(株)日本制御エンジニアリング

大きな会社に入社して華やかに仕事をこなすのもひとつの人生ですが、私は違っていました。まだまだ成長の余地がある会社に入り、自分の力で会社を動かし、大企業へと発展していく、その原動力になりたい。そういう考えを持って就職活動を進めていました。その中で出合ったのがJCEだったわけです。JCEは制御システム開発という高度な技術力で実績を積み重ね、これからますます飛躍的に伸びていく会社だということを知り、まさに、私の思いにピッタリだったのです。しかも、文系出身でもウェルカムという姿勢。迷わず入社を決めました。研修期間は３か月あり、正直最初のうちは初めて知ることばかりで大変でしたが、次第に慣れていき、システムエンジニアとして活躍できる土台はしっかり築けたと思っています。入社して２年経ちましたが、その間にも新たな案件に挑戦するなど会社自体の事業の幅も広がり、社員数も増え、これからますます大きくなっていく予感がしています。

鉄道に電力を供給する変電所の監視・制御システムの開発に携わっています。お客さまから提示された機能仕様に基づき詳細設計を行い、プログラミングをし、正しく動作するかテストを行います。やりがいを感じる瞬間は、やはりシステムが実際に現地で動き出したときですね。ほっと安心すると同時に、大きな達成感を感じるのです。自分で設計・プログラミングしたものが社会のために動き出す。まるで、一生懸命育てたわが子が、実家を出て社会へと羽ばたいていくかのような感覚です(笑)。これこそ、技術職だからこそ味わえる醍醐味ではないでしょうか。また、JCEには若手社員にもチャンスをどんどん与えてくれる社風があり、私も２年目ながら責任ある仕事を任されています。それだけ若手社員に期待しているのであり、その期待にはぜひ応えなければと思っています。

いろいろあるのですが、ここでは「次世代懇親会」を挙げたいと思います。これは、入社１～２年目の若手社員が月に一度、社長の前でそれぞれの仕事に関する報告をする会なのですが、報告が終わった後は、居酒屋に場所を移して社長とグラスを傾けるんです。そのとき、仕事のことや会社のこと、プライベートなことなどいろんな話をするのですが、若手社員が社長と差し向かいで飲めるなんて、大手企業では考えられないことじゃないでしょうか。当社の社長は社員をよく食事に連れて行ってくれるなど、ホント気さくな方で、そんな社長のもと、社員みんなが結束しているんです。会社全体のチームワークも最高なんですよ。

現在取り組んでいる、鉄道向けの監視制御システムの受注を増やしていくことです。JCEにとっては、参入してまだ数年しか経過していない事業だけに、何としても新たな経営の柱となれるようがんばっていきたいと思っています。そして、今は請負の仕事が多いのですが、培ってきた技術力をフルに活かし、いずれJCEの名で発表できる自社開発製品を手がけてみたいという思いを持っています。プライベートでは、中学から大学までトランペットを吹いていたのですが、社会人になった今でも音楽とは切っても切れない仲。今後、どういうカタチになるかわかりませんが、音楽で何かできたらと考えています。