最終更新日:2024/11/27

栗原医療器械店グループ[グループ募集]

  • 正社員

業種

  • 商社(精密・医療機器)
  • 検査・整備・メンテナンス

基本情報

本社
群馬県、東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

医療・介護の両面から地域に貢献!医師や患者さんからの「ありがとう」が励みに

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3タイプの営業が、それぞれの得意分野を活かして活躍中!

関東圏に17の拠点を展開する栗原医療器械店グループ。医療や介護の現場を支えているエリア営業・専門営業・ライフケア営業の社員たち。それぞれの特徴や醍醐味について、先輩社員に語ってもらった。

■山田 朱里さん(写真中)
(株)栗原医療器械店 エリア営業
2022年入社/ライフデザイン学部卒

■田中 里奈さん(写真左)
(株)栗原医療器械店 専門営業
2020年入社/バイオ・化学部 応用バイオ学科卒

■那須 英介さん(写真右)
(株)栗原医療器械店 ライフケア営業
2019年入社/環境創造学部卒

私のワーク・ライフ・バランス

家から最寄りの支店で働いているという山田さん。「他支店にいる仲良しの同期たちと休みを合わせ、福利厚生制度のポイントを活用して毎年旅行に出かけています!」
地元の吹奏楽団に入っており、休日はクラリネットを吹いているという田中さん。「幼い頃から音楽を通じて周囲との協力姿勢を養ってきたことが、仕事にも役立っています」
最近、約2ヶ月間の育児休暇を取得したという那須さん。「その間は他支店のメンバーも取引先のフォローをしてくれました。快く助け合える社風は当社の魅力だと思います」

情報提供も大切な仕事。病院にプラスαの価値を届けていきたい/エリア営業・山田さん

バレエや陸上などスポーツに親しんできたことから、大学では健康やスポーツについて学んでいました。その過程で医療にも興味を持ち、医療業界に携われる会社を検討。中でも当社に決めたのは、出身地である群馬発祥の会社であり、学生に丁寧に向き合ってくれる先輩社員たちの姿勢にひかれたことが理由です。

入社後は3ヶ月間の新人研修を経て、高崎支店への配属が決定。以来、上司と先輩が率いる3名のチームの一員として大規模病院を担当しています。1年目は医療用語や院内のルールなど、覚えることが満載でしたが、先輩たちに積極的に質問しつつ、メーカーの勉強会等でも学びを重ねました。本社での研修も定期的にあり、同じ悩みに共感しあえる同期の存在も励みになっていましたね。

知識が増えるに伴い、少しずつドクターともお話ができるように。ある先生が高額な医療機器の導入を希望していた際にはメーカー側に掛け合い、費用面で難色を示されていた事務方との調整役として動いたこともあります。全員に納得いただくポイントが見つかり、納入が決まった際には大変嬉しかったです。ドクターから感謝の言葉や次回の依頼をいただけると、関係が深まっている実感が湧き、やりがいにつながっています。

最近は単独で動ける場面も増えてきましたが、先輩には前例を聞いたり、一緒に提案に伺ってもらったりと、まだまだお世話になっている場面も多いです。新人時代は「報連相」が苦手だったのですが、チーム営業を進める上で一番大事なことだとわかり、できるだけこまめに進捗や情報を共有するよう心がけています。

私が担当しているのは大きな病院なので、診療科単位で関係構築や知識の習得を続けています。平日午後はほぼ毎日病院に足を運んでいることもあって、私の名前を覚えてくださる方も少しずつ増えてきました。最近は気軽に質問できる関係になったドクターもいます。イレギュラーな対応がなければ、午前中は事務処理や資料作成に注力しています。

現在の目標は、チームからも病院からも安心して案件を任せてもらえる存在になること。ドクターとの面会を増やし、こちらから先方のプラスとなる情報提供ができるようになるためにも医療全般の知識をしっかり深めていきたいです。営業として力をつけた暁には、院内で物流を支える役割やアシスタントセールスなど、いろいろな職種にも挑戦してみたいと思っています。

特定メーカーを担当し、内視鏡システムのエキスパートに成長/専門営業・田中さん

大学では昆虫をテーマに研究をしつつ、化学や食品、医療機器などの分野を広く勉強しましたが、就職活動の際に一番面白そうだなと感じたのが医療機器業界でした。普段は足を運ばない病院に入れることや、地元・群馬県でも有名な医療機器ディーラーであり、関東圏内で働ける点も気に入って当社への入社を決めました。

入社後は内視鏡システムを中心とした特定のメーカーの製品を扱う部署に入り、水戸支店からスタートしました。新人研修やメーカー研修を受講し、メーカー独自のライセンスも取得してから、先輩との同行営業を開始。病院側に寄り添って要望を聞き出す姿勢や報連相の大切さなど、多くのことを学びました。

1年目の終わりには先輩から引き継ぎをし、100前後の小さなクリニックを担当するように。対応件数を重ねるなかで、ちょっとした機器トラブルは自力でも対応できるようになりました。難しい対応はメーカー側にお願いしますが、診察や治療への影響を最小限にできるよう、各所と連携して迅速に対応することを心がけています。異動前、担当先の看護師さんから「田中さんがいなくなったら困る」と仰っていただいた際は自分なりに成長を実感でき、嬉しかったですね。

4年目からは前橋支店に異動し、5件の大病院を担当するようになりました。大病院は診療科ごとに関係性の構築が必要なので、より多くの人と関わるようになった実感があります。商談を進める際には、地域の事情や各病院のルールに詳しいエリア営業の方の協力が不可欠で、情報をもらったり、一緒に商談に出かけたりと連携して動いています。現在のエリアは以前、メーカーが直接取引をしていて当社が引き継ぐことになった経緯があるので、異動後しばらくはメーカーの営業さんとも一緒に回っていました。移管作業がスムーズに進まない病院もあって苦労はしましたが、徐々に顔を覚えていただき、この1年でようやく信頼関係を構築できてきたように思います。

新しいチームとしてようやく基礎ができ、今月から本格的に数字の目標を持って動いていく予定なので、このエリアでしっかり成果を出していくことが目下の目標です。よりニーズに合った提案準備をするために、ドクターそれぞれの症例や実績なども掘り下げていきたいですね。専門知識をさらに深め、今以上に計画的に動くことを意識していきたいです。

地域の顔となり、ご高齢の患者さんたちを支えていきたい/ライフケア営業・那須さん

毎日ケアマネージャーさんやヘルパーさんが来る家で育ったこともあり、高校生の頃から福祉の領域に興味を持っていました。大学でも介護福祉コースで学び、就職活動でもこの業界を検討。当社を志望したのは「地域医療への貢献」という経営理念に強く共感を覚えたことが理由です。

1年目は熊谷支店の配属となり、先輩に同行して事務作業を含めた営業活動のノウハウを習得。2年目からさいたま支店に移り、本格的に独り立ちをしました。以来、病院への提案活動をしながら、退院して在宅ケアに入る患者さんへの製品説明を担当しています。

実績が伴うようになってきたのは3年目から。2年連続でOJTトレーナーも経験し、新規営業にチャレンジし始めたのもこの時期です。病院の課題や要望を丁寧にヒアリングし、それに応じた資料を作成するなどして半年以上通い続けた結果、契約につながったお客様もいます。普段「栗原さんは丁寧に仕事をするね」などと褒めていただけるのも嬉しいですが、このお客様とは個人名を呼んで頼ってくださる関係を築くことができ、特に印象に残っています。

患者さんの不安や課題を聞き出し、気持ちに寄り添うのは得意なほうですが、話す力や製品知識に自信がなかった新人時代は、自分の考えをうまく伝えることに苦労しました。めげずに頑張れたのは、期待し続けてくれた上司のおかげです。現場から何度も電話して助けてもらった当時の上司に恩返しをしたい、本社にいる上司の耳に良い報告を届けたいという思いは、今でもモチベーションになっています。

5年目からは熊谷支店に戻り、埼玉県のほぼ全域を担当するようになりました。毎日あちこちを飛び回っていますが、担当する病院数が増えた分、1回1回の訪問をより濃いものにしなければという気持ちです。売上の大きい病院も任せてもらっているので、既存の取引をしっかり維持・拡大することへの責任意識も増していますし、新規営業にもできるだけ時間を使うようにしています。

当社の仕事は「人の役に立ちたい」という思いがある人にとっては、かなり満足度が高いと思います。少なくとも私自身は、患者さんと関わりながら地域医療の力になれる当職に大きなやりがいを感じています。今後の目標は、埼玉の顔になること。地域のシェアNO.1を目指し、社内でも「埼玉のライフケア営業といえば那須」と名前が挙がるような存在に成長していくことが目標です。

学生の方へのメッセージ

■(株)栗原医療器械店 エリア営業 佐藤碧さん/2022年入社
就職活動では、先輩社員に自ら連絡して会いに行くことを大切にしていました。リアルな情報収集に役立ちましたし、面接でその事実を伝えることで、志望の熱意も伝えられたように思います。一方で「人」を重視するあまり、会社の情報を調べきれていなかったと感じた面接もありました。志望する企業が公開している情報はひと通り調べ、理解を深めてから面接に臨むと良いと思います。ちなみに当社の面接では、人との信頼関係を築ける方が多い会社だと感じたことを覚えています。私自身も穏やかに落ち着いて話すことができ、相性の良さを感じて入社を決めました。

■(株)オーソエッジジャパン 専門営業 吉田理起さん/2022年入社
職種を検討する際には、家族や友達の意見も参考にすると良いと思います。私は当初いろいろな職種を見ていましたが、周囲からは「営業が向いている」と言ってもらい、確信を持って営業職に絞ることができました。また就職活動では、いかにリアルな情報を集められるかも鍵になります。とはいえ、身近な同級生に「就活の様子はどう?」とは意外と聞きづらいもの。そこで私はSNSから先輩社員に直接アプローチしてOB訪問をしたり、就活イベントに参加したり、自ら情報をもらえる場所や相手を開拓していきました。人脈を広げたことで多くの情報を得ることができ、有意義な比較検討ができたように思います。

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同期入社の二人。扱う製品も営業の仕方も異なるものの、医療を支えたいという思いは共通。「プライドを持って医療現場に貢献し、ありがとうの言葉をいただける仕事です」

マイナビ編集部から

群馬の地で創業後、関東圏内に商圏を広げ、創業70年を超えて全国でも有数の医療機器総合ディーラーへと成長を遂げた栗原医療器械店グループ。近年は東京や千葉での取引先拡大に力を入れているとのこと。医療分野に関わりたい人、関東圏内で地域に貢献しながら働きたい人には良い選択肢の一つとなりうるだろう。

同社の社風を知る上では、行動指針である「MK STYLE」に注目するのが一番だ。学び、変化、成長、寄り添いといった同社の仕事に必要な言葉が並ぶが、それを「楽しむ」というメッセージで括っているのが同社らしい。今回の取材でも医療現場に貢献する仕事としての責任感や使命感は欠かせないが、それを過度にプレッシャーとして捉えるのではなく、「仕事のなかに楽しみを見つけながら取り組んでいこう」というマインドを体現している社員たちが多いと感じた。

いろいろな会社の良さや魅力を知っていくと、「どの会社が自分に合っているのかがわからない」と悩むこともあるだろう。そうした学生に向けて、同社の人事担当者は「不安だと思ったときに、頑張れそうな理由がある会社かどうか」を考えてみることを勧めていた。誰かの役に立てたと思うと力が湧いてくる、前向きな仲間たちと協力することがモチベーションになる。そんな人にとって、同社はさまざまな”頑張れる理由”に満ちた会社と言えるだろう。

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現場に必要な製品を届けるだけでなく、医療や病院経営に関する悩みなどもヒアリングして課題解決をサポートしている同社の社員たち。日々主体的に考え、行動を続けている。

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