最終更新日:2024/8/28

(株)イメージサイエンス

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 広告
  • インターネット関連
  • 芸能・映画・音楽

基本情報

本社
東京都

取材情報

事業について伝えたい

映像だから伝えられる企業や商品の魅力。確かな技術でクライアントのニーズに応える

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相手を知りたいという好奇心が映像制作の要になっていく

企業のホームページやイベントなどで展開されるプロモーション映像。クライアントの期待に応える映像制作で、54年という長きに渡り数多くの企業からの信頼を得てきたイメージサイエンスの使命について聞いた。

代表取締役 木村照彦さん

イメージサイエンスの強み

「私も現場時代は世界中を飛び回り、各地で様々な人や文化と出会ってきました。その一つひとつの経験が次のプロジェクトに生きていく、そんな仕事です」と木村代表。
創業以来、各国で映像に関わる数々の賞を受賞してきた実績がある。先輩たちが蓄積してきた技術と成果に誇りを持ち、そのカンバンを背負って次世代の作品を作っていく。
クライアント、自社、そして自分自身の成長をダイレクトに感じながらモノづくりに関わっていける環境がある。仕事を通じて得られる責任と実績が未来のキャリアを築く。

映像で企業の事業展開を支援するプロモーション映像の制作。分野をこえて多様な業界と関わり合う

“映像”と聞くと、皆さんはどんなものを思い浮かべますか?
一般的にはテレビや、映画、今なら動画配信でしょうか。しかし私たちが制作している映像は、“企業映像”といわれており、企業や商品の魅力を人々に伝えるものです。これは企業が顧客や今後顧客になるであろうであろう人々に向けて制作するもので、エンターテインメントが目的ではありません。

映像は、歴史的に見ても人々に何かを伝えるツールとして非常に有効なものです。
企業映像はかつて “産業映画”といわれており、主に国を代表するような大企業がその活動や意義をPRする為のものでしたが、その制作には莫大な費用がかかることから制作本数は限られたものでした。しかし日本の経済成長によりテレビの普及やビデオの登場など映像技術の革新によって映像制作が身近になり、今では多くの企業が自社や製品のPRのための映像を制作することが当たり前になってきたのです。
1970年に設立された当社は、当時から国を牽引するような成長産業をはじめ様々なジャンルのPR映像の制作を行ってきました。当社制作の映像が、微力ながら海外進出をしてその事業を拡大させていく企業の成長の一翼を担ったといっても過言ではないでしょう。

PR映像は、自分の好きな映像を作るわけではありません。基本的にクライアントや商品ありき。PRすべき対象をよく知り、多角的に魅力を考え、その特徴を伝えるために最適なアプローチをしていく必要があります。人に何かを伝えるには、そのものだけではなく、背景にある歴史や特徴、技術をしっかり理解する事がとても大事。映像の目的はプロジェクトごとに異なるので、毎回その対象に興味を持ち、学び、知識を身につけた上でどのような映像表現をしていくか考えていくわけです。 良い映像を作るに為には、最適なスタッフと企画、どこで撮影し、どんな語り口にして、どんな音楽を使うのかといった制作に関するおよそ全てのことを構築するのが私たちの仕事。

何を伝えるべきか、説得力のある映像を制作するために必要な条件を考える情熱とセンスが欠かせません。 正しく魅力的に物事を伝えていくのはとても奥深いものといえます。

映像制作の知識はゼロでいい。好奇心を持ってモノを見て、人と関わっていくことが、いい制作現場を作る力に

変化の激しい映像制作業界において、当社が長く事業を続けてこられた理由のひとつには、真摯にクライアントの話を聞き、彼らの期待以上の映像作品を制作してきたという点にあると思います。クライアントの想像を超える提案をするに為には、物事のいいところを見つけるという視点だけでなく、クライアントよりもさらに先を見て、彼らが気付いていない魅力を探し提案するといった能力を持つ社員の存在が当社の事業には欠かせないのです。

仕事内容は昔から変わりませんが、働き方は大きく変化しています。私たちの仕事はある意味で業務とプライベートの境目が曖昧かもしれません。企画や撮影のアイデアはいつでも頭に浮かびますし、日常でキャッチした情報も仕事に活かすことができるもの。しかしオフィスでの業務や制作の現場に立つ時間は、自らコントロールしてメリハリをつけた働き方ができる環境に。情報を得るアンテナは常に稼働させつつ、休むときは休み、無理なく自分のペースを見極めながら仕事をしてください。

当社には映像制作の知識ゼロから入社する社員が多数います。私もそうでした。新人時代に大切なのは分野を問わずになんでも吸収しようとする幅広い好奇心。本を読むこともイマジネーションを広げていくための大切なツールです。文字の先にある景色を想像すること、それも映像制作に関わる人材として欠かせない視点だと思います。
私たちの仕事で最も必要とされる技術、それはコミュニケーション能力です。プロデューサーは、クライアントや撮影などの専門職の皆さん、役者さん、撮影先の現地の方々など様々な方と関わります。小さなことで言えば、撮影現場でスタッフみんなに用意する食事をどんなものにするかにも、制作陣のセンスが現れるものなんですよ。

入社時には研修として仕事のフローを学びますが、現場に出てみると「こんなにやること、気にしなければならないことがあるのか!」と驚くでしょう。そこで一つひとつの経験を通じて映像制作の全体像を少しずつ把握し、自身の役割を理解していけるように先輩たちも導いていってくれるはずです。 仕事が大変だと「自分には向いていないのでは?」と心配になることもあるでしょう。しかしそれは当たり前で、まだそのスキルが足りないだけ。この大変さの先には何があるのか見てみたい、そんな意欲を持って学んでいけば、自分のやるべきこともわかっていくでしょう。

クライアントと密に関わり、互いを理解し合いながら映像を作ることの面白さを知ってほしい

映像はこれからもなくなるものではありません。しかしそのあり方、作り方は現在過渡期にあるともいえます。それは私たちが制作している企業や商品のプロモーション映像でも同じ。決してなくなるものではありませんが、変化をし続けていくことが求められます。そのため制作に関わる私たちは、新しいことをキャッチし、挑戦していかなければならないと思っています。

当社は1990年代半ばという早い時期から、映像だけでなくホームページの制作事業も手掛けており、社内にはサイト制作チームの部署もあります。事業を始めた当初は映像とサイトの表現の間には距離がありましたが、今では映像とホームページがシンクロしてより強固な表現を提案する機会も増えました。この二つの軸があることで、当社にしかできないプロモーション表現をクライアントに提供できるという効果への期待もますます高まっています。

また当社の事業の特徴として、広告代理店を通さずにクライアントから直接依頼を受けて制作する案件が多いという点も挙げられます。これは長い時間をかけて信頼関係を培ってきたからこそできることであり、お互いにその仕事を理解し、尊重しあっているから可能となる関係でもあるのです。
そのためクライアントと制作チームの距離が近く、フランクに意見を交わしながら映像制作に向き合えるということも、当社で働くからこそ感じられる面白さかもしれません。
間に代理店などを挟むことなく、クライアントの生の声を聞きながら協力し合ってより良い映像を追求していける関係。それは自身の発言力や影響力を理解し、責任を負うということでもあります。映像制作に携わるプロデューサーとして、的確なジャッジをしていけるようになるには、経験を重ねていくしかないでしょう。

努力をしなければ成長はありません。自身の役割を全うするには、技術やセンス、アイデアだけでなく、経験に裏付けられた判断力や情報収集力も必要なのです。
当社の事業の基盤となっているのは、これらの能力を兼ね備えた社員たちの存在です。先輩社員たちの実績と信頼、そして仕事への想いをしっかりと引き継ぎ、50年以上続く映像制作会社の一員であるという誇りを持って、一人ひとりが仕事と向き合っていくこと。その姿勢が当社の発展へとつながっていくのだと思います。

学生の方へメッセージ

当社で活躍できる人のイメージを言葉で伝えるのはとても難しいことですが、まず何より大切なのはモノづくりが好きであるということでしょうか。そして人が喜ぶ顔を見るのが好き、明るくドンと構えて困難にも立ち向かっていける、そんな社員たちが多いように思います。
私たちの作る映像は、自分の作りたいものを作るという視点ではなく、クライアントのやりたいことをどう表現するかを考え、その上でやりたいことを提案していくことが求められます。
クライアントが何を伝えたいのか、その芯をしっかりとつかむこと。そしてクライアントありきの仕事ではありますが、その芯を自分ごととして捉えて表現していく力が、いい作品を生み出していくのです。

長く働いているとついつい“前回踏襲”になりがちですが、常に新しい何かを盛り込んでいこうという意欲も欠かせないことでしょう。この新しさを考えていく上で必要となってくるのが学生時代の経験です。それは映像を作ることとまったく関係なくていい。どんなことでもいいから何かに一生懸命に打ち込んだ経験、その中で知ったこと、接した人や言葉がいずれ仕事で役に立つはずです。
学生として現在取り組んでいることを、全力で楽しむ。それが将来は仕事を楽しんでいこうという意欲やアイデアとなって、仕事の成果として還元されていくのだと思います。
【木村照彦さん】

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映像を作るには多くの仲間、技術者、そしてクライアントが関わっていく。チームでモノづくりをしていくことに魅力を感じ、コミュニケーションを大切にできる社員が多い。

マイナビ編集部から

企業や商品のプロモーション映像の制作を得意とするイメージサイエンス。1970年の創業以来、国内外そして分野を問わず様々な企業や商品の魅力を、映像という媒体を使って社会へと広く届けることを使命としてきた。
クライアントの価値観を深く理解した上で制作することが求められるプロモーション映像という分野。長く同社とパートナーシップを続ける企業の多さは、オーダーメイドで作られた成果物に対する高い評価の現れといえるだろう。
また木村社長のインタビューでも触れられたが、同社には映像だけでなくWEB制作を専門とする部署も存在する。両部門の融合により、マルチコンテンツ型ビジネスの展開も可能となるのも同社の強み。今後はeラーニングやeマーケティングの分野での活用も期待されている。

映像制作における同社社員の役割は、撮影現場をまとめるプロデューサーが中心。そのため入社前に撮影や動画編集技術を有している必要はないと木村社長は言う。「それよりも大切なのはどんなことにも興味を持つ好奇心ですよ」。
内定者に対しては先輩社員からのおすすめコンテンツの紹介などもあり、未経験から映像制作の現場で働くことへのイメージを広げられるようなサポートもあるそう。もちろん入社後も研修やセミナーへ積極的に参加する意欲的な社員も多く、技術のアップデートに余念がない。
仕事を通じて自分の目指す道を見つけ、学び続けたい人が活躍できる環境だ。

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ちょっとしたことでもすぐに声をかけ、確認しあっている姿がオフィス内でも多く見受けられる。アナログな人付き合い、チームワークを重視した社風が感じられた。

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