(株)八神製作所

就活を始めた当初はこれだ！という業界は決まっておらず、金融や自動車、介護、電子部品など様々な業界を見ていました。活動を進めていく中で興味を持ったのが、自動車業界と医療業界でした。医療業界に進んだ理由は、高齢化で今後も需要が高まっていくため、将来性と安定性があると感じたからです。加えて、私は営業としてスケールの大きな仕事がしたいという思いがありました。医療機器のなかには高額な製品が数多くあります。営業としてそのような製品を販売できることが、自分の成長に繋がるのではと考えました。また、八神製作所は社員数や売上が多く、企業としての地盤が安定しています。そのような安心できる環境で、大きな仕事に挑戦できることに魅力を感じ、入社を決めました。

現在、医師や看護師、臨床工学技士、病院の事務所の方々との関わりがあります。私の仕事はお客様である病院や、その先にいる患者様に合った製品をご提案したり、お客様が抱えているお困りごとを解決すること。ときに「今すぐ医療機器を手配してほしい」というご依頼をいただき、慌ただしくなることもありますが、自分のミスで手術が延期になり患者様に影響する可能性があるため、神経を尖らせて対応しています。無事に対応できた際「さすが八神さん」や「本当に助かりました」といったお言葉をいただくと、頑張って良かったと実感します。また、経験を重ねるにつれて規模の大きな仕事を任せてもらえる機会も増え、自分の成長を実感できる瞬間もあります。

相手の立場になって考えることを意識しています。どのような話し方や振る舞いをしたら相手に興味を持っていただけるか、常に考えていますし、自分の言動一つで仕事の結果が変わる可能性があるという意識を持って仕事をしています。加えて謙虚な姿勢も大切だと思います。医療従事者の方々は医療に関する知識が豊富です。知ったかぶりをせず、分からないことは分からないと正直にお伝えした上で、ご要望を伺うことが正確な仕事に繋がります。私が3年目のときに先輩から「看護師さんから依頼されたことに対して、自分が理解するまで話を聞き、その後すぐに対応してくれるから助かるよ」と声を掛けていただき、その言葉に嬉しさを感じたのと同時に、この姿勢を大切にしていこうと思いました。