東宗谷農業協同組合

私は高校卒業までの１８年間を稚内市で過ごしました。その後札幌の大学へ進学し、４年間を札幌で生活しました。就職を考える時期となり、一番に心に決めていたことは、地域の方と身近に接する仕事に就きたいということでした。そこを第一に考え、さらに、地元へ帰りたいという強い想いと自立して生活をしたいという気持ちがあり、地元の隣に位置する東宗谷農協を選択しました。
農協では、酪農家の方々をはじめ、町内のお客様を相手にお仕事をするため、とてもやりがいがあり、楽しく仕事をさせていただいてます。

私が仕事をするうえで心がけていることは、分からないことを分からないままにしないことです。入組時は、貯金窓口を任されました。初めての業務で、分からない事が沢山あり、とにかく質問をしては、メモをして早く業務に慣れようと頑張りました。しかし、私は要領が悪いため、何度も同じ質問をしてしまい、上司への申し訳ない気持ちから、あまり、質問をしないようになりました。その結果、ミスは増え、修正にかかる業務が増えてしまいました。それにより、お叱りをいただき、今では、どんなに些細なことでも、何か不安に感じた所は、確認するようにしてミスを減らしながら着実にできることを増やしていっています。

自然に囲まれた土地柄、夏の休日は、キャンプや登山に行くことが多いです。最近では、仲のいい先輩と仕事終わりに釣りに行ってます。釣った魚をすぐに家で鍋や塩焼きにして食べるため、とても美味しくお酒が進みます。基本的に遊ぶ場所が少ないため、趣味を見つけることに模索しております。
冬は、寒くてどこにも出かけたくないので家で映画鑑賞をするのが、毎週末の楽しみです。

会社全体では、比較的明るい方が多く和気あいあいとした雰囲気が流れておりとても働きやすいです。入組したての時はもちろん分からないことしかないのと、職場の人間関係で馴染むことができるか不安でしたが、先輩や上司の方々がたくさんお話をしてくれるため、すぐ、職場に馴染むことができました。部署での飲み会が多く、情報交換やコミュニケーションをたくさんとれて、居心地がいい職場です。
質問に対し親身になって教えてくれ、日々感謝しかないです。

学生時代に力を入れたことは、学業のほかにサークル活動に力を入れていました。天文部や大学祭実行委員会、ボランティアサークルなどに加入していました。これらの活動では、ボランティアが主な内容となっており、地域の方々と関わる機会が多くありました。地域のお祭りを手伝ったり、大学祭運営を通して地域の方々に企画したものを楽しんでもらう姿を見ることが出来ました。このような経験から、地域のために働き、感謝や喜んでもらう姿をみたいと思い、就職活動においての軸が定まりました。
就活生の皆様に向けての言葉ですが、最後の学生生活でのサークル活動悔いの残らないように全力で楽しんでください。そこから、就活へのきっかけになるものが見つかるかもしれませんし。