(株)昭建

もともと土木系の学科にいたこともあり、土木に関する仕事に興味がありました。最初から建設業を意識していたわけではありませんでしたが、就職活動を進める中でたくさんの人とコミュニケーションを取りながら一つのものを作っていくことに魅力を感じ、この業界を志望しました。
当社のことを知ったのは、建設業専門の就職フェア。地元である滋賀県内で仕事がしたいという思いもありましたし、現場見学会で若手の先輩がいきいきと楽しそうに仕事をしているところを見てここだと思い、入社を決めました。

土木現場の施工管理を担当しています。当社は道路工事から土木工事、上下水道工事、体育施設の工事など、多様な現場を請け負っており、工期も数か月のものから年単位に及ぶものまでさまざま。施工管理職が1人ということはあまりなく、2～3人で入る現場が比較的多いように思います。
私自身は今、新設の道路工事現場を担当していて、工期は約1年半、上司2人と私、後輩1人の4人で現場に入っています。

チーム一丸となって一つのものを作り上げていくことにやりがいを感じています。施工管理の仕事は、目の前のことだけでなく、どうすれば作業がスムーズに行えるか、どうすれば現場の品質や安全が守れるかなど、常に先のことを考えながら想像力を働かせて進めていくことが大切です。自分たちがちょっとした工夫や気遣いをすることで作業効率が上がったり、作業員の皆さんが作業をやりやすくなったりするので、その点も意識して取り組んでいるつもりです。また、イレギュラーな事態など、作業員の皆さんの協力を必要とすることも多いので、いざというとき助け合えるよう普段からコミュニケーションを取り、信頼関係を築くようにしています。

今の目標は、上司の助言がなくても一つの現場をしっかりとこなせるようになること。そして、いつか所長となり、自分の責任で一つの現場をきちんと完工させられるようになりたいと思っています。資格については昨年、1級土木施工管理技士を取得。勉強会や記述対策の添削など、会社のサポートが非常に役に立ちました。少し先のことにはなると思いますが、自分が成長し、仕事に余裕が出てくれば、1級舗装施工管理技術者やコンクリート技士などにも挑戦できればと考えています。
プライベートでの夢は、大型犬を飼うことです。

土木は、たくさんの人と関わりながら、協力して一つのものを作り上げていく仕事。大変なことや苦労をすることも多いのですが、その分、やりがいのある仕事だと思います。現場の作業員さんが怖いのでは…と不安に思っている人もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。コミュニケーションを取って関係性さえ築ければ、いろいろなことを快く教えてくれますし、休憩中などは世間話をすることもよくあります。社内でも、先輩が若手を助けるサポート体制が整っていて、非常に働きやすい環境だと思いますよ。