最終更新日:2024/4/8

伊藤忠ロジスティクス(株)

  • 正社員

現在、応募受付を停止しています。

業種

  • 海運
  • 陸運(貨物・バス・タクシー)
  • 空輸
  • 物流・倉庫

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

グローバルな物流を軸にしながら、顧客に一歩先の価値を提供する。

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若手社員たちのキャリアストーリー

グローバルに拠点を広げる伊藤忠ロジスティクスでは、若手社員が早い段階から日本と世界の懸け橋として縦横無尽に駆け回っている。物流のその先の商流までをも創造する同社のビジネスについて迫ってみた。

鈴木 一輝
食料事業本部 食料営業第一部 食料営業第二課
2020年入社

奚 澤星
海上第一本部 生活資材・化学品部 物産・化学品課
2021年入社

中島 彩瑛
海上第二本部 機械・自動車部 機械・自動車第一課
2020年入社

先輩達のオフタイム

大学時代からボルダリングを趣味にしている鈴木さん。社会に出てからはその熱が高まり、平日はボルダリング、週末は関東近郊の岩場に出かけてリアルな岩壁を登っている。
奚さんはレンタカーを借りて友人とドライブ&旅行に出かけることが多いという。金曜日に有休を取り、群馬や長野といった場所に出かけて楽しい時間を過ごしている。
学生時代から海外旅行を楽しんできた中島さん。コロナ禍で国外に出かけにくい今は、八丈島や与論島などの離島に出かけてリゾート気分を味わっている。

【鈴木さん】倉庫管理と営業を兼務。お客さまにとって真に価値ある物流を提案する

入社以来、私は食料営業第二課で勤務しています。大井ふ頭にある自社の物流倉庫を管轄しつつ、倉庫を利用されるお客さまへの営業を行うのがその役割。その中で私はワインやお菓子、砂糖といった食料品を扱うフロアを任されてきました。

基本的には倉庫での管理業務が仕事の土台となります。作業員のみなさんに対してコンテナへの積み込み方法をマニュアル化した指示書を配布したり、各種作業の方法を変えるなどして業務改善を行うなど、マネジメント面を主に担ってきました。ただ、現場作業がわからないと具体的に指示もできません。私もフォークリフトの免許を取得するなどして、実務をしっかりと身に付ける努力を重ねてきました。

マニュアルを作ったとしても、どうしても不測の事態は発生します。そんなときはスピーディに現場に行って対策を練るとともに、時間が経つとわかりにくくなるエラーの原因をその場で究明し、再発防止の糸口を探すことを心がけています。現場のみなさんが納得できる対策を講じた結果、倉庫業務の品質も高まっていくのを見るのは嬉しい限りです。

並行して行っている営業業務に関しては、伊藤忠グループ各社や外部のワイン商社などとのコミュニケーションを担っています。新規品が入ってくるとして、次の場所に輸送するためにどのような養生や梱包が必要なのか、ラベルの貼り付けといった物流加工などはどのように進めるのか、お客さまとさまざまな要素を密に話し合いながら物流をカスタイマイズしていきます。

多くの作業が必要である場合は倉庫内の人員体制を整え、必要な作業量や価格なども算出していきます。私は若手社員ではありますが、大きな裁量権を持って仕事に取り組めることがモチベーションにつながっています。休日になるとスーパーの売り場を巡ったりするのですが、自分の取り扱った食品が並んでいるのを見るのが楽しいですし、手に取って買っているお客さまの姿を見たときは、また頑張ろうという前向きな気持ちが沸き上がります。

目指すところは物流のあらゆる相談に対応できるプロフェッショナルとなること。そのレベルに達するのは遠い未来の話でしょうが、人とのつながりを大事にしながら、一つひとつの仕事に向き合い続けることで、理想の姿に一歩ずつ近いづいていくつもりです。

【奚さん】物流の知識を身に付けて、中国と日本の懸け橋になりたい

私は中国・上海の出身で、大学院から日本に留学して法律を学んでいました。日本での勉強と暮らしが自分に合っていると感じたことから、そのまま日本企業に就職しようと決意。グローバルな舞台で活躍できる物流や貿易系の企業を重点的に見ていったところ、伊藤忠ロジスティクスに出会いました。中国に多くの物流拠点を構えていることから、「私の背景を活かして日本との懸け橋になることができるかもしれない」と思ったのが入社の決め手でしたね。

1か月間の新人研修では社内の各部署の機能、貿易の知識などを学習。貿易に関しては知らないことが多かったので、初期段階で勉強できたのは今も糧になっています。現在の部署に配属になってからは、化学品の輸出入を専門としています。化学品の多くは危険物ですから、取り扱うためにも専門的な知識が問われてきます。

1年目秋まではOJT期間となり、先輩と一緒に客先に訪問をしたり、船積みの管理や見積もりの作成といった事務処理を行ったりして、実践の中で多くの物事を吸収していきました。B/L(船荷証券)や通関といった貿易独特の制度の理解には苦戦しましたが、質問をすると先輩が何でも答えてくれたおかげで、わかることがどんどん増えていきました。

10月以降は5~6社を担当するようになり、以来、お客さまの要望に合わせた輸出入の対応に取り組んでいます。近年、国際物流がますます活発化している影響で、船積みしたくてもスペースが取れないという状況が避けられないこともあります。それでもなお、世界にモノを安定的に届けるのが私たちの使命。粘り強く交渉してスペースを確保した結果、努力が実り荷物がコンテナに入り、「私の手で、世界にモノを届けられる」と感じられるのが非常に嬉しいですね。届け先を見ると母国の中国はもちろん、中東やアフリカといった国々の名も記載されており、改めて影響力の大きな仕事に挑んでいるのだと感じます。

中国出身という背景は少しずつ仕事の中でも生かされており、中国の子会社とやり取りをしたり、先輩から中国語の翻訳を依頼されたりという場面も生まれています。また、直近ではシンガポールへの海外出張も決定しました。グローバルな仕事をしたいと思って入社した私にとってはまさに目指してきた仕事ですので、より成長して会社や物流に貢献したいですね。

【中島さん】頼れる事務職を目指して、主体性をもって仕事に取り組む

大学では国際系のゼミで外資系企業の経営について学んでいました。その中で次第にグローバルな取引を展開する企業への関心が高まり、就職活動では商社の事務職を志望して業界各社を見ていました。物流業界を最初から志望していたわけではなく、物流系の企業の説明会に参加したのも当社だけでしたが、話を聞いているうちに、モノを動かす仕事は社会に欠かせないことがわかってきて、興味をぐっと深めていきました。会社の雰囲気も和気あいあいとしており、風通しの良さを肌で感じたことが後押しとなり、当社で頑張って行くことに決めました。

配属となったのは機械・自動車第一課。その名の通り、大型の機械類や自動車の輸出入を扱う部署で、私は主に工事で使う建設機械の輸出入に関して、事務職の立場から営業を支援しています。船積み用の書類の作成、船の手配といった貿易実務が主たる仕事ですが、貿易のことはまったくわからない状態でしたので、1年目の時はマンツーマンで先輩に教えてもらいながら知識を身に付けていきました。

2年目以降は、主に欧米向けの輸出を扱うようになり、さまざまな面で私が責任をもって調整していく場面が増えました。アメリカ方面は建設機械が中心なのに対し、ヨーロッパ方面は工事に使う材料である「線材」が中心になります。「線材」はコイル状にまとめると十数トンもの重さに達しますが、これだけ巨大なモノとなるとそう簡単に船を確保できるわけでありません。だからこそ、先回りをした対応が不可欠なのだと感じる日々です。

思い出深いのはトルコ向けの建設機械の輸出案件。日本からの直行便が確保しにくいので、韓国を経由して運ぶことになりました。韓国に保管スペースを確保したのですが、課長が「現地のオペレーションを見て勉強をした方がいい」と背中を押してくれて、事務職である私も韓国に出張に行くことになりました。輸出した建設機械の保管方法を実際に見て、担当者と面と向かって会話したことで見えてきた要素が非常に多く、有意義な時間を過ごすことができました。

製造の遅れや天候の変動などのイレギュラーな事態も頻繁に発生しますが、自分で考えて問題をクリアして、無事に現地までモノを届けることができたときは充実した気持ちに包まれます。いざというときに頼られる事務職となれるように、もっと多くの経験を積んで自分を高めていきたいと思っています。

学生の方へメッセージ

物流企業と聞くと、中には「物を右から左に運ぶ」ことだけが業務のように思うかもしれません。しかしながら、決してそうではありません。物流企業の使命、それは私たちが普段当たり前と思っている生活を支えるということです。
世の中にはいろんな便利な商品が溢れ返っていますが、それらもすべて物流が健全に機能しているからこそ、私たちの手元に届けられるのです。つまり、物流は社会の生命線であり、私たちの生活に不可欠なインフラであると言えます。
そんな社会貢献性の高い事業に携わっている使命感こそが、物流企業で働く醍醐味。「流通」「商流」「物流」という言葉を聞いても、それがどんな役割を社会に果たしているのかイメージが湧かない。そんな方はぜひ一度当社の説明会にお越しください。
「商社系物流企業」として邁進する伊藤忠ロジスティクスの魅力を、私たちがしっかりとあなたにお伝えします。

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採用担当の皆様「当社ではお客さまの物流機能のみならず、世界に向けた商流そのものを作ることができます。興味のある方はぜひ一度当社の説明会にお越しください。」

マイナビ編集部から

伊藤忠ロジスティクスは自らを「運ぶを軸に世界をつなぐマルチ機能集団」と位置づけている。陸海空を組み合わせた複合一貫輸送体制を構築するとともに、国内55カ所、海外500カ所以上のグローバルネットワークを有する同社は、非常に高度な物流機能を持つ企業である。しかしながら、物流だけに絞り込んで事業を展開するのではなく、顧客の物流課題、引いては経営課題そのものの解決策を提示していくアグレッシブな姿勢を貫いているのも特徴だ。実際、商流そのものの構築、M&Aなどの事業投資、新規事業の立ち上げ支援など、「物流のその先」の提案も積極果敢に展開する。何もないところからビジネスを作るのに長けた総合商社を背景に持つ物流会社らしいスタンスで、これからも物流業界の開拓者として走り続けていく構えだ。

今回は3名の若手社員に話を聞いたが、そうしたパイオニア精神は入社年次が若い人材にも浸透しているのがひしひしと伝わってきた。コロナ禍による海外渡航の規制が徐々に緩和されている中で、若手の海外出張の機会も増えつつあり、グローバルに活躍したいとの思いを抱えた人材にとってはようやく活躍の舞台が整ってきた。さまざまな得意分野を持つ人材たちが縦横無尽に活躍しながら、同社は物流の、そしてビジネスそのものの新しい未来を創造していこうとしている。

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商社系物流会社だからこそ、お客さまの困ったところを先回りして解決する高度な物流ソリューションを提供することができる。

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