(株)ミュゼプラチナム

私はもともと接客業を希望していて、数あるサービス業の中で、エステはお客さまとの距離が近い仕事だと考えたことから、エステティシャンの道を選びました。ミュゼに就職したのは、昔から名前を知っていたため安心感があったことと、店舗の明るい雰囲気に魅力を感じたことがきっかけです。美容やエステは、まったくの未経験でしたが、入社後に研修が充実しているので不安はなく、入社後に基礎からきちんと学ぶことができました。

研修は、座学と実技で構成され、技術、接客、言葉遣いなどを幅広く身に着けていきます。私は新人時代に自分のやり方に固執してしまい、つまずいたこともありましたが、そんな時は店長が何度も面談をしてくださいました。先輩方からも「こういうふうにするとお客さまに伝わるよ」と具体的なアドバイスをたくさんいたけたり、技術的なことも私は器用な方ではないのでマンツーマンで細かく教えてもらい、成長することができました。

新人研修を終えて、エステティシャンとして一人立ちした後も、さらに上を目指して、学びを深める機会がたくさんありました。まだ駆け出しの頃、お客さまをきれいにしたいという気持ちはとても大きかったのですが、伝え方がわからず空回りしていたことがありました。ある時、お客さまが私のカウンセリングに満足していただけず、途中で帰られてしまったことがあったのですが、お客さまへの申し訳なさと自分の力不足への悔しさから、一人、部屋で号泣してしまいました。その後、悔しさをバネに、その後、積極的に勉強会や研修に参加して、お手入れだけでなく、話し方や伝え方なども１から学び直しました。その甲斐あって自分にも自信がつき、今はお客さまと接することを何よりも楽しく感じています。

ミュゼではお手入れするごとに毎回お客さまのカルテを記入するのですが、そのカルテを見て、１年前に比べて、きれいになった変化を感じるのは、私たちスタッフにとってとてもうれしい瞬間です。「脱毛した後は美肌のコースを受けたい」「肌に自信がついておしゃれが楽しくなった」「背中ムダ毛が気になって、着る服を選んでいたけれど今は背中があいた服も楽しめてうれしい」など、様々な感想をいただき、単にキレイになるだけでなく人生をポジティブに生きるようになっていく姿を見ると、この仕事をやっていてよかったと思います。

現在は副店長として、お手入れと管理業務の両方に従事しています。副店長昇任のお話をいただいた時は、「自分にできるのだろうか」と悩んでしまい、その時も店長が相談に乗ってくださいました。前任の副店長が素晴らしい方だったので、「私にはその人のようにできない」と落ち込んでいたところ、「誰かになろうとしなくていい。あなたらしい副店長になってほしい」と励まされ、思い切ってチャレンジすることにしました。
まだ副店長になったばかりなので、毎日が勉強ですが、任されることが増えた分、大きな手ごたえも感じています。以前は自分のことや、目の前のことで精いっぱいでしたが、今はスタッフ全員を見渡しながら動けるようになり、自分自身の成長を感じています。スタッフ１人１人の性格や個性が異なるので、「どういう接し方がよいだろうか」と試行錯誤しながらの毎日です。

そんな試行錯誤の毎日でも、今となっては、副店長になってよかったなと感じています。というのも、スタッフの成長を一番近くで見ることができるので、やりがいがとても大きいのです。今は自分のことより、スタッフの成長のほうがうれしいです。スタッフが活き活きと仕事を楽しんでくれれば、お客さまに対しても素晴らしいお手入れができるはずです。
私自身も、「あなたにやってもらってよかった」と思っていただけるエステティシャンでいたいと思いますし、スタッフの育成にももっと力を入れて、皆が楽しくやりがいをもって働いてもらえるように、さらに成長していきたいと思っています。

自分の経験を通じて、これから入社する方に伝えたいのは、ミュゼは先輩方が温かく、みんなで新人を育てようとしてくれるので、素直にのびのびと成長してほしいということです。入社直後はなにもわからなくて当然なので、失敗を恐れず、わからないことがあれば、殻に閉じこもることなく素直に、質問をぶつけてほしいと思っています。

私がエステティシャンになったのは、自分自身の美容体験がきっかけです。10代の頃、ミュゼに通って肌がきれいになったのがうれしくて、「たくさんの人に自分と同じ経験をしてほしい」と思ったことがきっかけです。ミュゼのお姉さんはいつも優しく、気さくに話しかけてくれたことも記憶に残っています。

そして縁あってミュゼに入社することになり、さまざまな研修を受講しながら技術を身に着けてきました。新入社員のサポートがとても厚く、学ぶ機会が多いのは、ミュゼに入って良かったと感じる点です。研修では、自分から進んで学ぼうとする姿勢がとても大切で、やる気がある人はどんどん成長することができる環境です。私も、研修を受けながら、自分でもわからない点は個人的に勉強をして、先輩に勉強したところを見てもらうということを繰り返していました。新人研修を終えて、配属店舗へ戻ると、私の店舗では先輩と一緒に書く交換日記のようなものもあり、「今日は何を学んだ」と報告したり、「明日はこれにチャレンジしよう」と課題を与えてもらったりというやりとりを行います。自分が今何を頑張るべきかが明確になり、がんばったことは褒めてもらえるので、この交換日記を続けているだけでいつのまにか成長していました。

「褒め」はミュゼの大きな特徴の一つで、皆で良いところを褒めていこうという「褒め文化」のようなものを感じます。時には、お手入れの順番を間違えてしまったり、制服がお客さまの肌に触れてしまったりという失敗もありますが、先輩方から「失敗をしたら、何よりもフォローが大事」と教えられているので、お客さまにすぐにお詫びをして、誠実に接することを心がけています。

仕事をする中で一番うれしいのは、なんといってもお客さまがきれいになっていくのを間近で見られることです。ミュゼは脱毛だけでなく、美肌のコースも充実しているので、お客さまのお肌がどんどんきれいになっていきます。そして、お客さまから「あなたにお手入れしてもらってよかった」「次もＨさんにお願いしたい」と言われる時などは、この仕事をしていてよかったと、やりがいを感じます。ずっとこの仕事を続けて、お客さまからは「Ｈさんに担当してもらいたい」と思っていただくこと、スタッフからは「一緒に働いて楽しい」と思ってもらえることが私の目標です。