(株)三基

弊社は長崎を拠点に、土木・建築工事をメインとした、港湾工事を得意とする会社です。
社内で私は、一級土木施工管理技士として施工管理業務を行っています。
施工管理業務は受け持った工事について発注元と意見調整を行い、工事の段取り・施工を行いう仕事です。
土木工事の仕事は工場生産と違い、毎回異なった構造物を作ります。
周囲の環境条件や施工条件を踏まえて、構造物の形状が変化するからです。
工事ごとに作る構造物が違うので、考えなければならないことが多くあります。
このことが土木工事の大変なところであり、面白いところです。
また、同じ構造物を作らないことは、飽き性な私にぴったりだと感じています。

「週休二日モデル工事」の工事看板を見かけたことはありませんか？
弊社で受注する工事でも、週休2日の工事や工期に余裕がある工事が増えています。
建設業界は昔から残業が多いとされていますが、近年の「働き方改革」の推進により、残業時間が減り、休日が増えています。
今後もその流れは続くことが予想され、働きやすい環境がととのってきました。

私も最近は早く帰り、妻や息子とゆっくりとした時間を過ごしています。

仕事を円滑に回すための力を身につけることです。
施工管理の仕事をすると、いろいろなスキルが身につきます。
◆発注元や協力業者と細かな打ち合わせや交渉をするコミュニケーション力
◆工事に必要なことを考え、事故を無くし、工期を遅らせない先読み力
◆工事現場全体の意識を高め、協力業者をまとめるリーダー力
◆問題が起こったときにとっさの判断で解決に導く判断力

施工管理の仕事ではどれも必要なスキルです。
入社当初から身に着いている人はいません。仕事に係り努力することで身につきます。
偉そうに書きましたが、入社時よりは身についたと感じますが、まだまだ不十分。
今後も、努力する必要があります。

施工管理の仕事は身につくスキルが多く、ひび学ぶ必要があります。
身についたスキルは、仕事だけでなく私生活でも役立つものばかりです。
仕事でスキルがみにつけば私生活も充実し、過ごしやすくなる。
私は仕事や私生活の充実を目指し、スキルが身につくよう心がけています。

私の目標は2つあります。
1つ目はしっかりと現場を管理し、評価を受けることです。
土木の公共工事では工事完成後、点数で評価されます。長崎県の公共工事においては80点が合格ラインで75点以下は落第です。
点数で評価されると、施工管理者と会社が評価され、次の受注に活かされます。
会社としても高評価が欲しいため、高得点を取った者は会社から評価されます。
受け持った工事を無事完成させ、技術者として評価されることが目標です。

2つ目は必要な資格をとること
土木の施工管理で必要な資格は、1級土木施工管理技士です。
これがないと仕事の責任者が出来ませんので、技術者の一人としては扱われません。私も持っています。
その他にも取得すると有利になる資格があり、私は取得を目指しています。
現在、コンクリートの資格を取るため勉強中です。
仕事で資格を使うことはないかもしれませんが、重要資材であるコンクリートを理解することは無駄ではありません。
資格の勉強は今後の業務にも役立つものが多いためおすすめです。

就職活動は、私生活を含めた今後の人生設計が重要です。
就活時は気にならないことかもしれませんが、大手会社で施工管理業務をする場合、工事現場が変わるたびに転勤をする必要があります。
それには欠点があります。
◆周囲に親しい友人がいなくなる
◆結婚相手を探すとき、転勤が多いと不利になる
◆結婚後、転勤により共働きが難しく、世帯収入は夫の給与に依存する
◆子育てをする際、中学校入学くらいから単身赴任になり、子供と過ごす時間が無くなる
給与や福利厚生も大事な要素ですが、今後の人生を豊かにすることが重要だと思います。
社会人になった後の人生で次のように感じる場合は、地元建設会社に就職することが一つの選択肢です。
◆友人や家族を大切にしたい
◆将来子供の成長を見守りたい
◆自分の親を大事にしたい
特に施工管理の仕事は技術が身につく仕事です。地元中小企業への就職は倒産等が心配になりますが、インフラの整備がある限り施工管理の仕事は無くなりません。
弊社は長崎の地場企業ですが毎年新入社員が入社し、若手社員が働きやすい環境が整っています。
一緒に技術を学び、豊かで安定した人生を歩んでいきましょう！