(株)IIJエンジニアリング

今でこそ誰もが気軽にアクセスできるインターネットだがおよそ30年前までは、一部の研究機関や大学が研究目的として使用している「限定されたツール」でした。親会社であるIIJのインターネット接続サービスをきっかけのひとつとして、日本のインターネットは急速に社会へと普及していき、さまざまなシステムやサービスが生まれました。そのシステムやサービスの基盤となるネットワーク、サーバといったITインフラの重要性が増しております。

当社の、テクニカルオペレーション職ではITシステムの運用・監視といった仕事の内容があります。お客様が導入したシステムは、一度稼働すればあとは何もしなくても問題がない、という訳ではなく、適切に稼働しているかを監視をする必要があります。もし何らかの要因で障害やトラブルが生じたときは、すぐに原因を突き止めて問題解決に取り掛からなければなりません。その問題解決に至る一連のプロセスを手がけるのがテクニカルオペレーション職の役割のひとつと言えます。

そして、当社のお客様は規模が大きな企業が多数。一部のお客様はシステムやアプリケーションの操作方法、トラブルシュート等自社で対応できない場合もあります。そのアウトソーシング先として当社が「専任のヘルプデスク」となり、様々な問い合わせやトラブルシュートに対応しています。これがカスタマーオペレーション職としての仕事内容になります。

私たちには官公庁をはじめとした様々なお客様がいらっしゃいますのでITシステム、ネットワーク等の障害により機能が一部でも制限されると、社会に大きな影響を与えてしまいます。このように当社では、多くの面からITインフラを支えているのです。そのことからもITインフラを守ることがいかに重要かわかることでしょう。そして、社会全体を支えるという仕事のやりがいにつながるものです。

新入社員はエントリー職として入社し、1年目は業務の基本を学びます。IT企業ということから、情報系の専門知識を持っている必要があるのではないかと考える人が多くいるかもしれませんが、当社では研修体制をしっかりと整えているため知識がゼロからのスタートでも充分に活躍できるスキルと知識を身に付けることができます。

2年目以降は適性や目指すキャリアに即してより専門性を磨くエキスパート職、マネジメントや事業を生み出すゼネラリスト職に分かれます。

研修については、まず入社前に基本的な技術やビジネスマナーをeラーニングで学んでいただきます。入社後はおよそ2カ月にわたる新人研修の中で、ビジネスマナーやビジネスコミニケーションといったヒューマンスキルを身に付けるプログラムに参加。その後、ネットワーク・サーバ研修、IIJサービスの理解など技術的なプログラムを経て、配属先でOJT研修となります。先輩たちの手厚いフォローを受けながら業務に慣れていただきます。

こうした研修のほかにもスキルアップ研修として、ビジネススキル・テクニカルスキルを磨ける研修をそれぞれ用意しています。仕事の隙間時間など自分のペースで受けられるプログラムも多数あり、学びやすい環境を整備。また、資格取得の支援制度も充実していることも特徴です。

当社では、「自分の技術に対する熱意を持って働く人」「改善思考が多くある人」「探究心を忘れない人」などが多く活躍しています。また、ホスピタリティ精神旺盛な社員が多く、特に新人に対しても非常に面倒見のいいことが魅力の一つ。優しく丁寧に教えて育てる風土は当社ならではの大きな自慢です。風通しの良い職場であり、わからないことがあっても先輩や上司に質問しやすい環境が整っています。

現在、全社的な取り組みとして新たなビジネスモデルや仕組みをを立ち上げていこうという風潮があります。これまでに築き上げてきた実績や社員一人ひとりが蓄えているスキルをベースとし、よりお客様から必要とされる企業へと成長していく発展段階です。グループ企業の一角としての信頼感も活かしながら当社ならではのビジネスを展開していきたいと考えています。

その一環として2023年から始めたのが「ビアバースト」。社内にあるコミュニケーションスペースに社員たちが集まって、飲み物片手にいろいろとアイディアや意見を出しあうという試みです。社歴にかかわらず参加でき、多くの社員が積極的に参加しています。未来へのビジョンをともに描き出しこれからの会社や社会を見据えています。入社いただくみなさんにもぜひ新しい風を吹き込んでほしいと大いに期待しています。