興研(株)

九州営業所に所属し、福岡県と大分県を中心に営業活動を行っています。
朝と夕方に事務処理を行い、昼間は営業車を利用しての外回りが中心です。訪問先は販売代理店はもちろんですが、メインのお客様である製造業、中でも造船業・半導体工場・食品工場と業種は様々です。

お客様へは製品の知識を深めてもらうため、自社品を正しく安全に使用してもらうための講習会を行うことがあります。
最初は人前で話すことに緊張していましたが、数を重ねるうちに慣れてくると、自分なりの説明の仕方やアイディアが出てきますし、それが伝わると楽しみに感じます。

営業職というと「製品を売る」というイメージがあるかと思いますが、興研の営業職は単なる物売りではなく、“お客様の困っていることを解決する提案型の営業”が基本です。
そのため普段の仕事では、「話すこと」よりも「聞くこと」に重点を置いて仕事をしています。

入社より６年が経過しようとしています。東京出身の私ですが、九州営業所の一員として福岡県で仕事をしています。
最初は見知らぬ土地で生活をすることに不安もありましたが、営業所内の仲間はもちろん、代理店やユーザーとの交流により、楽しく生活ができています。特にその土地ならではのグルメ・お酒・観光スポットなど暮らしてみなければわからない楽しさがたくさんあり、リフレッシュにもつながっています。

仕事面でも、九州地区は当社主力品である呼吸用保護具の市場が盛んであり、日々学ぶことがたくさんありますが、やりがいも感じています。
生活も仕事もその土地で特色がありそれぞれ違ってきますが、新しい発見が常にありますので前向きに活動ができています。

取り扱っている製品が、他社にはないオリジナリティを持っているので、お客様からは「興研の製品が欲しい」と言ってもらえ、感謝されることが多いです。そういった声に耳を傾けると、こちらも努力して要望に答えようとする前向きな気持ちにもなります。

興研と聞いて中々ピンとこない方が多いかもしれませんが、多くの大手企業や病院で、興研の製品が働く人の健康を守るために使われています。まさに「縁の下の力持ち」として仕事のやりがいを感じることが出来ると思います。

また、代理店との共働により一案件、仕事を進めていくことが多いため、活動を共にした方とは、同じ会社ではなくとも仲が深まります。
社外の人との関わりが多いのも興研の仕事の魅力の一つかと思います。

労働安全衛生保護具に関する知識はかなり身につきます。
働く人々の健康に関わる製品を取り扱っているので、お客様からの質問に「間違った回答」をするわけにはいきません。そのため、質問に対して自分で調べ回答をするという当たり前の行為の中身が濃くなります。
その経験を積み重ねていくと、知識が深まるのはもちろんですが、出来事に対しての「なぜ？」という疑問を持つスキルが自然と身についてきます。

また、提案型の営業になるので、お客様が何に困っているのかを「聞く力」も身につきます。
一つ一つの課題に対してしっかりと「聞く」、そしてそれを解決する。興研の場合、相手にするお客様の業種が豊富なため、それぞれの特徴をつかむことも必要になり、他の仕事ではできにくい経験だと思います。