障がいを持つ方は我慢をしたり、待たされることが苦手です。そうしたことに対しての意思表示がとてもストレートで、私たちの支援に対しても同様に素直な感情で答えてくれます。また福祉の世界で仕事をすると、笑顔がどれだけ人の気持ちを幸せにするものかがよくわかります。ぜひ一度、福祉の現場を見に来てください。体験をしてみるのもいいでしょう。そうした、ちょっとした出会いが、長く続けられる仕事につながることもあると思います。専門的なスキルや知識は入職後に習得すれば十分です(高寺さん)。
人が好きな人、誰かのために何かをしたいと思っている人は、ぜひ福祉の世界を一度覗いてみてください。高寺さんも言っていますが、利用者様はみなさん素直。言葉でごまかすこともありませんし、好き嫌いがはっきりしている分、自分がしたことが良かったかどうかがすぐにわかります。いずれにしろ就職活動では、頭で想像しているだけでは何も始まりません。小さな一歩でもいいので、踏み出すことで見えてくる世界があるものです。その際に方向性だけは間違えないようにしましょう(田矢さん)。