(株)昭建

　私の仕事は、現場監督として、依頼主（特に国や県）から発注された道路や橋の橋脚などを実際の形にするのが仕事です。特にシールド工事、推進工事を担当しています。簡単に言うとトンネル、下水道を通す穴を正確に掘り進める仕事をしています。実は新入社員時代に、同期入社が２０名ほどいて、その中でも、シールド工事に関われるのが２名だけでした。
　先輩からシールド工事は、面白いぞ！といわれた記憶だけが残っているのですが、その時に、自ら手をあげたことで、入社以来シールド関係の工事をしています。社長も言うのですが、自分がやりたい技術があれば、その希望に合わせて極めていってほしいのが、社長の考えです。
　昭建の技術力に関しては、大手ゼネコンさんから、ぜひ協力してほしいと頼まれる程で、私たちは、地元の工事の元請もできますし、大手から依頼される仕事への技術提供もすることができます。

　今やっている仕事は、近江八幡での下水道整備のための、推進工事をしています。３月より開始したばかりでして、穴を掘る前の準備段階です。そのため、今はシールドを投入するための、穴を掘り、５月下旬から掘り始める予定です。機械が掘り進めてくれるので、私たちは、日々測量をしながら、方向が間違っていないか、ずれていないが確認しています。
　仕事内容としては、現場監督ですので、作業することはありません。作業員の方の体調管理や安全の確認、そして必要な備品の発注など、工事がうまくいくために、常に全体を見ながら動いています。

　昭建は、本当にまじめな人が多いです。手抜きをしたり、ごまかしたりすることが嫌いです。何かミスをしたとしても、その人を責めることなく、守ることを大切にしています。甘いといわれるかもしれませんが、そこが良いところでもあります。行政や下請けの企業の方からは、こんなまじめな会社はない！と言われるほどです。
また支えあいも、私たちの良さだと思います。他の現場が困っていたら、助けにいく。当たり前のことかもしれませんが、仲間を大切にする会社です。
　もし摂南大学の方が入社されたら、教育は任せてほしいと思います。それほど、技術力はありますし、それを後輩に伝えていきたいと考えています。もし少しでも興味があれば、近江八幡の現場まで遊びに来て下さい。皆さんとお会いできることを楽しみにしております。