セコム上信越(株)

入社時からBE（ビートエンジニア）という業種で勤務しており、２０２０年度で３年目を迎えます。【セコム】と聞いて、皆さんが一番先に思い浮かべるであろう警備員の仕事です。セコムを利用してくださっているお客様の建物で異常が発生した際に、異常を確認し、正常化する仕事をメインとしています。その他にも、機械のメンテナンスや交換工事、お客様からのご要請に合わせた対応。一部の金融機関のATM障害時の復旧作業。CMでも流れたりしていますが、交通事故現場での対応など、様々な内容の仕事を行っています。スーパーやショッピングモール等、決まった場所で勤務している警備の人とは大きく違い、様々なお客様のご要望に合わせた対応を行う必要がある為、日々壁にぶつかっていますが、その分成長出来る機会が多くあるとも思えます。

入社して半年くらいの時に、救急の要請があり、急行しました。同じ敷地に２つの家があり、救急信号を出した家に入ろうと鍵を使ってドアを開けた時、内鍵がかかっており、ドアを完全に開けることができず、声をかけてもテレビの音が大きすぎて中の様子が分かりませんでした。中に入れず焦っていましたが、音漏れの大きい部屋の外から声をかけたり、思いつく限りのことをしているうちに、先輩が隣の家の鍵を持ってきてくれて、隣家の廊下を経由し中に入れました。そしたら、おばあちゃんがベットの横で蹲っており、それを見て尚更緊張してしまいました。歩行器が必要な方で、誤って転んでしまい起き上がれなくなってしまったとのことでしたが、先輩が一緒に対応してくださり、問題なく対応を終えることができました。初めての事ではありましたが、もう少し出来ると思っていたので、すごく情けなく感じました。ですが、そんな自分にも「来てくれてありがとう」と、お客様が言葉をかけてくれました。私は、まだお客様に直接対応する機会がそこまで多くないので、直接お客様に感謝の言葉を言っていただけると、誰かの役に立っているんだなと思え、仕事の活力になります。

就職活動をする上で、県内で働けるということを大事な条件として、就職活動を始めました。就活本番になる前は、ほとんど何もしておらず、企業研究も苦手でした。合同説明会に何度か参加し、色々な会社説明を聞き、今の会社の説明会の雰囲気がとても良く、印象に残りました。セコムという名前のブランドに惹かれた面もあるかもしれません。県内で働くことができ、ほとんどの人が１度は耳にしたことがあるであろう会社としての信頼とブランド、説明をしてくださった人事の方の印象の良さが、決め手になりました。

セコムということもあり、かなり固い感じなのだろうと思うかもしれませんが、本当にそんなことはありません。もちろん、締めるべき場面ではしっかりとしますので、そういった時には、他の会社よりも細かいことまで見られると思います。しかし、やるべき時・正すべき時の基準が高い分、オフの場面ではとてもオフになります。先輩もラフな感じで声をかけてくれますので、自然と自分も話すときには、いい意味で気が抜けてしまうくらい、気楽にコミュニケーションをとることが出来ます。オン・オフの切り替えがとてもしっかりしている会社だと思います。

自分の将来なりたいものが明確にある人は、そのジャンルでしっかり調べ、自分が本当にいいなと思う会社を見つけられるように頑張ってください。まだ、やりたいことが分からなかったり、自分には何が出来るのか、など悩んでいる人は、大事にしたい条件（土日休み・高収入等）をとりあえず１つ決めて、会社を調べてみてください。自分の知らないことをやっている会社はたくさんあると思うので、新たな発見にも繋がり、就職活動の幅が広がると思います。また、私自身そうでしたが、友達の就活状況はかなり気になるかと思います。周りが成功していくにつれ、焦ってしまい、気持ちに余裕がなくなると、上手くいくこともいかなくなると思います。ですから、そんな時こそ焦らず、自分のペースを大切にし、時には周りと協力し合いながら、頑張ってください。