キヤノンメディカルシステムズ(株)

医療機器装置を導入いただいた病院へ、装置の使用方法や検査方法を説明します。私はMRI装置担当のアプリケーションスペシャリストなので、MRIに特化して操作や検査の説明をします。また、最新の情報提供として、臨床や学会の情報をご提供する仕事です。

医療は、いかに患者さんへ優しいものであるか、また正確に診断できる情報をご提供できるかという点が大切だと思います。私たちは、医療従事者の方々と直接お会いする仕事になりますが、その先にいらっしゃる、医療機器で検査を受けられる患者さんのことを第一に考えています。その中で、例えば、撮像方法の難しい検査オーダーが出た際に、私たちはその検査方法、操作方法を医療従事者の方々に説明します。直接、患者さんにお会いする仕事ではないですが、医療従事者の方々から「患者さんへ良い情報提供、医療が提供できたよ」とのコメントをいただけると、大変うれしく、仕事のやりがいを感じました。また、装置の使用方法をお伝えする中で、説明相手である医療従事者の方に「分かりやすい」「理解できた!」と直接的なお言葉をいただける点も、大変うれしく感じる瞬間です。

持っている資格を活かしたいと思い、この会社、職種を選びました。私は臨床検査技師の資格を持っており、病院ではMRI装置や超音波装置を扱うこともできる資格になります。当初、私も病院勤務を考えておりましたが、その資格を活かし、さらに装置や臨床面で様々な情報を吸収、発信できる仕事であるアプリケーションスペシャリストという職種に魅力を感じました。学生のときの経験に加え、最新の医療機器に関してや、学会での情報収集を行うことで、学生時代よりもさらに色々な知識を身につけることができ、自分の幅を広げることができるのではないかと考えました。実際思い描いていた仕事が出来ています。さらに、開発、営業、サービスと色々な職種な方と身近に相談できる会社であり、チームワークが良い点にも魅力を感じました。

就職活動では自分が何をやりたいか、何を活かしたいかを考える大切な時期だと思います。さらに、多方面から自分のことを見つめる良い機会になりました。友人にも相談し、周囲からみた自分を理解することも大変重要だなと感じます。独りよがりになりすぎず、将来ビジョンをワクワクしながら考えて就職活動してください。頑張ってください！