最終更新日:2024/10/2

三井物産フォーサイト(株)【三井物産グループ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 不動産(管理)
  • ビル施設管理・メンテナンス
  • 不動産
  • 商社(化学・石油・ガス・電気)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

社会的に重要な施設を支える。責任とやりがいの大きな仕事。

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私たちが挑戦した1年間。

三井物産グループの総合施設管理会社として、世の中にある多彩な施設を支えている三井物産フォーサイト。新入社員3名に、それぞれの職務、仕事の醍醐味などについて語ってもらいました。

Y.K.さん
神奈川事業部
教養学部卒
2023年入社

N.M.さん
MBK関連事業部 大手町支店
経済学部卒
2023年入社

M.Y.さん
ビルディング関連事業部
文学部卒
2023年入社

先輩の横顔

N.M.さんの趣味はカフェ巡り。土日はしっかりと休めるだけに、オフタイムを満喫している。学生時代はサークルと並行して、近所の子どもに勉強を教える活動にも取り組んだ。
オフタイムには推し活に励んでいるM.Y.さん。イベントのある日は休みを取って参加している。新橋にオフィスがあるので仕事帰りでもアクセスがしやすいのが嬉しいそうだ。
Y.K.さんは学生時代、イベントのバイトで多くの人を取りまとめる経験を重ねていた。就職後のオフタイムは旅行をすることも多く、先日は有休をとって関西まで足を伸ばした。

【N.M.さん】人が集う空間を支えたい。その思いが今、まさに叶えられている。

学生時代は国際交流サークルに所属して、留学生に日本文化を紹介したり、交流イベントを企画する活動に取り組んでいました。その中で人が集う空間づくりが楽しいと思えるようになり、就職活動ではその思いが叶えられる施設管理業界を志望しました。当社を選んだのは面接を通して人を大切にする会社だというのが伝わってきたこと。また、多角的な施設管理業を営んでいるからこそ、幅広い経験を積み重ねられるチャンスがあるのも魅力的でした。

入社後はグループの中心である大手町の三井物産本店ビルに常駐して、ビル内のオフィスエリアを管轄する仕事に取り組んでいます。地上31階建ての本店ビルは、大手町のランドマークの一つ。そこで働く多くの人たちを支えていくために、ビル内の環境整備に関する工事着工から竣工までの一連の手続き、各種契約関係の管理、お客様の入退館からビル内の備品、消耗品発注まで多種多様な仕事に向き合っています。

最近では、オフィス内の大規模レイアウト変更に関して、設備担当者と協力しながら工事関係者への各種手続きに加え、発注業務の処理、完成後は資産管理業務の事務作業に臨んでいます。期限がある作業だけに急がなくてはならないとプレッシャーを感じますが、指導を担当してくれるMMリーダーや支店の方々に支えてもらいながら頑張っています。

最近は知識も付いてくるようになり、ビル内の不具合や課題発生時の問い合わせ対応にしても、慌てることなく迅速に対処できるようになりました。落とし物の管理、汚れた部分の清掃依頼、構内電波改善対応といったさまざまな要望を解決した後、かけていただく感謝の声は本当に嬉しいです。まさに人が集う空間を支える仕事がしたかった最初の目的が達成できていると実感する日々です。

三井物産本店ビルという知名度の高いビルに1年目から携われているのは非常に光栄なこと。これからもしっかりと経験を積み重ねて、MMリーダーの先輩のように誰からも信頼を得られる社員に成長したいと思っています。そのためにもビルの設備や仕組み、契約・資産など更に知識を身に付け、自分を高めていきたいですね。

【M.Y.さん】オフィスのリーシングを担当。成長し続ける自分を実感。

私は学生時代に大学のオープンキャンパスのスタッフとして、当日のスケジュール等を裏から支える役割を担っていました。人を陰からバックアップする立場が性格に合っていると思うようになり、就職活動ではビル管理会社に興味を抱くようになりました。当社に関していえば、採用担当者が私の中身まで知ろうと親身になって対話してくれて、人を大切にしている社風が伝わってきたのが入社の大きな決め手となりました。

私の場合、当社で管理している都内と札幌、仙台にある複数の物件に関して、各種工事手配を行うとともに、オフィスなどの空室区画への入居を促すリーシングを手掛けています。配属1日目には早くも社外の打ち合わせに同行したのですが、飛び交う専門用語が全く理解できずじまい。そこからは必死でメモを取って、先輩に質問をして不明点を解消する、理解を深めるというのを繰り返しましたが、とても相談がしやすい空気なのは非常に心強く感じました。

さまざまな業務がある中でもリーシングに関する比重が高くなっており、仲介会社と情報交換しながら新しく入居するテナント様の誘致に努めています。実は私自身、初対面の人と言葉を交わすのが苦手で、お客様や仲介会社の方とのコミュニケーションに四苦八苦していました。それでも一緒に行動するMMリーダーの力を借りて、堂々と話ができるようになり、知識も付いてきて会議内容の理解も進んできました。

最近はオフィスの内覧を担当し、お客様の求める価格や立地、検討している他の物件といった情報をスムーズに引き出せるようになりました。努力が実って前向きに検討してくださるお客様も増え、何件か入居まで結びつきそうな方もいらっしゃいます。段々と成果が出せるようになってきたのですから、モチベーションはおのずと高まります。

また、本社勤務だけに支店とはよくコミュニケーションを取っているのですが、話の中で「防災備蓄が足りない」という声が上がりました。上司に相談をするとすぐに調整してくれて、無事に支店に補充することができました。若手の私の意見が通るという点も仕事をしていて張り合いがあります。

まずは業務的に多いリーシングに関して、一人で完結できるくらいの力を付けるのが目標です。過去の情報や資料を調べながら知識の土台を付け、将来的には宅建士資格の取得も視野に入れながら自己研鑽を重ねていくつもりです。

【Y.K.さん】管理組合の運営から工事対応まで、幅広く不動産管理スキルを磨き上げる

就職活動では最初から不動産業界一本に絞っていた私ですが、中でも街づくりには特に興味があったので、初期段階ではデベロッパーを視野に入れていました。しかしながら、コロナ禍でオフィスの空き物件が多発しているとのニュースに接し、今ある建物をよりよくする施設管理に価値を見出し始めました。当社に関してはオフィスや病院、倉庫、エネルギー施設、水族館、スポーツ施設など多様な施設をカバーしており、広い視点で街を支えられる点に魅かれるものがあって入社を決意しました。

所属する神奈川事業部では、川崎市を中心とするエリアのオフィスや商業施設、倉庫などの管理を任されています。すべて三井物産グループ以外のお客様であり、中でも私はオフィスや住居、商業施設が一体となった複合型施設の管理・運営担当として多様な業務に臨んでいます。例えば、テナント様の工事が発生したときには関係者の窓口として調整に奔走。コロナの影響等による物販テナント様からの賃料減額要望対応も行います。

また、テナント様で構成される管理組合の理事会の運営担当として、資料や議事録の作成、会計報告などにも取り組んでいます。複合型施設だけに住民の方やテナント様などのそれぞれの管理組合が存在しており、その数は4種類にわたっています。施設内で新しい試みを始めるにあたっては、各組合の意見を募ることになるのですが、組合によって180度異なる結論になることも多く、その調整にはかなり苦労していますが、最終的に難しい状況をまとめあげ一定の合意形成を図る、いい経験をすることができています。

最近は敷地内の駐車場に関しては、私が契約の窓口としてすべてを担当することになりました。数百台のスペースがあるだけに契約の数も多いのですが、丁寧に対応した後、かけていただく「ありがとう」の声が嬉しいですし、誰かの生活を支えられている充実感がやりがいに繋がっています。

現状は教育担当の補佐的な立ち位置ですので、一人で管理を完結できるくらいの力を身に付けたいと思っています。そのためには建物の管理・運営に関する資格の取得は欠かせません。そしていつか、私が起点となって新規管理物件を受注できるくらいになりたいと思い描いています。

学生の方へメッセージ

当社が管理している物件は、いずれも一人の力だけで支えられるわけではありません。社員たちがチームを組んで、お互いに連携をしながら課題解決に勤しんでいるだけに、私たちが求めているのは協調性を持って働ける人材にほかなりません。とはいえ、相手に寄り添うだけでは管理はできないもの。しっかりと自分の意見を述べていく姿勢も大切ですし、専門性が問われるだけにコツコツと学びを積み重ねられる人にも着目したいと思っています。

あくまでも施設管理に携わる私たちは裏方の存在で、なかなか表舞台に出ることがありません。それゆえ学生の皆様にとっては具体的な業務内容をイメージしづらいかもしれません。それでもできる範囲でこの仕事を調べ上げ、施設管理への思いを自分の言葉で伝えられるくらいになってほしいですね。言葉はつたなくても、熱量の高さが伝わってくれば、私たちもおのずとその人に魅かれてしまうことでしょう。

私自身、採用担当となる前はオフィスビルや空港施設、大使館などの施設運営管理に携わっていました。社会にとって重要な施設を支えるこの仕事は、まさにやりがいにあふれています。同じような感覚をぜひ、多くの若い力に味わってほしいですね。
<人事部・北村さん(新卒採用担当者)>

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「就職活動にばかり目を向けるのではなく、学生の今しかできないことにも力を入れてください。バランスよく、充実した学生生活を過ごしましょう」(北村さん)

マイナビ編集部から

総合施設管理業を営む三井物産フォーサイトは、実に多岐にわたる不動産の管理に取り組んできた。実際、管理物件にはオフィスのみならず、商業施設、発電所、公園、スポーツ施設などが名を連ねており、中には学生も日常的に利用していたり、ニュース等でよく名前を見る施設もズラリとそろっている。人々にとって重要な施設の管理を通して、社会貢献できる実感が社員たちのモチベーションにつながっている。

今回は新卒1年目の若手社員に話を聞いたが、いずれも不動産未経験のまま入社し、MMリーダーを務める先輩の指導のもと、プロフェッショナルへの階段を着実に上っているのがよくわかった。三井物産グループの研修メニューも利用できるし、宅建士や管理業務主任者、建築士、施工管理技士などの資格取得に関しても受験料の補助、合格後の手当の支給など行ってくれる。学んでいこうとする意志さえあれば、問題なく成長を遂げられるフィールドが同社には広がっている。

インフラというべき施設を管理しているだけに、必ず誰かが仕事をしなくてはならないことが多いが、チームの力で業務をまわす体制を取ることで、お互いに調整しあいながら休暇を取り、それぞれがプライベートの時間を楽しんでいる。自分らしく働き続けられる環境も同社には整っているようである。

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新橋にある本社の風景。フリーアドレスなので、部署を超えたコミュニケーションも活発だ。オフィスのある日比谷セントラルビルも、もちろん同社の管理物件である。

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