あなぶきメディカルケア(株)

子どもの頃から祖父母との距離が近く、お年寄りと接することが好きだったので自然と介護業界を目指すようになりました。企業研究ではいくつかの社会福祉法人も見学しましたが、最終的に入社したいと思ったのは株式会社である当社。あなぶきグループの一員である安定性に加え、見学した施設がとてもきれいだったことが決め手になりました。

私は入社以来「アルファリビング福岡七隈」に所属し、介護スタッフとしてご入居者に寄り添ったサービスを提供しています。入社前は「どんな人と働くんだろう……」と不安に思ったこともありますが、実際に配属されてみると優しい先輩ばかりでホッとしましたね。また当社には「3ヵ月プログラム」というサポート制度があり、1ヵ月目はご入居者やスタッフを知り、業務について見て学ぶ期間。少しずつケアを実践する2ヵ月目を経て、1人でケアを行う3ヵ月目へと段階的に成長することができます。この間に様々な先輩から仕事のノウハウを学び、良いところを自分なりに吸収、応用できるという魅力的な制度です。この3ヵ月プログラムを通してご入居者との信頼関係も築けました。最初は先輩スタッフが声を掛けないと素直に聞いてくださらなかった方に、名札を見ずに「Oさん」と名前を呼んでもらえた時は、自分自身の成長を実感しましたし「認めてもらえたんだ！」と嬉しかったです。

当社では残業はほぼなく、あっても1日15分ほど。合算しても月に2時間あれば多いくらいです。ひと月に9日間の休日があり、有給も取得しやすい雰囲気なので、プライベートを大事にしながら働けています。今まで有給の申請が通らなかったことは一度もないです。上司や先輩がメリハリをつけて働く姿を見ているので、若手も遠慮なく休日を満喫できると感じています。（O.H.）

スポーツを通じて健康、福祉を考える学部で学んでいたので、将来はこの知識を生かせる仕事がしたいと考えていました。しかし企業研究では視野を広げ、営業職が主体の企業も調べてみたのですが、自分に合う職種とは思えず、軌道修正。改めて自分と向き合って考えてみると、体を動かす仕事のほうが自分には合っているのではないか、と考えるように。祖父の老人ホーム探しに立ち会ったことがきっかけで、介護の仕事も魅力的だなと思うようになりました。当社に興味を持ったのは、施設を見学した時にスタッフの皆さんが優しかったことと、施設の清潔さに惹かれたからです。自分が得意としている体を動かす仕事であったことはもちろん、どの施設もアクセスが良く、通勤しやすい点にも魅力を感じて入社を決めました。

現在は「3ヵ月プログラム」を終え、入浴や食事の介助、居室の掃除などご入居者に対して最適なサービス提供を行っています。特に意識しているのは声掛けで、入浴が嫌いな方、歩くのが億劫な方などを励ますような言葉を選び、接しています。実は今日も午前中に入浴介助があったのですが、普段はあまり会話をされない方が「ありがとう」と言ってくださったことが嬉しかったです。ご入居者からの「ありがとう」をやりがいに仕事を頑張っています。

入社間もない私がこうして毎日楽しく働けるのは、周囲の先輩方がさりげなくフォローしてくださるおかげだと思っています。困っている時に相談すると、うまくご入居者との間を取り持ってくださいます。そんな優しい先輩が多いので本当に助けられています。また、私は同じ施設に同期がいるので、月に一度は一緒に食事をしてお互いの話をできるのもリフレッシュになっています。今後はもっと経験を積み、介護スタッフとして一人前になるのが目標。受験に必要な実務経験3年をクリアしたら「介護福祉士」の資格を取り、スキルアップにつなげたいと思っています。（K.S.）

将来、結婚・出産・育児で仕事を休むことがあっても復職しやすいお仕事は何かと考えた時に、私は介護業界に注目しました。介護の仕事に生かせる資格を取りたいと大学卒業時に「介護福祉士」と「社会福祉士」を取得。企業研究では病院や株式会社、社会福祉法人と様々な組織を見比べるなかで当社に出会いました。入社の決め手になったのは多彩な事業を展開するあなぶきグループというスケールメリットと、地元高松にある6拠点を実際に見学した時に感じたスタッフの皆さんの温かさでした。また、長く働くことを考え、子育て支援などの福利厚生が充実しているところにも魅力を感じました。

入社後は、香川県の高松市内にある「アルファリビング高松伏石南」に配属され、たくさんのことを学びました。当時人見知りで体力にも自信がなかった私ですが、先輩スタッフのサポートのおかげでくじけず前向きに取り組むことができたのだと思います。そこでの経験を糧に、現在は同じ高松市内の「アルファリビング高松駅前」でサービス提供責任者（以下「サ責」という）として勤務しています。サ責となった今は、リーダー職としてご入居者に必要な介護支援計画書（ケアプラン）の提案や介護スタッフのシフト調整などの業務を担当しています。

サ責として働くなかで一番うれしかったのは、私の提案したサービス変更がご入居者に良い変化をもたらしたこと。活力がなくなり、寝たきりだったご入居者にデイサービスを加えてはどうかとケアマネジャーに提案し、ケアプランに落とし込んでもらったところ、会話や口からの食事ができるようになったんです！以前、ご家族から「歌が好きで、本当は元気な人なの」と伺ったことをヒントに提案したのですが、別人のように活気ある姿を取り戻されたご入居者を見た時は心からやりがいを感じました。社会福祉士の有資格者として得た知識が提案に役立ったのだと思います。（F.E.）