最終更新日:2024/8/13

(株)URリンケージ

  • 正社員

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業種

  • 建設コンサルタント
  • 建築設計
  • 不動産
  • 設備工事
  • 建設

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

幅広い分野の専門技術・知識を磨き、多彩なキャリアを歩んでいこう

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若手社員3名の挑戦と成長の軌跡

まちづくり・都市再生の総合コンサルタント「株式会社URリンケージ」。2021年入社の若手社員3人に入社理由や仕事内容、やりがい、今後の目標などについてお話を伺った。

■橋本倫瑠さん (写真中央)
都市・居住本部 都市再生部 事業推進課(2021年入社/理工学部卒)

■渡辺和幾さん (写真右)
都市整備本部 補償・用地部 補償・用地第一課(2021年入社/理工学部卒)

■宗片駿平さん(写真左)
都市整備本部 都市環境室 都市環境デザイン課(2021年入社/建築学部)

URリンケージの魅力とは

「人間関係に壁を感じないところ。一人で作業をしていると『今何やってるの?』『何か困ったことない?』とフレンドリーに話し掛けてくれるのが嬉しいですね」(橋本さん)
「『オールリンケージで仕事をやり遂げよう』という雰囲気が浸透していることです。部長や次長とも気軽にコミュニケーションを取ることができています」(渡辺さん)
「役職や入社年次を問わず、誰とでもフラットな感じでコミュニケーションを取れること。同期とはプライベートでも仲が良く、一緒に旅行することもあります」(宗片さん)

入社1年目から市街地再開発プロジェクトに参画。「再開発事業」のコンサルタントとして活躍中(橋本さん)

学生時代は建築学科で、設計を中心に都市計画やまちづくりについて学んでいました。当社への入社を決めたのは、キャッチコピー「いいまちつくろう。」のもと、まちづくりの川上から川下まで、幅広い事業を手掛けている点に魅力を感じたから。就識活動では自分の進むべき分野を絞り切れずにいたのですが、当社ならさまざまな仕事に取り組みながら「やりたいこと」を見つけ、挑戦できると思ったんです。先輩社員の柔和な人柄、居心地の良さそうな雰囲気も魅力的でした。

入社後、約2週間の新入社員研修を経て、都市再生部の事業推進課に配属。現在は(1)東京23区内の私鉄沿線の駅前地区の市街地再開発プロジェクト、(2)東京郊外で進行中の団地建て替えプロジェクト、(3)都心部の駅周辺地域のまちづくり計画検討業務に携わっています。とりわけ(1)に関しては、市街地再開発事業の施行区域内に権利を有する方々によって組織される「市街地再開発組合」のコンサルティングに従事。1年目は議事録や資料の作成やスケジュール調整。2年目にはプロジェクトの大きな節目の一つである「権利変換計画認可」のために、約200名の関係権利者の方々の意向をまとめた「権利変換計画書」の作成に携わりました。個人の権利に関することでしたので、常に慎重な対応を求められましたが、都の認可を受けることができたときには、大きなやりがいを感じましたね。

仕事をする上で心掛けていることが二つあります。一つはスケジュール管理です。やるべきことを見える化し、優先順位を付け効率的に仕事を進めることを常に意識しています。もう一つは、受け手のことを考えた、わかりやすい資料を作成することです。例えば、住民の皆さまを対象にした勉強会の資料をつくる際には、デベロッパーや自治体に提出する資料や文書とは全く違ったスタイル、言葉遣いを意識しています。

学生時代の私は「社会人になったら仕事だけの生活になるのかな」と思っていましたが、全くそんなことはありませんでした。当社には仕事とプライベートをしっかり分けて、メリハリのきいた働き方ができる環境が整っています。今後の目標は現在携わっているプロジェクトを無事完了させること。専門資格「再開発プランナー」の取得のための勉強にも力を入れていきたいと思っています。

木造密集市街地の道路拡幅事業に挑戦。幅広い分野の専門知識を習得し、仕事の幅を広げる(渡辺さん)

大学生の頃はまちづくり工学科で、構造力学や都市計画などまちづくりに関わる幅広い分野の勉強や、商店街の活性化に向けたワークショップなど、フィールドワークにも力を入れていました。この学びを活かせる仕事に携わりたいと思い、まちづくりに強みを持った企業を中心に就職活動を展開。まちづくり・都市再生の「総合コンサルタント」である当社なら、幅広い仕事に挑戦できると思い、入社を決意しました。

入社後は、主に都内の木造密集市街地の道路拡幅に必要な用地取得を行う事業に携わっています。木造密集市街地とは、老朽化した木造建築物が密集し、かつ、道路も狭いために、地震や火災の際に緊急車両が入れず、大規模な災害につながる危険性の高い地域を指します。私たちのミッションは、道路用地を取得し、既存の生活道路の拡幅を進めることです。地権者さまへのご挨拶や公共事業の趣旨の説明、建物等物件の移転をお願いする場合は必要な補償金を算定するための調査など、事業協力を得るために誠意を持って、粘り強く取り組んでいます。

この仕事の難しさは、幅広い分野の「専門知識」が求められる点にあります。「建築基準法」「用地取得補償制度」はもちろん、公共事業における税の特別控除や住民税、所得税等税金に関する知識など、自分の“引き出し”を増やす努力を積み重ね、地権者さまからのあらゆる質問にお答えできるようにしなくては、話し合いをスムーズに進めることはできません。また、地権者さまとのコミュニケーションを通して信頼関係を構築する力も必要不可欠です。部内の勉強会に参加し、参考書を読み込むとともに、現場へ上司に同行しながら一つ一つ習得しています。

補償関連の仕事はそれほどメジャーなものではありませんが、人々の生命・安全を守る社会インフラをつくるために絶対に欠かせません。 “縁の下の力持ち”として社会に貢献できることが、仕事へのモチベーションにつながっています。最近では、土地区画整理事業における移転計画にも携わっています。専門的な知識を深めることで、仕事の幅を広げられるのも大きな魅力です。今後の目標は「支えられる存在」から「支える存在」へと成長すること。お世話になった上司や先輩への恩返しという意味でも、チームを引っ張り、 後輩を育てる力に磨きをかけていきたいと思っています。

団地改修プロジェクト、住戸リノベーションを経て、重要文化財の利活用へ(宗片さん)

学生時代は東北地方の大学で、建築設計を中心に、リノベーションや土地の利活用、まちづくりなどについて幅広く勉強していました。当社への入社を決めた理由としては、団地のリノベーションだけでなく、 東日本大震災の復興支援にも力を入れていること。地方都市が抱える様々な課題を発見し、「まちづくりのパートナー」として課題解決に取り組んでいる点に魅力を感じたことが大きかったですね。一言でいえば、面白そうな事業をやっている会社だと思ったんです。
2021年に入社後は、建築部保全技術課に配属になりました。UR都市機構の団地保全業務の一環として、既存団地の建築基準法への統合性を調査・確認する業務や、外壁の色彩計画やエントランスの設計に取り組みました。また、2022年10月から約半年間は、 UR都市機構の支援業務として、 団地の住戸改修設計業務に従事しました。その後は都市環境デザイン課に異動となり、現在は、地方都市の重要文化財となっている建築物の利活用を中心としたまちづくりに取り組んでいます。重要文化財を地域活性化にどのように活かしていくかという観点から、地元の行政や市民の皆さまと連携しながら計画の策定とその実現に向け具体化を進めています。
仕事をする上で心掛けているのは、納期と求められるクオリティをしっかりと確認した上で、優先順位をつけながらスピード感をもって業務を進めていくことです。そのためにも上司とは雑談を含め、普段から積極的にコミュニケーションを取るようにしています。スケジュールがタイトになって苦労することもありますが、提案者として高評価をいただけたときには達成感を味わうことができますし、UR都市機構だけでなく、行政や市民の皆さまと‘‘顔の見える関係’'で仕事ができることもやりがいにつながっています。業務で携わっている広場で開催されるイベントの運営をサポートすることがあるのですが、こうした機会に市民の皆様から「ありがとう」と、感謝の言葉を掛けていただけたときは本当に嬉しいですね。今後は、上司に一歩でも近づけるよう「説明力」「提案力」を徹底的に磨いていきたいと考えています。将来的には、東北地方の都市再開発・まちづくりにも挑戦したいですね。

学生の方へのメッセージ

私どもURリンケージは「建設コンサルタント」の会社です。しかし、建設コンサルタントといっても具体的に「何を行うのか」「どういった役割を担っているか」はよく知らない方が多いのではないでしょうか?

当社は、UR都市機構や国、または地方公共団体などが行う「まちづくり・すまいづくり」を支援しています。携わっている分野も建築分野(再開発/団地再生/基盤/建築設計/造園/施工監理/構造設計)、土木分野(調査・計画/環境/区画整理/補償/工事計画/土木設計/積算)だけでなく、機械設備や電気設備、公有地・公共施設利活用、シティプロモーション、公有地販売支援、UR団地入居支援、マンションの建替支援、海外支援と多岐にわたります。

こうした幅広い事業分野の全てについて、はっきりとイメージできる学生の方は少ないと思います。「まちづくり、すまいづくり」一つとっても様々な事業領域があるからです。企業研究を行う際は、ご自身のイメージだけで判断するのではなく、インターン参加やOB・OG訪問、興味をもったワークショップ、地域勉強会などを通じ、様々な人から情報を得ることが大切です。キャリアの広がりにも注目してください。

当社はフレックスタイムやリモートワークなども導入しながら、多様な働き方への取組みを進めています。業種や事業内容だけでなく、「働き方」を軸に就職活動を進めてみるのもよいでしょう。
<人事部・田村 淳さん>

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「川上から川下まで想像以上に幅広い仕事に挑戦できる会社です。長期的なキャリアビジョンを描きながら就職活動を進めていただきたいと思います」(田村さん)

マイナビ編集部から

総合力・マネジメント力・現場力という強みを活かし、国・地方公共団体、UR都市機構が展開する多種多様な事業を支援している総合コンサルタント「株式会社URリンケージ」。今回お話を伺って感銘を受けたのは、同社の事業内容の幅広さだった。お三方の事例をみるだけでも、再開発組合のコンサルティングや、木造密集市街地の道路拡幅に伴う補償関連業務、重要文化財となっている建築物の利活用を中心としたまちづくりと、実に幅広い事業に携わるチャンスがあることをご理解いただけると思うが、同社は基盤・建物のハード面から、販売・管理等のソフト面まで、都市再生やまちづくりに関わるあらゆる分野の課題に、さまざまなアプローチで解決策を見出している。

また、各々のキャリアについて人事と面談をすることができるのも特徴だ。一つの部署に留まり専門的な知識・スキルを徹底的に磨き上げるという選択もあれば、ジョブローテーションなどを通して、多彩なキャリアを切り拓いていく選択もすることができる。このようにURリンケージは、他社では決して得ることのできない、たくさんの魅力を持った会社なのである。
建築や都市計画、まちづくりに興味をお持ちの方の中でも、周囲のメンバーと積極的にコミュニケーションを取り、チームで協力しながら物事を進めるのが得意な方、知的好奇心や向上心を持って仕事に取り組むことができる方に企業研究をお勧めしたい会社である。

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江東区東陽にある本社オフィスのリフレッシュルームにて。メリハリをつけて働ける環境が整っているのも同社の大きな魅力。

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