MHIソリューションテクノロジーズ(株)【三菱重工グループ】

まず、重みを付けた優先事項を整理しました。企業を比較した際に、真に自分に合った企業を選択することができると考えたためです。つまり、価値観の見える化を行いました。次に、広く情報収集を行いました。就職活動サイトの活用はもちろん、大学の就職課や就職担当の先生への相談などざっくばらんに集め、様々な企業を知ることで、漠然とした就職活動に対するモチベーションや社会人への意識を向上させる目的につながっています。次に、取捨選択です。まずは、各情報から就職活動に役立ちそうなものをまとめていきます。これは、個人や企業単位の価値観を知ることで、今までになかった思考を生み出し、新たな価値観を見出すことを目的としています。また、自分の引き出しを増やすことで面接での対応力を向上させる目的があります。その後、自分の価値観に合う企業を判別していきます。ここまでを固めることができた後に面接を受けていきました。最後は、面接後の振り返りです。面接後すぐに内容を思い出し、受け応えの大きなミスがなかったか等を確認します。ここを反芻するだけで、回を重ねるごとに、面接の出来が格段に向上しました。以上が私の就職活動の内容になります。

タイミングと理想との一致です。タイミングに関しては、説明の必要性がないほどに読んで字の如くです。自分にとって都合のよい展開が次々にあり、結果、現在に至ります。単純に運がよかった結果とも言い換えることができると思います。残りの理想との一致は、まず、配属先となるか否かは別として、大学・大学院での研究と類似している業務内容があったからです。就職活動やその後の会社に勤めるということへの不安は非常に大きかったため、他の就活生と比較したときの優位性を考慮した結果、大学院まで進んで得た経験を少しでも活かす形が最良であると判断しました。次に、給与や賞与、休暇です。やはり、就活生のほとんどが大きな判断材料として挙げるこれらを外すことはできず、当然のように私も考えました。良し悪しは各々の価値観であるため押し付けることはできませんが、少なくとも私の眼には魅力的に映りました。福利厚生に関しても同様です。月並みではありますが、以上の二点が弊社への入社を決めた理由になります。

全てにおいて初めての経験で期待などなく、不安しかないと思います。自分の学歴にコンプレックスがあったり、人前で話すことが苦手であったりと理由は様々だと思います。はっきりと断言しておきます。就職活動は学歴勝負ではありません。多少話が下手でも一向にかまいません。焦る気持ちは十二分にわかりますが、周りが先々に内定を受けていても関係ありません。就職活動は自分との戦いです。精神的、肉体的に追い込まれる中、自分の熱意やアピールポイントをどれだけ人事の面々に伝えられるかがすべてになります。そのために、私の就職活動の内容を参考にしてもらっても、否定して我が道を突き進んでもらっても構いません。自分なりの、自分にできる精一杯の努力をしてください。みなさんが知らないだけで、企業は星の数ほど存在します。自分を必要としてくれる、賛同してくれる企業は現れます。そのときに、準備不足で後悔することのないように、自分なりで構いません、言い訳が思いつかないほどにやれるだけのことを精一杯していきましょう。長々とお付き合いいただきありがとうございました。社会人として皆様にお会いできることを楽しみにしています。負けるな就活生！！