(株)エンプラス【東証プライム上場】

理系の工学部出身の私は、「開発」に対してモノづくりのおける花形職種というイメージを持っていたんです。

最初は名だたる有名企業へのエントリーも考えたのですが、ほとんどが大学院卒募集だったこともあり、応募条件から外れていました。そのため知名度ではなく、BtoBの技術者として開発に携われること、そして色々な経験ができそうな環境を軸に就職活動を行いました。

企業研究を行うなかで、より幅広い技術に触れられる企業かどうかを見極めるため、その企業がどのような会社と取引を行っているのかを調べたとき、惹かれたのがエンプラスでした。世界各国のトップメーカーと対等な取引を行い、認められる多彩な技術力を持っている点に大きな魅力を感じたんです。また大規模な会社だと自分のやりたいことができないかもしれないという不安もありました。エンプラスの技術採用は有名企業より人数も小規模なので、若手のうちから、色々なことにチャレンジできそうだと思ったんです。

現在は入社5年目。ギヤユニットの設計や開発を行う部署で、プリンターや自動車などに使われている樹脂製のギヤを設計したり、独自のデータベースをもとにシミュレーションを行い、仕様の変更をお客様に提案するソリューションなどを担当しています。

さまざまな製品の開発や設計を行っていると、途中で断念せざるを得ない案件も多いのですが、そのなかで先輩や上司と一緒に取り組んだ製品が完成し、特許を取得できたときはとても嬉しかったですし、達成感を感じましたね。またお客様と打ち合わせながら設計・開発を行っていくため、一緒にモノづくりをしているという実感があり、それもやりがいのひとつです。

これからの目標として一人前の技術者になるというのはもちろんですが、最近は採用活動のサポートを行うなかで、人材育成などマネジメントにも興味が湧いていて、そちらにもチャレンジしていきたいと考えています。
＜Energy Saving Solutionカンパニー ソリューションセンター 技術・開発グループ　I＞

自社でモノづくりを行い、海外向けにも販売しているような会社を軸に就職活動を行っていました。海外が好きで旅行などもよく行っていましたが、やはり一番好きなのは日本。日本にいながら世界の多角的な視点を持って、日本をより良くできるような仕事を探していたんです。

最初は色々な企業を見るため、合同説明会に積極的に参加していました。そのなかで出会ったのがエンプラスです。印象的だったのが、「世界初！エンプラスにしかできない！」という社長の言葉です。事業について熱く語る社長の姿から新しいことにチャレンジし続ける企業姿勢が伝わってきて、きっと社風や社員の方々の人柄にも通じるものがあると感じたからです。

後々調べてみると、幅広い業界に事業を展開し、世界トップクラスの技術力を誇る企業であることがわかり、一気に志望度が上がりました。自分の知らないことを知りたいという軸と常に新しいことに挑戦を続けている社風がマッチングしたんです。入社前に「3年で半分の製品が入れ替わるよ」と聞いていたのですが、その言葉の通り社内の変化が早く驚きましたね。

今担当している仕事は大きく分けて二つあり、契約書の作成と審査、そして契約書の保管管理(システム導入の業務)です。契約書は会社でトラブルが発生したときの最後の砦。最悪の事態を想定し、現場の方が業務に集中できるよう契約内容の修正や交渉などを行っています。海外のお客様が大半なので、契約書も半分以上が中国語や英語で書かれていて、各地特有の文化などを勉強しながら日々奮闘中です。契約書の保管管理については、導入する保管管理システムが5年先・10年先にも利用できるものかどうか、長期的な視点で考えて取り組んでいます。未来を見据えた、よりセキュリティの高いシステム導入や社内申請に関するワークフローの見直しなどを通じ、当社の成長に必要な幅広い業務に関わっています。

最初は目の前のことに精一杯でしたが、最近は社内から相談を受けることも多くなり「ありがとう」と言っていただけると、喜びと同時にエンプラスを守れているという大きな達成感を感じます。今後は「安心してお願いできるよ」と思ってもらえるよう成長し、ゆくゆくは経営に関わる業務にも携わってみたいと思っています。
＜経営企画管理本部 知財法務部 法務グループ　K＞

就職活動で将来的に必要とされ続けるものは何かを考えたとき、半導体に興味を持ちはじめました。あらゆる精密機器に使われているので、なくなることはないだろうと思ったんです。半導体を取り扱う企業を見ていたなかにエンプラスがありました。

入社の決め手は企業理念の「お客さまに感謝される製品とサービスを提供する」という点に共感したこと。また、将来のビジョンや目標、基盤が他社と比較して明確でしっかりしていると感じたからです。

エンプラスにはアメリカ・シンガポール・イギリス・マレーシア・台湾・フィリピンと海外拠点もあって、現地で設計したものを国内品質で加工・製造しています。私が担当する主な業務は、そうした海外とのやりとりで各拠点やお客様から送られてくる設計図面の確認やフィードバック、お客様からの問い合わせ対応などが中心となります。その中でとある製品の商品化に向けた評価などに2～3ヶ月かかったのですが、試行錯誤の末に完成したときはとても嬉しかったですね。

また自身が携わった製品がカタチになったときやあらゆるシーンで活用されていることをイメージしたときは、世界のモノづくりに貢献しているという実感がわき、やりがいを感じます。

最近は海外の設計図をソフトに入れる作業を行うようになったのですが、これによりお問い合わせが増え、英語でのやりとりが1年目のときの10倍ほどに増えました。元々英語は得意ではなかったのですが、これをきっかけにビジネス英会話を習い始め、日々自己研鑽に励んでいます。

ゆくゆくは海外拠点に行って、現地のエンジニアや設計者と直接話したり、自分自身で設計図を描きたいと思っています。国外の色々な場所へ行き、さまざまな経験をして、お客様に最適な提案ができるようになりたいです。その過程で何かの専門家になるのか、オールラウンダーになるのか、自分が進むべきキャリアを見つけたいと思っています。
＜Semiconductorカンパニー　 BIソリューション部 グローバルオペレーショングループ　M＞