北海道日紅(株)

帯広支店にて農業資材販売

とにかく、農家さん(お客様)と話すことが仕事です。そして、会話する中で農家さんが必要としているものを探り、提案し、商品の販売につなげることが仕事です。当然ですが、共通の趣味について話すなど、農家さんと仲よくなることも必要で、良い関係が築ければ、仕事も円滑に進められます。また、畑、作物について様々な情報を話せる営業を求められますが、それとは別に、自分自身の強み＝「個性」を武器に農家さんと仕事することもとても重要なことです。

入札して２年目までは、農家さんへの農業資材の配送と、倉庫業務が主でした。倉庫業務では、肥料、農薬などの入荷、出荷作業が多くあり、フォークリフトの運転が必須なります。シーズンによって仕事量に変化はありますが、一年を通して、このような仕事をしていました。２年目の秋あたりから、営業活動するために、先輩から担当顧客の引継ぎし、農家さんの家に訪問し農業資材を販売する仕事が始まりました。今までは目の前にある仕事を終える毎日でしたが、営業活動のやり方は決まっていないので、自分の考えを実行し、挑戦する毎日になりました。

私は就職活動時は少しでも興味がある業種は受けようと、決めていました。なぜなら、似たような業種ばかりを受け続けていても、自分がどの業種に向いているか、合っているかわからなかったからです。元々、アパレルや、販売、サービス系の仕事を考えていましたが、現在は、その当時に敬遠していた営業職に就いています。きっかけは大学側からの紹介で私と縁がある土地での勤務だったので受けることになりました。なので、学生の皆さんも自分の可能性を広げるためにも様々な業種を視野に入れ、就職活動に望んでもらいたいです。