 都市創造工学科卒
■Tさん
土木部
平成31年入社  文学部 歴史学科卒

内田組の「ここが、いいところ!」

資格取得など、キャリアアップを積極的にバックアップしてくれること。一人ひとりに「何とかしろ!」と無理を押しつけないのも、嬉しいですね(Iさん)
いつもフランクで丁寧に対応してくれること。若い人の活躍に期待してくれて、その環境づくりも大事にしているので「ここで、働き続けたい!」と思えます(Yさん)
気さくな雰囲気と優しい人柄です。自分のやりたいことを、確かなキャリアとして築けるように、一人ひとりの成長をしっかり見守ってくれるのは、心強いですよ(Tさん)

「先読み」「共有」「念押し」を大事に、自分らしい監督スタイルを目指す!

工程管理の先読みができると、やりがいも面白さも一気に高まるんだ――。
そう実感するようになったのは、3年目を迎えた頃です。それまでに10数か所もの施工現場に立ちましたが、「どんどん経験を積ませて、育てよう!」という会社の方針だったんです。だんだんと資材や人員の手配も任され、イレギュラーな事態が発生してもすぐに現場で話し合い、臨機応変に仕事を進められるようになりました。
 今、大規模な建築現場で現場所長のサブ(技術主任)として工程・品質管理を任されています。他の現場も兼務する所長に代わって、工程全般を先読みし、その進捗に責任を負う立場なので、細やかな確認と気配りは欠かせません。お客様との定例会議での報告・説明や要望事項への対応なども、その一つです。また、現場の隣が線路で、足場づくりやレッカー作業の工程には、事前に鉄道会社に有料で監視員の派遣を依頼する必要があるので、なるべく最短でコストも抑えるように、段取りも工夫しています。
品質面でも、施工後は隠れて見えなくなるところも、しっかりと写真データで記録を残し、傷や仕上がりのきれいさを、丁寧に確認しています。老朽化した倉庫の解体から、更地にして新しい倉庫が出来上がるまで。すべての工程管理を手がけるのは初めての経験ですが、自分なりに手応えと充実感がありますし、完成して「オレがやった!」と達成感を味わえることが楽しみです。
 施工管理の現場ではいつも「共有」と「念押し」を大事にしています。現場の協力業者さんや職人さんと、週単位で工程の流れをみんなで共有し、念押しの確認もして、と。それは、以前の建設現場で一緒に働いた現場所長の姿を、見習っているんですよ。工程の段取りや現場状況の把握、臨機応変で的確な指示などすべてが完璧で、とにかく全員と話を重ねていく。だから現場のみんなが動きやすいし、ミスが生じた時も何もなかったかのように、工程がスムーズに流れる。「みんなが協力し合える。そのやり方って凄いし、そんな現場監督って、とても素敵だな」と。
しっかりと見習って、他の現場所長のやり方も学びつつ、さらに「自分らしさを活かす」現場監督のスタイルを、つくり上げていけたら嬉しいですね。そして近い将来、まだ手がけたことのない大規模建築も任せてもらえる現場所長になれるよう頑張ります!(Iさん)

原価管理も制約のある施工現場も、建築は「大事なことが面白い!」

未来の街づくりに、建築で力になれたら――。
大学で土木・交通系インフラの未来デザインを学んだ時、建築なら街づくりのすべてに関わるチャンスがあるな、と。どうせチャレンジするなら地元・滋賀で活躍したいと思い、地元密着の内田組ならできる、と入社を決めました。
 入社後はまず、設計積算を担当しました。すぐに現場の施工管理に携わると思い込んでいたので驚きましたが、とてもいい勉強になりました。面白いんですよ、原価管理って。どの建物に何本の柱が必要で、原価はいくらか。その積み重ねで一つの建物ができる、とわかり、実は建築で一番大事な仕事なんだ、と。そのことを知って現場に立つと、やっぱり違いますね。
初めて配属された施工現場は時間制限があって音も出せない、特殊で難しい施工現場でした。競走馬のトレーニングセンターで、厩舎の解体から新しい木造厩舎の建設まで、大切な競走馬を驚かせることのないように、調教に支障が出ないように、とすべてに馬が最優先で、細心の注意と入念な打ち合わせを重ね、調教時間を待つ間は事務作業に当てるなど、工夫も凝らしました。
馬に異変があればすぐに工事を止める。場内の速度制限も厳守する。そうした制約や約束事を、どうすれば現場の職人さんに、しっかりと伝えることができるか。私なりに考えて、少し大げさに言えば「耳元で話す」ようにしていました。みんなに集まってもらい、互いに顔を合わせて、詳しく語りかける。そして、一緒に図面を見ながら、目で見てわかりやすく確認し合う。日々の積み重ねの大切さを、実感しました。音や時間の制約があるなど、いきなりハードルの高い特殊な現場に立ちましたが、この経験は将来、集合住宅や狭小空間など、施工条件が厳しい現場に活かせるのではと考えています。その意味でどんな現場にも、その場所や空間ならではの面白さがある、と思えるようにもなりました。
 まずは建築施工管理技士の2級に合格できたので、次は1級を取得して、大規模な建築も「Yに任せたら大丈夫!」と言ってもらえる現場所長になっていきたいですね。そして、会社にも、先輩や後輩にも頼られる存在になって、いつまでも十分に活気と勢いがある会社を、そして地元・滋賀の街づくりを、もっともっと盛り上げていきます!(Yさん)

互いを認め合う現場をつくり、すべてを把握する「土木のプロ」に!

自分の手で、何かをつくる仕事がしたい――。
そう思って、就職活動では建設業を志望しました。父が建設業関係の仕事をしているので、子どもの頃に施工現場の資材搬入へ一緒に行き、活気ある現場を見て「格好いいなあ」と憧れていたことも、蘇ってきました。
 大学でボート部に在籍し瀬田川で練習していたので、内田組の看板や施工現場をよく目にしていました。興味を持って説明会の扉を叩いたら、社員のみなさんが優しい方ばかりで、とてもフランクで人柄もいいんですよ。「一緒に、仕事をしたい」と思えたことが、最後の決め手になりました。
入社後は、道路舗装など土木工事の測量調査や資料作成を任されています。測量機器を水平に据え付ける。そんな初歩からのスタートでしたが、現場所長には「時間がかかってもいいから、しっかり正確に読むように」とアドバイスをもらい、職人さんも「数値がおかしいと思ったら、何度でも測り直したらいい」と励ましてくれて…。おかげで、自分なりにどうすれば時間を短縮できるかを考えるようになりました。測量の経験を積むことで、いまでは「この数値、おかしいな?」と気が付きますし、リズムよく「正確かつスピーディー」に測量できるようになった手応えを感じています。
 現場監督が、何をどうする仕事なのか。実は入社するまでは「わかったつもり」でしたね。自分が作業するのではなく、業者や職人さんに指示を出し、協力をお願いする立場で、役割分担で互いの仕事を認め合っていくんだな、と。そして、工事にどれだけの日数が必要でいつ終わるか、的確に工程を把握できる現場所長って、本当に凄いな、と改めて感じています。いまの私には憧れの存在ですが、将来はそんな「認め合う現場をつくる」「何をどうするか、すべてを把握できる」所長になりたいですね。
 去年1級土木施工管理技士補に合格しました。今1級土木施工管理技士取得を目指して仕事も勉強も頑張っています。道路をつくり、人や車が通って街がつながり、暮らしに欠かせないインフラとして地図に残る。そんな役立ちとスケール感が土木工事の魅力ですし、その仕事に自分が携わる喜びや達成感って、学生時代には考えもしなかったこと。その醍醐味を知ったいま、日々の成長を実感しながら、一歩ずつ「土木のプロフェッショナル」を目指します!(Tさん)

学生の方へメッセージ

内田組は創業より60年以上にわたり「地域密着の経営」を貫いてきました。建設・土木事業を通して、直接的に地域に貢献することが私たちの願いですし、社員も「滋賀県で働きたい」という地域愛が強いのが特徴です。また、建築と土木のどちらも、経営の柱となる力強い事業としてバランスよく展開していることも強みです。公共事業も民間事業も、木造から鉄筋コンクリートまで、幅広く一定規模の案件を手がけてきた実績もあります。建築か、土木か。そんな二者択一ではなく、建設業でどちらかに迷う方には、入社後に実務を経験してからキャリアの方向性を決めることができます。一人ひとりの意向を尊重し、自分がどんな現場に立ち、どのようなキャリアを描いていくか、経験や成長をしっかりとバックアップしています。もちろん、本人の努力は必要ですが、そのための資格取得を奨励し費用も全額会社が負担する支援制度も確立しています。
 滋賀県は国民体育大会の開催や高速道路の延伸、さらには新ダム建設など、数多くの建設プロジェクトが計画されています。成長が期待される市場として、また確かなキャリアや実績を築く魅力ある現場としても、全国的に見ても大きなチャンスがあります。思う存分、仕事にチャレンジでき、着実に成長できるプロセスがある。そんな現場に恵まれる環境があることも、実はとても大事な「見極めのポイント」だと思いますよ。
(取締役・内田種生)

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滋賀県で働きたい、地域に貢献したいと思う人はぜひ、扉を叩いてください。20代の若手や女性技術者が現場所長や技術主任として活躍していますよ(内田取締役)

マイナビ編集部から

一人ひとりの成長が、内田組の成長につながる――。
その想いと経営姿勢を象徴するのが内田組の企業理念「和と団結」だ。社長や経営幹部が先頭に立ち、社員一人ひとりを見守り、フォローアップを欠かさない姿や、滋賀県内の建設業では離職率が低いことも、その表れだろう。
 これまでの成長を担ってきたベテラン社員からその技術を継承し、新たな原動力となっていく人材の育成にも積極的に取り組んでいる。新卒採用で入社した若手社員が着実にキャリアを積み、次々と頼れる現場監督として独り立ちし、花開く時期を迎えようとしている。早ければ5年で1級建築施工管理技士を取得する社員もいて、引き続き「新卒採用→育成」に力を注いでいくところだ。
 これから労働人口が減り続けていくなかで、建設業界も働き方改革に挑み変革を進めていく必要があるだろう。内田組はその先頭に立ち、時流の変化にもアンテナを高く張りながら、進取の精神で自ら率先して変わり始めようとしている。これから入社する若いチカラが、その確かな原動力となっていくことを感じられる取材であった。

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社寺仏閣から大学や高校など教育・スポーツ施設、商・工業施設、住宅・マンションまで。幅広い建築実績を誇り、土木事業も県内全域の道路・河川の工事を手がける。

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