最終更新日:2024/9/17

(株)ノダ(NODA)【東証スタンダード市場上場】

  • 正社員
  • 上場企業

業種

  • 建材・エクステリア
  • インテリア・住宅関連
  • 商社(建材)
  • 商社(インテリア・住宅関連)
  • 空間デザイン・ディスプレイ

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

お客さまの満足、社会への貢献につながる住まいづくり

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ノダの伝統を受け継ぎ活躍する社員の姿

創業から100年以上経った今も、建材メーカーとして時代のニーズに応えている(株)ノダ。今回は技術職と営業職の社員3名に、それぞれの視点から仕事の魅力を話していただいた。

◆清水保全エネルギーセンター 工務課
設備グループ 主任
前田 崇晶さん(2012年入社)

◆建材製造本部 生産技術部
清水生産技術グループ 主任
 笠井 美波さん(2014年入社)

◆建材事業部 首都圏関越ブロック
 首都圏グループ 東京営業所
 青山 毅祐さん(2017年入社)

活躍する先輩社員たち

製品の生産設備を見守り、支えるエキスパートとして日々活躍する前田さん。各工場のスムーズな稼働をサポートする、まさに陰の立役者である。
生産技術部の一員として、新製品の生産性向上にも携わる笠井さん。社歴に関係なくお互いの考えを尊重し合う社風の中で、試行錯誤を重ねながらより良い製品づくりに挑む。
青山さんは新規のお客さまをショールームにご案内して、製品の特徴や魅力を紹介。ショールームでの製品紹介も仕事の一環だ。

生産設備を支えながら、自分自身のスキルアップも図る

大学ではロボット・メカトロニクス学科に所属していて、ロボット開発を通じて電気や機械制御などを研究していました。当社に入社したのは、いろいろな加工機を使っている建材メーカーなら、自分の知識を生かして活躍できそうだと感じたからです。工場見学の際に、実際の加工機を見ることができました。大きな機械が連動して板をつくっている姿は、やはり迫力がありましたね。

最初は清水保全エネルギーセンターの電気グループに所属し、清水工場の設備保全・メンテナンスを担当しました。4万5000坪以上の敷地に建つ巨大な生産設備を管理する立場ですからプレッシャーも感じましたが、先輩社員に仕事をしっかり教わり、マスターしていきました。この仕事の目的は、適切な電力供給を行い、工場が「何事もなく稼働している」状態を保つこと。24時間稼働している製造ラインもありますから、トラブルを未然に防ぐためのメンテナンスを入念に行います。

電気グループでの仕事に9年ほど携わった後、新設された設備グループに異動し、現在まで働いています。工場内に新規設備を導入したり、既存設備を改善したりするのが私の仕事です。これまでは日々の稼働を止めないようにする仕事でしたが、今は新しい設計開発や改良といった仕事なので、味わえるやりがいも大きく変わりました。また、異動してからは富士川工場やインドネシアのグループ会社・スラインダー社の工場設備にも関わることができ、いろいろと刺激を受けながら経験を積んでいるところです。

設備グループのメンバーはまだ3名で、今は個人で動く時間が多いのですが、これから後輩が入ってきたらきちんと指導できるよう、スキルを高めていきたいと思っています。この仕事の良いところは、いろいろな設備に関わりながら知見を深めていけるところ。最初は電気に関する仕事を専門的にしていましたが、異動後は機械など新しい領域の仕事もできています。これからも前向きに知識を吸収していきたいです。
(前田 崇晶さん)

木材を含めた幅広い材料と設備技術の知識を身に付け、生産性向上につなげたい

大学時代は農学部に所属し、木材や森林など、木に関わることを総合的に学んでいました。当社のことを教えてくれたのは大学の教授です。学生時代に学んだことが生かせそうだと感じ、入社しました。最初に配属された生産管理部では、各製品の生産スケジュールを立てたり材料の手配を行ったりしていました。実は技術的な仕事をしたいという想いがあったのですが、最初に生産管理の仕事を経験できたのは、今振り返るととても良かったと感じています。

生産管理部では、製品を製造し、納品するまでの一連の流れや、それに関わる各部署の役割・想いまで知ることができます。地震が発生して、仮設住宅を建てたいというオーダーが急遽舞い込んできたのですが、短納期で対応しました。後になって、建設された住宅への入居が始まったことをニュースで知り、その時は本当に「世の中の役に立てた」と自分の仕事に誇りを持つことができました。

生産管理部で4年ほど経験を積んだ後、生産技術部に異動し、現在まで製品の生産性を向上させるための研究業務に励んでいます。材料や製造ラインの見直し・改善を行うのですが、特に材料は価格高騰などが起きれば代替品を探して手配する必要があります。もちろん価格を落とせば済む話ではなく、製品の品質を保つ材料選びが大前提。知識と判断力が求められる大変な仕事ですが、その分、無事にやり遂げることができたときは大きな達成感があります。

これから新製品がどんどん開発されます。それら新製品の生産性向上に携わっていきたいと考えていますが、それに必要なのは材料や設備技術に関する知識です。材料は木材だけでなく樹脂や金属など、設備は新しい技術を勉強して、生産性向上につなげたいと思います。ここ数年で後輩社員が増えたので、お互い意見を出し合い、協力し合う体制が大切です。自分だけでなくチームも強化することを意識したいですね。
(笠井 美波さん)

経験を重ねるにつれ、営業がますます面白くなってきた

営業職を希望していた私は、就職活動で幅広い業種・業界を回っていました。当社に興味を持ったのは、以前から家の内装や部屋選びが好きだったことが大きいですね。知的財産学部出身の私にとっては、知財課があることも魅力でした。入社の一番の決め手は、面接で感じた雰囲気です。当社の面接では、地元のことや趣味のことなど、いろいろな話をして私を理解しようとしてくれていると感じました。また、こちらからの質問にも気さくに答えてもらい、会社についてよく理解することができたのです。一人ひとりに丁寧に対応する誠実な会社という印象を強く持ちました。長く働くには人間関係の良さが不可欠です。また腰を据えて成長を目指す上では会社の安定性も重要です。その点、100年以上も事業を続けてきた当社は環境面でも実績面でも間違いないと感じました。

入社後は、新入社員研修でじっくりと建築の基礎を勉強しました。研修終了後は埼玉の営業所に所属して、現場での経験を通じて営業に必要なスキルを磨いていきました。現在は、全国展開している大手ハウスメーカーを担当する営業所に勤務しています。建築の知識が全くない状態からスタートした私ですが、着実に成長していることを実感しています。

入社する前のイメージと会社に入ってからのイメージが違ったという話も聞きますが、当社ではそういうことはありませんでした。年の近い先輩を始め、誰とでも話しやすい職場なので心強いですね。すぐ隣にいる上司も、相談や質問をすると手を止めて優先的に対応してくれます。仕事には真剣に取り組み、仕事が一段落したら雑談で盛り上がるというメリハリのある働き方も当社の魅力だと思います。

今任されているのは、新規のハウスメーカー。お客さまが合併をしたことで当社が参入するチャンスが大きく広がりました。経験を重ねるにつれてお客さまとの距離がだんだん近くなっているという手ごたえがあり、営業がどんどん楽しくなっています。
(青山 毅祐さん)

学生の方へメッセージ

100年以上にわたって実績を築き、建築のプロフェッショナルであるお客さまの信頼を得てきた当社。会社の伝統を守るためにも、技術職と営業職双方の教育に力を入れています。

入社後は、技術職と営業職合同の1週間ほどの集合研修からスタート。社会人としての基礎や企業理念を学んだ後は、職種別研修を実施します。

技術職は半年から1年程度、実際に製造ラインに入って仕事の流れを学びながら、現場担当者とコミュニケーションを取ります。研修期間は単に知識を習得するだけの期間ではありません。各部署に配属された後も工場とスムーズに連携できるよう、信頼関係を構築する期間でもあります。

営業職は、ショールームに来られたお客さまを案内しながら、製品知識や製品のアピールポイントを習得。さらに積算研修により、図面の読み方や見積もりの作成方法を学んだ後、受発注業務を実際に経験して業務全体の流れをつかみます。

配属後も、成長レベルに応じた研修を用意。入社1~2年後のフォローアップ研修、階層別研修、部門別研修などです。約100種類の通信教育プログラムから希望するものを選んで受講できる制度や、部門ごとに資格取得を支援する自己啓発制度も用意しています。業務スキルはもちろん、ヒューマンスキルも向上させられる環境です。

企業選びではその企業の制度や研修内容などを確認してみてください。成長できる環境かどうかの判断材料になるはずです。

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新入社員研修の最初の1週間ほどは、技術職と営業職合同の集合研修。その後も節目節目で多彩な研修を実施し、社員の成長をしっかりとサポートする。

マイナビ編集部から

1902年に野田材木店として創業して以来、時代の変化に対応しながら「住宅建材事業」「合板事業」の二本柱で安心・快適の住まいづくりに貢献している(株)ノダ。今回の取材では、製品づくりや生産設備を支える技術職と、営業職の3名の社員に話を伺うことができた。

取材を通して分かったのは、社員は皆、自社の実績に誇りを持って働いていること。自分のやりたいことを尊重してくれる環境で働いている、という点も感じ取ることができた。3名ともバックボーンや業務領域は違っているが、良い仕事をして会社に貢献したいという想いは共通している。自己の成長を目指すだけでなく、自分のスキルを周囲と共有したいという姿勢も感じられた。これは“NODA”という企業ブランドを育ててきた先輩社員による、充実した教育の賜物といえるだろう。

社員がお互いに協力しているからこそ、役職に関係なく意見を言いやすい社風が生まれる。得意分野で勝負しようとする人も、新しい分野の仕事に挑戦しようとする人も、周囲のサポートを受けながら前へ進める環境だ。社会に貢献する仕事に向上心を持って打ち込みたいという方には、絶好の職場ではないだろうか。

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製品力に優れたノダが展開するショールームでは、快適な空間を体験できる。ユニバーサルデザインなど、暮らす人の立場に立った製品提案を行っている。

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