最終更新日:2024/6/20

(株)メディカル一光【フラワー薬局】

  • 正社員

業種

  • 調剤薬局

基本情報

本社
三重県

取材情報

研修・教育について伝えたい

教えます、薬剤師としてのキャリア形成を考える上で大切にすべきこと。

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3人の薬剤師の本音トークからひもとく、これからの薬剤師像。

研修・育成のプロフェッショナル、現場を管理する薬局長、意欲に燃える若手薬剤師。3人の薬剤師たちの本音トークから、キャリアの築き方、会社の魅力を探ります。

(左から)
清水隆也さん
2010年キャリア入社
人事・研修部 課長

高崎郁宏さん
2015年キャリア入社
久居センター薬局 係長 管理薬剤師・薬局長

西野真衣さん
2022年入社
久居センター薬局 薬剤師

それぞれのキャリアストーリー

研究職を経験後、メディカル一光にキャリア入社。10年間で3店舗経験し管理薬剤師を勤め、人事・研修部へ。採用・育成のプロフェッショナル。(清水さん)
大学病院の薬剤師を経て、メディカル一光にキャリア入社。5年間、店舗薬剤師を勤めた後、管理薬剤師に。現在は薬局長として店舗を管理。(高崎さん)
地元に貢献したいと、三重県内に多くの店舗を展開するメディカル一光に入社。総合病院と医療モールの門前薬局に勤務し、多様な経験を積んでいる。(西野さん)

研修と実践の好循環で、薬剤師として必要なスキルとホスピタリティを着実に身に付けられる。

清水:当社の人材育成の基本は、専門性とホスピタリティを兼ね備えた薬剤師を育てること。そのための研修プログラムは、薬剤師が中心になって構築・実践しています。現場での実例をもとにした講義やロールプレイなどの実技において、店舗で患者さまと実際に向き合って仕事をしている人の考え方や説明には説得力がありますから。

西野:新人研修でも、現場で活躍する先輩薬剤師が講師を務めてくださったことがありました。ただ講義を聞くだけでなく、現場で実際に求められる対応などを具体的に教えていただき、薬剤師という仕事の重要性を実感できたと思います。ロールプレイのアドバイスも実践的で、自分が現場に出たときの動き方をイメージしやすかったです。また、1年目は定期的なフォローアップ研修に助けられました。実務の進度に合わせて研修内容が組まれているため、学んだことを現場で実践するというサイクルで、着実にスキルを身に付けていけたので。

高崎: フォローアップ研修は入社5年目までの若手を対象にしていますよね。フォローアップ研修の内容は、今、見直しているところだとか?

清水:時代の流れやニーズに即した最新の知識やスキルを身に付けられるものにするよう、研修内容は常にアップデートしています。これからはオンライン服薬指導や医療DXが必須になりますし、リフィルの電子処方箋も解禁になったので、それらに対応できる知識やスキルを養う研修プログラムも必要になると思います。

西野:私は先日、2年目のフォローアップ研修を受けたところです。トレーシングレポートの書き方、薬歴の充実のさせ方などを学ぶ内容で、レベルも上がってきていますね。研修後は、店舗で先輩が書いた薬歴を意識して見るようになりました。その中で疑問を持ったことは調べたり、先輩に確認したりして、知識をアップデートするようにしています。

高崎:店舗では、質問や相談がしやすい環境づくりをメンバー全員でおこなって、新人薬剤師をサポートしています。ブラザーシスター制度でどの先輩を指導係として付けるかも、現場と人事・研修部がしっかり相談して決めていますよ。

西野:私には、ぴったりの“お兄ちゃん”が付いてくれました(笑)。仕事でのサポートはもちろん、メンバーとして溶け込みやすい雰囲気を作ってくれたので、安心して仕事を始めることができました。

ゆとりある環境で質の高い経験を積み上げながら、自分の専門を見つけ磨いていける環境。

清水:高崎さんは以前、大学病院に勤務していましたよね。病院薬剤師とは異なる仕事の魅力や求められるスキルなど、薬局薬剤師になって気づいたことはありますか?

高崎:病院薬剤師の仕事は医療従事者への情報提供が中心になるので、どうしても医師に対してどう説明するかという考え方になっていきます。薬局薬剤師の場合、処方箋や患者さまとのコミュニケーションを通して得られた情報から、どうすればより良くなるかを考え、分かりやすく伝える。患者さま中心の考え方が重要になります。その中で、患者さまが自分を信頼して「かかりつけ」として選んでくださると、大きなやりがいを感じます。

西野:やはり、患者さまファーストでホスピタリティを大切にした対応が重要なんですね。今、勤務するのは総合病院と医療モールの門前で、さまざまな症例を扱う忙しい店舗。でも、ゆとりある人員配置なのでお一人おひとりとしっかり向き合うことができています。

高崎:対物から対人業務へのシフトが強化されていく中、コミュニケーション能力をベースにしたホスピタリティの実践は、これからの薬剤師にとって必須のスキルですからね。最近は社内で、ホスピタリティを実践した事例をレポート提出する「KINDNESS評価制度」が始まりました。

清水:私たち人事・研修部も評価に携わっています。初年度には、現場の薬剤師たちから200を超える報告がありました。高崎さんもレポート提出してくれましたよね?

高崎:私は在宅医療にも携わっているので、ご高齢の患者さまのご自宅を訪問した際の事例を書きました。お薬以外の生活面でのサポートをした際のエピソードです。日頃の取り組みが評価され、昇格・昇給などにつながるのは嬉しいことです。活躍が数字に直結する営業職などと異なり、薬剤師の頑張りは見えづらいので。今後は、腎臓病薬物療法認定薬剤師を取得したいと考えています。

清水:専門認定資格も評価対象になりますからね。専門資格手当の支給や症例報告書作成講座の受講支援など、取得サポートも充実させています。患者さまとじっくり関わる中で興味ある分野を自身の専門とし、薬剤師としてのスキルを高めていくこともできます。

西野:私は、まだ具体的には考えていませんが、患者さまから選んでいただける薬剤師を目指すためにも、何かひとつ自分の強みを持ちたいと思っています。

ワークライフバランスを充実させながら、長い視野でキャリア形成できる環境。

清水:働く環境としても、当社は魅力的ですよね。

高崎:休みも取りやすく、希望はほぼ通ります。夏休みは3日間必ず取るように会社で決められていますから、通常の休みと合わせて1週間ほどの長期休暇取得も可能です。ハワイ、沖縄、三重に保養所があって無料で利用できるので、人気ですね。私は最近、三重の施設を家族旅行で利用しました。ラグジュアリーなペンションを一棟丸ごと使えて、すごくゆったり過ごせましたよ。

清水:三重県にある志摩の保養所は、海が見える絶景のロケーションですよね。私は、休みの楽しみといえば子どもと遊ぶこと。先日は通常の休みと有給休暇を合わせて5日間の休暇を取り、関東の大型アミューズメントパークに行ってきました。

西野:店舗は土曜日も営業していますが、完全週休2日制なので日曜日以外のどこかの曜日で必ず休みが取れます。平日に休みを取ることも多く、ランチやショッピングもゆっくり楽しめるので、ありがたいです。また、好きなアーティストのライブを観るのが趣味なので、友人と予定を合わせて土日の公演に出かけることもあります。これまで、休みの希望が通らなかったことはありません。

清水:地域限定の「エリア社員」をはじめ、東海限定や関西限定、全国で勤務する「各ナショナル社員」から、ライフプランに合わせて働き方を選べるのも、いいところです。全国といっても東海、関西、福井、関東が中心ですから、転勤もそれほど広範囲には及びません。その条件で月額10万円の手当が付くので、収入面も重要視する人には嬉しい制度だと思います。

高崎:うちは、もうすぐ二人目の子どもが生まれるので、1ヶ月ほど育児休暇を取得する予定です。周囲の男性社員も取得している人は多いですよ。今後も子どもたちに恥じない仕事をして、薬剤師の地位向上を目指して頑張っていきたいです。

西野:私も薬剤師として専門性を高めながら、プライベートでは家庭も持ちたいです。いつか子どもができても、会社の制度や現場のフォロー体制がしっかりしているので、安心だと思っています。

清水:私も人事・研修部の課長として、専門性の高いスキルを持ち患者さまから信頼される薬剤師をたくさん育て、会社全体のさらなるレベルアップを目指します。

学生の方へメッセージ

薬剤師としての就職先を選ぶ上で、皆さんが基準にすることはさまざまあるでしょう。安定性、働く環境、待遇、育成プラン…。そのどれもが重要な要素で、メディカル一光はそれらをバランスよく備えた企業。調剤薬局チェーンの運営を主軸にした多角的な事業展開による安定性、完全週休2日制と休みやすいシフト管理、一人当たりの処方箋枚数が少なくゆとりある人員配置などをベースに、安心して長く働ける環境を整えています。また、ナショナル社員制度は「東海」「関西」「全国」の3カテゴリーの中で勤務地を問わず働く制度ですが、「東海」は愛知・三重、「関西」は京都・大阪・兵庫・滋賀、「全国」でも東海、関西、福井、関東が中心と配属エリアは限定的です。にもかかわらず待遇が手厚いため、新卒入社の半数以上がナショナル社員を選択しています。薬剤師として専門性を高めつつ、ワークライフバランスを保ちながらも、収入をしっかり確保したい。そんな人にもマッチする会社だと思います。

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他社にはない安全対策が当社を選ぶ決め手になったという人も多く、ぜひ店舗見学で取り組み内容を確認してください。

マイナビ編集部から

三重県に本社を持つメディカル一光。地元を中心に、東海・関西に店舗展開する調剤薬局事業に加え、多様な介護施設を運営するヘルスケア事業、ジェネリック医薬品の卸売販売をおこなう医薬品卸事業も手掛ける、医療・ヘルスケアの総合企業だ。

同社が重視するのは、高いスキルとホスピタリティを備えた薬剤師の育成。手厚い新人研修やOJTはもちろん、入社5年目まで継続するフォローアップ研修を充実させ、学びと実践の両軸で薬剤師として着実に成長できる環境を整えている。

今回は、入社3年目の若手、現場を管理する薬局長、研修プログラムの構築から運営まで管理する人事・研修部の課長による対談形式のインタビューを実施。それぞれの立場から、会社の魅力について語ってもらった。そこから見えてきたのは、充実した教育制度、成長を促すキャリアパス、手厚い福利厚生制度。安心して仕事に取り組みながら、長期的視野で自身のキャリアを見据え、理想の薬剤師像を実現していける。そんな環境で、のびのびと成長していける企業だと、3人の薬剤師が証明してくれた。

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ゆとりある人員配置のもと、質の高い経験を積みながら薬剤師として成長。患者さまとじっくり向き合いながら、自身の専門を見つけ磨いていくこともできる。

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