最終更新日:2024/6/27

(株)NTTデータMSE

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仕事・キャリアパスについて伝えたい

IoT・オートモーティブ(クルマ)・プロダクトの分野に強みを持つ技術者集団

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多様な分野で開発を担当するエンジニアのワークスタイル

I.M.さん(第一デジタルビジネス事業本部 2018年入社)
T.S.さん(第二デジタルビジネス事業本部 2013年入社)
K.T.さん(第二デジタルビジネス事業本部 2007年入社)

IoT・オートモーティブ(クルマ)・プロダクト(スマホ・タブレット、情報家電、医療機器など)の分野において強みを持つNTTデータMSE。車載機(カーナビ)開発、ライフスタイル/ヘルスケア系アプリ開発、エンターテインメント系アプリ開発と、それぞれ異なる分野で活躍している社員たちに実際の働き方ややりがいを伺いました。

オフタイムの過ごし方

ジョギングや料理をしています。メンバーと共有している日報に書き込まれた、お勧めの映画を観たりもしています。(I.M.さん)
外出の機会が減ったので家の中を模様替えしています。掃除や家具の移動だけでなく、キャビネットをペンキで塗り直すなど、ちょっとしたDIYもしますね。(T.S.さん)
家族とゆったり過ごしたり、子どもに自転車や縄跳びを教えたりしています。夜の空いた時間には映画やスマホのゲームでリフレッシュしていますね。(K.T.さん)

カーナビとスマホを連携させる際の仕様調査を担当。エンジニアとして車載機の開発を究めたい。

私はカーナビ開発の仕様調査に携わっています。技術革新によってクルマがインターネットとつながるようになり、昨今、クルマが飛躍的に進化しています。カーナビもスマホと接続して音楽を流したり、音声アシスタントを利用してインタラクティブにやり取りしたりすることができるようになりました。カーナビとスマホを連携させるにあたって、スマホメーカーの規定する仕様に沿ってカーナビが稼働しているか、新規開発が必要になるかを調査するのが私の業務です。

お客様はカーナビメーカーです。これまでは一人のエンジニアとして開発業務を担当していましたが、PL(プロジェクトリーダー)を目指している最近はPL業務をサポートする立場で働くようになり、お客様と直接やり取りをする機会が増えました。自分がプロジェクトにおいてなくてはならない人材であることを実感しており、責任感とやりがいにつながっています。

私は前職でも車載機の開発に携わっていました。そこで多くの会社及びヒトと、ひとつのプロダクトを創り上げていくことに大きなやりがいを感じながら働くうちに、エンジニアとして車載機の開発を究めていきたいと思うようになり、それを得意とする当社への転職を決めたのです。

勤務地は新横浜にある本社です。車載機の開発と聞くとベテランのエンジニアの仕事という印象を持つかもしれませんが、本社には若手社員が多く、新入社員も在籍しています。コロナ禍以前は若手の飲み会もありました。コロナ禍の現在はテレワークを積極的に行っており、会社が社員のワークスタイルに配慮してくれていると感じます。

直近の目標は、PLとして独り立ちすることです。協力会社やお客様と交渉する機会を増やして、開発をリードするスキルを磨いていきます。当社では年次別の研修や外部研修費用のサポートなど、技術習得の仕組みがしっかり整備されており、プロジェクトマネジメントを学ぶ教育メニューも新たに設けられる予定です。そうした制度を利用して成長を遂げ、将来は世界初のイノベーションとなるような車載機機能の開発をPLとして手掛けたいと思っています。
(I.M.さん)

決済、体調管理、仕事探しなどのアプリを開発。日常で使われるサービスを手掛けているのがやりがいに。

私はiOSアプリの開発に携わっています。現在はスマホ決済サービスのアプリを担当。お客様の担当者と要件を詰める業務や、コードレビュー、QAと呼ばれるコードの品質確認などに携わっています。

決済アプリを担当する前は、月経周期管理や妊活といった女性の生活をサポートするアプリ、スマホで仕事を探すアプリなどの開発にも携わりました。どのアプリの開発においても、「自分の手を動かして物を作っている」という実感を得られるのがやりがいとなっています。広く一般の方々が利用するアプリなので、日常で使われているのを目にすることもあって、エンジニアとしてはうれしいですね。

私は文系学部の出身ですが、手に職を付けたくてIT系企業を志望し、当社に入社しました。文系出身でもプログラミングのスキルを身に付けて、エンジニアとして働ける企業はほかにもありました。しかし、私が就職活動していたときの当社の社員の割合は、理系と文系が8:2くらいで、文系でもしっかりプログラミングのスキルを身に付けられる環境があると思ったことから入社を志望しました。

入社後は上司と相談の上、自分の希望でもあったiOSのプログラミングを身に付けていくことにして、これまでiOSのアプリ開発を担当してきました。そのおかげで、現在はある程度プログラミングをものにして成長している実感があります。

現在、私は横浜オフィスに勤務しています。横浜オフィスは社員の年齢層が若く、女性も多く在籍していて、風通しがよく働きやすいです。先輩社員の中には産休・育休を取得後に復帰し、時短勤務で子育てと仕事を両立させている人もいます。身近にお手本となる存在がいるので心強いですね。

当社では、開発をある程度経験してからマネージャーになる人が多いです。私もマネージャーやリーダーを経験してみたいと思っていますが、エンジニアとして技術を追求しながら開発を続けていきたい気持ちもあります。当社はそういった社員のために、技術に特化したキャリア形成の仕組みづくりに取り組んでいますので、うまく活用していきたいです。
(T.S.さん)

携帯電話の組み込み系からライブ配信・VR体験アプリまで。多分野の開発を担当して知見が広がっている。

入社直後は携帯電話の組み込み系の開発を担当しました。それ以降はお客様の研究開発で自宅のモノをネットワークとつなげて制御するホームオートメーション開発、当社でBLE(Bluetooth Low Energy)の研究開発、動画配信サービスアプリ、ライブ配信・VR体験サービスアプリの開発などに関わってきました。現在は、VR展示会サービスの開発を担当しています。

私はPL(プロジェクトリーダー)として開発をリードする役割を担っています。お客様の担当者と仕様を詰めたり、社内開発チームや外部協力会社にお客様の要望を伝えて作業を割り振ったりと、いろいろな関係者とやり取りをします。

マネジメントにおいては、仕事を依頼するメンバーが納得できるように、なぜその作業が必要なのかという背景まで伝えます。また、普段からメンバーとはチャットでコミュニケーションを取っており、メンバーが投稿したチャットのメッセージにコメントやスタンプを返すなど、しっかりリアクションすることでコミュニケーションを円滑にするように心掛けています。

これまでに関わってきたシステムやアプリの開発ではいろいろな苦労があったので、その完成品が世に出て皆さんに利用してもらえるのはとてもうれしいですね。アプリのレビューで高評価をいただいているのを見るのも励みになります。

入社した当時、当社はパナソニックのグループ会社でした。私は家電製品や携帯電話など、多くの人々に利用される製品の開発をしたいという思いで入社。その思いを持ちつづけ、これまでさまざまな分野の開発を担当してきました。

また、先進的な技術を活用したプロジェクトにも関わっており、社内にノウハウがない状況で試行錯誤しながら開発を行うのは、とても良い刺激になっています。

多様な開発に携わることで、エンジニアとしてのスキルの幅や視野がどんどん広がっています。私が関わっているライブ配信やVRはトレンドとも言える分野ですが、それ以外にもAIなど注目のテーマはたくさんあります。技術は常に進歩していますので、業務を通じてこれからもスキルを高め、視野を広げていきたいです。将来の夢は、日常生活のスタンダードとなるようなサービスやアプリを開発することです。
(K.T.さん)

学生の方へメッセージ

自分のやりたいこと及びその業界で価値の高いスキルは何かを見極めた上で、業界や企業を研究していくのをお勧めします。また、金融系、IT系、メーカー系といった大きなカテゴリーだけを見るのではなく、各企業の特徴をしっかり調べてください。例えば当社のことを調べれば、「IoT」「プロダクト」「オートモーティブ」といった分野で開発を行っているのが特徴だと分かるでしょう。自分のやりたいことや得たいスキルがはっきりしていれば、それを企業の特徴と照らし合わせて、働くイメージを描けると思います。
(I.M.さん)

私は当社の説明会で、仕事のいい面だけでなく大変な面も知ることができたので、とても参考になりました。皆さんも気になる企業を調べる際には、どのような事業を行っているかだけでなく、社員がどのように働いているのか、転勤はあるのかなど、具体的な情報を得るようにしてください。
(T.S.さん)

希望する企業が1社だとしても、同じ業界の複数の企業を調べてみると、希望する企業の特徴が浮き彫りになると思います。当社は車載機や通信キャリア向けのサービス開発に強みを持っており、組み込み系からクラウドシステムまで、幅広く開発を手掛けています。私が所属している部署のメンバーにはプログラムが好きな社員ももちろんいますが、デザインが得意な社員もいます。多様な人材が働いているのが魅力です。
(K.T.さん)

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「多くの人たちに使われるサービスやアプリを開発するチャンスが豊富です。開発しているものが確実に役立っていることが分かるので、それがモチベーションになります」

マイナビ編集部から

今回の取材に応じてくれた3名は、車載機(カーナビ)開発、ライフスタイル/ヘルスケア系アプリ開発、エンターテインメント系アプリ開発とそれぞれに開発分野が異なっているが、この幅の広さが同社が卓越した技術者集団であることを物語っている。話を伺ったどの社員も開発を楽しみながら、エンジニアとして技術向上に真摯に取り組んでいる姿が見て取れた。同社では半年ほどの研修期間が設けられているほか、配属される部署で使われているプログラミング言語を学ぶ機会もあり、手厚い制度のもとで技術を習得できる。

同社は1979年にパナソニックのシステム開発を担うグループ会社として設立され、2008年にNTTデータが資本参加した経緯がある。パナソニックのモバイル、家電、オートモーティブにおける組み込み系開発と、NTTデータのクラウドサービス、プラットフォーム開発という2社の強みを継承し、高いスキルを持つ社員が多く在籍しているのが魅力だろう。

決済やヘルスケアといった日常生活になくてはならないサービスやアプリの開発のほか、IoT・VR・コネクテッドカー・AI・ビッグデータなど先端技術の開発に携わることもできる。技術に興味があり、世の中にインパクトをもたらすサービスを開発してみたいという方にお勧めの企業だ。

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同社は、いろいろなモノをネットワークにつなげて、豊かで安全な暮らしに貢献する「Smart Life Community」をビジョンに掲げている。

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