(株)中広

私の仕事は地域情報誌の企画・営業・編集作業です。地域に求められている企画を立案し、お店様、会社様に媒体や企画のご案内をし、ご掲載いただけることになったら打合せをして原稿を制作します。発行後は反響はどうだったかを確認し、次の企画や原稿に活かしていきます。1から10まで情報誌づくりに携わることができるので、覚える事、やる事、勉強しなければならない事がたくさんあるのも事実です。しかしその分様々な角度から色々なことに挑戦できるやりがいのある仕事です。

各編集室ごとに雰囲気が違うとは感じていますが、どの編集室も地域のことが大好きな人ばかりです。私が所属している編集室は、オンとオフはしっかりしつつ、とてもアットホームで和気あいあいとした職場です。仕事のことも相談しやすく、親身に相談に乗ってくださる先輩方ばかりで、私もいつも助けられています。

基本的には、出社すぐにメールチェックをした後は営業に移ります。各業態ごと、お店様ごとにお忙しい時間が異なるので、それを避けてお電話で案内をしたり、アポをとって直接ご案内に伺ったりします。打ち合わせができれば合間時間や17時以降くらいで原稿制作を進め、先方に提出します。原稿の入稿前は夜遅くの作業になることもありますが、計画的に仕事を進められれば平均して19時前後には退社することができます。

私が仕事をするうえで心がけているのは、とにかく「人の話をよく聞くこと」です。会社の方相手でも、お客様相手でも、それを一番心がけています。私は自己分析でも他己分析でも「人と話すのは得意」であったので営業は大丈夫ではないかと思っていたのですが、一番求められていたのは「聞く・聞き出す」能力で、それが足りていないと入社後とても実感しました。お客様のお困りごとやご要望、ちょっとした引っ掛かりや思い付きなど、細かなところまでお伺いできていれば後々のすれ違いをできるだけ少なくでき、満足度のUPやトラブルの回避につなげることができます。まだまだ未熟ですが心がけることだけは忘れずに取り組んでいます。

何といっても、お客様に「すごく反響がいいよ！」と言っていただけたときが一番うれしく、この仕事をしていてよかったと思う瞬間です。お店の魅力を限られたスペースでどれだけ伝えられるか考えながら原稿を作らせていただいていますが、思うような反響が毎回出せるわけではありません。都度反省点を改善しながら、お客様の目標を超える反響が出せたときは、「お客様の役に立てた」という喜びと、「自分の原稿でこれだけの人が動いてくれた」という喜びを感じることができます。