最終更新日:2024/8/19

(有)新共薬局

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 調剤薬局
  • ドラッグストア
  • 商社(薬品・化粧品)

基本情報

本社
神奈川県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

医療人である前に社会人として、信頼される人となる。

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先輩に訊く薬剤師としての仕事観

すべては患者様のために。全員が心を一つにして、日々の仕事に取り組む新共薬局。若手・中堅・管理職の薬剤師のみなさんに、同社で働くことの意義を聞いた。

入勇斗 
薬剤師 入社5年目

石渡信雄
薬剤師 入社18年目

矢野文啓
管理薬剤師 入社29年目

新共で働くよさ

「入社前はカタい会社のイメージをもっていましたが、先輩は、SNS動画も面白いねと出演してくれます。新しいことを取り入れて楽しむ風土が魅力です」と入社5年目の入さん。
「みんなが目標に向かってやっているので一体感があります。常連の患者さんも多く、薬以外のことを話してくださることがうれしいです」と入社18年目の中堅、石渡さん。
「横須賀市は新薬が早くから院外処方に出てきますので、最新の医療に携わり、副作用から患者さんを守ることにもやりがいを感じられます」と管理薬剤師の矢野さん。

心に寄り添い、得意なことも生かしながら、視野広く成長したい

広域に対応する薬局を志望していた私からみても、当社は想像以上でした。最寄りのクリニックや地域の基幹病院、東京都や静岡の大学病院の患者さんもお迎えしていて、処方の幅の広さ、内容の濃さには驚きましたね。そんな専門性を高められる環境に加えて、面接や見学などの電話のやりとり一つとっても、誠意が伝わってきました。人と人として向き合う、心のある接遇に惹かれたのです。

実際、この環境自体が、教育そのものです。実務はもちろんですが、薬価などの経営視点も学べます。分包機の導入時には全員が意見を聞かれますし、お子さん向けシロップ服薬用スポイトの使い勝手はどうか。もっといい方法はないか。など、患者さん目線の提案も全員参加です。また、当社は多くのドクターからも直々に飲み合わせや副作用などの問合せを頂きますが、私も先輩からフォローをもらいつつ応対させていただいています。情報収集、処方の考え方、伝え方……先輩のサポートはもちろんありますが、全て勉強になっています。

もちろんやりがいは、患者さんの役に立つこと、実際に効果に表れることです。うれしい出来事もありました。それはお薬に後ろ向きだった、常連の患者さんです。会話の中で飲み忘れが多いことを知り、処方どおりの服薬をお勧めしていたところ、半年後お薬が一つ減ったのです。うれしそうに報告してくださった笑顔を見て、私も心からうれしく、力が湧いてくる思いでした。知識を深め、対応力やスピードも身に付けながら、患者さん一人ひとりの心に寄り添いたいと感じています。

ちなみに私は、学生時代の得意を生かして、会社のSNSも立ち上げました。ベテラン薬剤師がゆるっとダンスする動画を投稿し、5000人弱のフォロワーを獲得。ブログを立ち上げたスタッフもいて、新しいことを楽しむ柔軟な社風もうれしい驚きです。これからもどんな挑戦が待っているのか、楽しみです。
<入 勇斗>

教えることで学び、患者さんをメインに社内の輪を取り持つ存在になる

大学1年の夏休みに早期体験実習でお世話になったのが新共薬局でした。薬について本格的に学び始める前のことでしたが、先端医療に携わりしっかりと経験を積めるだけでなく、礼儀や挨拶、心構えを大切にしている会社だということが、スタッフの対応を見てわかりました。人として成長できる会社だと感じ、調剤薬局で働くなら新共に就職したいと思い、北海道から地元に帰省したときは、ご挨拶に立ち寄らせていただいていました。

この10数年で間違いなく他の薬局よりも濃い時間を過ごしてきました。それは、処方せんの数だけでなく、いろいろな患者様と出会うことからも、また教えてくださった先輩方からも得ることができました。現在、職場では後輩の指導役ですが、教えることで学ぶこともあります。同じように教えても人によって受け止め方が違い、その人に合わせて、わかりやすい伝え方をすることの難しさも感じています。よりよい指導をすることで、社内の輪を取り持つ存在になりたいです。薬剤師だけでなく、医療事務員にも薬を教えたり、逆に保険のことを聞いたり、お互いに教育し合える関係があることはありがたいですね。日々の業務では、“For the patient”をモットーに、少しでも早く薬を出し、わかりやすい説明や言いまわしを考えています。メインは患者様だということを忘れずに、勉強し続けていきたいです。

薬は日々進化していますので、そこに乗り遅れずスキルアップできる環境も魅力です。新共には、いろいろな病院から新しい薬が処方され、患者様が持ってきてくださるおかげで、最新の医療に追いついて勉強し、フィードバックすることができます。新共薬局で働くことにより、会社であれ、社会であれ、必要とされる人間になりたいです。
<石渡 信雄>

少数精鋭でチャンスのある環境を楽しんでほしい

少数組織の当社は、いろんなチャンスをもらえる場所。例えば私の場合、入社当時から新卒採用やメディアの対応にも関わっています。そのほか、人材育成研修や教育、医薬品の仕入れや管理、設備・機器の導入、取引先各社とのやり取りなど、時代の変化に対応しながら、運営に関わりつづけてきました。薬局の大組織化・業務の細分化が進む薬剤師業界にあっては、貴重で希少な環境だと感じています。

得られるものはたくさんあります。薬局や病院、患者さん、行政の取り組みなど、さまざまな角度で理解を深められたり、薬剤師という枠を超えて社会人として成長できたり。なにより、新しい挑戦をして、自分の世界を広げていくのは楽しく、刺激も得られますね。当社では、受け身で型どおりの業務をこなす力ではなく、“自分で考えて行動できる力”が身に付きます。将来にわたって時代の変化にも対応できる、実力の付く環境です。

私はなにより、現場が好きです。続ければ続けるほど、患者さんの顔と名前が一致して、入店時処方箋を受け取る前に「足の調子はいかがですか」というお声がけもできるようになります。「矢野さんの姿が見えたから立ち寄ったのよ。ちょっと聞きたいことがあって」という患者さんもお迎えできます。ニコニコされていても、ハンデや痛みをお持ちの患者さん。さまざまな角度から患者さんのことを考え、心に寄り添い理解を深めていってこそ、できることがある。患者さんの心に届くやりがいは格別です。

AI化が進んでも、心に寄り添い合えるのは人と人です。スタッフにもその力を付けてほしいと応援する気持ちで、「モチベーション落ちていないかな」と心を配りつつ店頭に立っています。後輩全員と一緒に、これからもいろんな挑戦を楽しみます。
<矢野 文啓>

薬学生のみなさんへメッセージ

大学を卒業して、世間を知らないままこの薬局に来て、社会人としての礼儀や態度の大切さを一から教えてもらいました。大学の同期のなかでは一番成長したと自負しています。学生のみなさんにとっても、将来、変われるチャンスかもしれません。人を大切にしている会社ですので、最後まで面倒を見ます。安心して来てください(矢野文啓)

医療の主役は患者様です。医師も、看護師も、薬剤師も脇役です。ならば、患者様のために名脇役を演じたいと私たちは考えています。看板にあぐらをかかず、信頼を引き継いでいくために、一歩一歩を積み重ねて本物を目指したいと思います。そのために、社会人としてバランスのとれたマルチな人材、医療人である前に社会人として恥ずかしくない人を求めています。一度、見学に来ていただければ、新共のよさがわかっていただけると信じています(川名守彦)

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「私共の薬局を指名して来てくださる患者様の信頼に応える、接遇が行き届いた老舗ホテルのような調剤薬局を目指したいですね」と川名さんと矢野さんは、先輩・後輩の間柄。

マイナビ編集部から

京浜急行線の横須賀中央駅に本拠地を構え、薬局、OTC専門店、卸事業部を持つ同社だが、市内はもとより広域でも「横須賀なら新共」と言われるリーディングファーマシー。わざわざ乗り継ぎ・途中下車してでも、ここまで薬をもらいに来る患者様も多い。その信頼に応えるために、いち早く接遇を研修に取り入れ、医療人である前に社会人として恥ずかしくない人であれと「身だしなみ」から教育に力を入れている。その考えは社員に浸透し、誰もが折り目正しく、自主的に身だしなみを整えている。そのうえで、新入社員はOJTで手厚く指導していく。とくに時間をかけているのは投薬(服薬指導)。実際の処方せんをもとにロールプレイングを重ね、患者様の前にプロとして胸を張って立てるまで数カ月間をかけて指導する。業務後などにも先輩社員が心よく胸を貸してくれる。研修担当だけでなく、周囲も新人に目を配り、薬剤師と事務の職種にかかわらず、職場全員で手助けをしようという懐の深さがある。こうした社風にみられる良き伝統が「新共」の看板とともに受け継がれ、社会への信頼につながっている。

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広域のあらゆる処方せんを応需。正確な調剤と丁寧な対応が評判となり、途中下車してでも利用したい薬局として、他県の病院の処方せんを持ってくる患者様も多い。

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