セコム上信越(株)

　セコムの現場隊員であるＢＥとして働いています。ＢＥとは、ビートエンジニアの略であり、警備の契約先の事務所などに設置されているセンサーが反応した際に現場急行し、契約先の安全確認、センサー異常点検、警備状態の原状復旧をする仕事となります。あわせてセキュリティシステムのプランの作成変更や、メンテナンス等もすることがあります。この仕事は交代制であり日勤と夜勤に分かれています。日中はお客様の対応やメンテナンスをすることが多く、夜間は現場急行やプランの作成をすることが多いです。
　仕事の面白い点として、その日その日で新しい出会いや、判断を求められることが多いです。その中で、自分の納得のいく仕事ができた時や相手の気持ちに立って行動しお礼を言われたときは胸の奥から込みあがってくるものがあります。また、お客様対応として様々な企業の役職のあるかたや、立場のある方と接する機会が多く人としての器が大きく成長するような気がしています。
　キャリアについて　ＢＥ（2年）　将来の目標　管制員

　入社から1年と半年ほど経った頃、火災異常の信号を受け現場に急行しました。１４階建てくらいのマンションで火災センサーが感知したのは１２階の部屋でした。現場に着いたらアラームが鳴っており不安に思った住人の方が外へ避難していました。すぐさま火災の対処手順に従い火災のアラームの操作をし１２階の階段を駆け上がり安全を確認しに向かいました。原因は鍋を焦がした際に出た煙がセンサーを感知させたことでしたが、住民の方々に早く来てくれてありがとうや対応してくれてありがとうといった言葉をもらいました。今回は、消防や警察の隊員より早く対応することになり住民の安全の確保に貢献できたことにやりがいとうれしさを感じました。
　こういった火災の異常や救急救命、施設の警備の異常、お客様の設備の正常状態の監視、正常という状態を保った上での安全安心を提供する仕事であることがこんなにやりがいがあるということ、感謝される仕事でありセコムに入社して良かったと思いました。

　私は人を守ることがしたいと思って就活をしていました。守り方にもさまざまな方法がありますが、人と接してお礼を言われること、様々なことに対して貢献をしてると実感できる守り方がいいと考えていました。
そんな時にセコム上信越のインターンシップに参加しました。そこで安全安心を提供し、それを社会が享受できる社会にしようと前進している会社の雰囲気や、ぶれない経営の理念、そしてこんな大人になりたいと思わせる人事の人に会いました。自分のやりたいことや仕事内容が社会に貢献していることを実感できそうという点とこういう大人が所属している会社なら自分も成長できるのではないかなと感じこの会社に入って理想の大人になろうと思いました。

　堅いイメージのあるセコムですが、先輩や上司に対してわからないこと、聞きたい事を聞けば何でも教えてくれます。また、プライベートのことであっても相談に乗ってくれます。また、私は後輩の仕事が止まってそうな時に積極的に話しかけたり、コツを教えたりと楽しく仕事できる雰囲気を作っています。
　また、チャレンジをみんなで応援することが多いです。その応援を受けて成功することもあれば仕事上の失敗が出てしまうことがあります。そんな時は落ち込んでしまうのですが、上司や先輩はチャレンジして失敗してしまうことは仕方がないしフォローするからもっとチャレンジしろと言ってくれます。実際に自分が失敗してお客様に迷惑をかけたときは先輩や上司が自分とともに頭を下げてくれて、チャレンジでの失敗だから気にするな、次挽回すればいいよとフォローしてくれたことが記憶に残っています。
　みんなが気になる休みについては、フレックス休暇という長期休暇制度を利用して10連休を取れたり、有給も取得しやすいです。自分の時間を持つことができ、先輩の男性社員は育休を先日取得しました。近年の働き方改革に対して真摯に取り組んでいると感じています。
　

　私が就活で重視したことと就活生のみんなが重視することは人それぞれですが、入社してから重視することが変わることも多いです。私も入社してから重視することが変わりました。働く前は実家の近くや、給料、やりがいなどを重視して就活していました。今では働く環境（人間関係や働き続けることができるか）、将来のキャリアの目標があるか否かといったことです。就活中は目に見える数字を参考にするしかなく数字を重視し納得できる企業を受けていましたが、入社してわかる組織風土や環境がこれほど気持ちよく仕事をするのに影響があるんだなと実感しました。だからこそ、インターンシップといった企業の中をみることができる機会は積極的に活用し、人事の人や社員の雰囲気を見てみるべきです。人事の人や社員は会社の顔でありこの人のようになりたいと思うことがあれば働くうえでの目標を見つけることができ後悔しない就活になると思います。