最終更新日:2024/9/28

ロジスティード東日本(株) 

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 物流・倉庫
  • 陸運(貨物・バス・タクシー)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

物流を超えた領域へ、若くして新たなソリューションや課題解決に貢献

PHOTO

若手3名に聞く、ロジスティード東日本で働くということ

お客様の物流業務をフルサポートする事業を通し、質の高いサービスを提供しているロジスティード東日本。同社で活躍する若手3名に登場いただき、仕事のやりがいや目標を中心にさまざまなお話を伺いました。

■鈴木 隼/東日本地区本部 日立営業部 多賀営業所/2019年入社/経営学部卒(写真左)
■小林 壱伎/東日本地区本部 水戸営業部 水戸営業所/2022年入社/経営情報学部卒(写真右)
■中村 知香/東日本地区本部 業務部 コンプライアンス課/2022年入社/現代教養学部卒(写真中央)

先輩写真の横顔

環境配慮型の事業拡大を目指し、発泡スチロールの削減を推進している鈴木さん。メーカーと協業しながら設計力で先進的取り組みをリード。趣味はゴルフで、サウナも大好き。
現場や安全に関する知識を、今は事務職に生かしている小林さん。現場と事務の良きつなぎ役となるべく、PCワークにも力を注いでいる。趣味はサッカーやフットサル。
法令遵守(コンプライアンス)という使命を帯びながら、明るく社内外とコミュニケーション。DX推進の役割も担うが、すべて楽しむ姿勢が印象的な中村さん。趣味はドライブ。

顧客ニーズに寄り添い、最適な包装形態を提案。環境貢献も視野に、設計スキルと提案力を高める(鈴木さん)

大学のゼミでは若者がアプリやネットを利用して買物する消費者行動分析などを学んでいたのですが、その裏で物がどう流通するのかという仕組みに興味が湧き、社会インフラを担える魅力を感じて物流業界を志望。単なる運搬や保管だけでなく物流ソリューションともいうべき先進的事業を進めている点で、大きなやりがいを感じたのが当社でした。

入社後は、物流資材や包装のCAD設計に注力している多賀営業所に配属となりました。仕事としては、顧客ニーズに寄り添った最適な包装仕様の設計・提案を行っています。例えばこれまで洗濯機や掃除機など大型家電製品の輸送には、梱包材として発泡スチロールが使われていました。軽くて緩衝性や安全性に富む材質ですが、生産量が多いとCO2排出など環境負荷が高く、またリサイクル率が低いなどの課題がありました。
そこで当社は大手メーカーと協業する形で、発泡スチロールの代替品を開発できないかをテーマに追求。発泡スチロール自体の改良のほか、段ボールを使用することをチームで提案。紙製ならリサイクル率がより高まりますし、家電の梱包から原油由来のプラスチックを削減できれば、今求められるSDGsへの貢献にもつながります。

私自身、文系でしたのでCAD技術は入社後の研修や先輩に寄り添ってもらう形で一から習得していきました。やってみると思いのほか順調にマスターでき、設計したものが形になるというワクワクは日々の業務のなかでも感じています。現在は設計を基に紙製の緩衝材の量産化をテーマに、試作品の立ち上げから、トラックに搭載・走行してみて衝撃・振動に耐えられるかなどの試験にも立ち会っています。
実際に搭載すると製品が変形する事案が生じるなど、すべてうまくいくわけではなく思い悩むこともしばしば。ただ試行錯誤の結果、お客様から「これいいね」「この方向で設計して間違いない」という声が聞かれたときは大きなやりがいです。

仕事を通じては、物事の先を見据えて考える力が身についたのかなと思いますし、生産から保管・配送など他部署との関わり合いも多く、年次問わず幅広い社員の声も聞けます。知見や経験のフィードバックも、主体的な発案もしやすい風通しの良い社風だと実感しています。
当面は包装仕様の開発によって特許取得を目指したいですし、将来的にも社会に貢献し続けられる設計スキルと提案力をより向上させていけたらと思います。

倉庫での作業経験を糧に、事務職へ。現場と事務両方の意見を尊重し、全体の調和が図れる存在へ(小林さん)

物流業はモノの保管や配送を通じて、多くの人々の生活や産業社会を支えるライフラインだと感じ、自分自身の「いろいろな人や社会の支えになりたい」という気持ちと合致。ロジスティード東日本は、地元を含め地域貢献性の高さにも魅力を感じて志望しました。

入社後は水戸営業所に配属となり、最初の1年半はメーカー製品を扱う物流倉庫の流れを覚えるとともに、フォークリフト資格も取得して出荷作業を担当しました。取扱製品の中には鉄道用インバーターやコンバーター、電光掲示板機器などもあり、安全管理に加えてクレーンでの積み込みも経験。先輩から作業の一つひとつを学び、お客様と作業員の間に立って指示を出したり、現場の安全管理を行ったりと、早い段階から倉庫業務に幅広く携われる環境でした。
チームワークで作業を終えたときには、社員や作業者との間で一体感も味わえましたし、鉄道インフラを支えるような大型製品の流通に関わったことで、必要なモノを必要な人に届け、社会の快適や安全に役立っているという実感も大きなやりがいになりました。

貴重な現場経験を糧に、現在は同じ水戸営業所の事務としてお客様との打ち合わせからニーズや要望をつかみ、倉庫保管や輸送の指示や手配をする中継役のような形でまた違った視点から業務に関われています。また営業所の従業員の総務的な部分も担当し、PCを使って伝票をまとめるなど在庫管理や労務管理的な仕事も多くなっています。
お客様からの依頼に対しては、すぐに当社の倉庫や輸送状況を把握し、なるべく早い回答を心掛けています。当社のトラックで間に合わない場合は他の業者に依頼するなどして配送をうまくコントロールしているのですが、お客様の満足度に繋がったときには大きなやりがいを感じます。現場の流れや安全に対する知識を事務作業に一つひとつ落とし込めている点で、いいキャリアを積めている実感もあります。

現場と事務では意識の乖離やコミュニケーションに齟齬が生じやすいので、両方の考え方を尊重しつつ自分が良きつなぎ役となって業務がスムーズに流れるようになることが目標。一つひとつの言葉に、説得力のある人財に成長していけたらと思います。将来は全体の調和が取れるような人財となり、営業所を任されるような人財へとキャリアアップしていきたいです。

各種法令の知識を身につけ、適切な管理を行う。DX推進も行い、健全で効率的な企業の歩みに貢献(中村さん)

学生時代に製造業の盛んな地域を調べたところ、モノづくりと物流は切っても切り離せないものであることを実感しました。特に当社は物流業界の中でも女性やシニアの活躍推進にもいち早く取り組んでおり、在宅勤務やフレックス制度の活用も含め、時代にマッチした職場環境を構築している点が魅力でした。私もここなら長く働けると感じ、迷わず志望した次第です。

入社後は業務部コンプライアンス課で、入札参加の申請業務や倉庫業等の許認可業務、契約書のチェック、法務として個人情報保護の全社的な取り組みも推進。いわば法令や規則を守って活動できているか、内部統制を図る仕事といえるでしょう。法務の知識はすべて一からで、5年目の先輩に教わりつつ、時に自分で調べながら法令や規則に関する勉強を重ねています。

2年目の6月に、新たな倉庫業の申請作業を一から任せていただいたことが印象に残っています。倉庫を借りるにあたっての契約書のチェックをはじめ、運輸局からの修正依頼に応えて追加の資料作成も臨機応変に対応しました。倉庫現場や営業の人と連携してやり切っただけに、大きな達成感も得られました。実際に倉庫を視察した際に広大なスペースを見て、改めて規模の大きさを実感。間接的ながら、事業拡大に貢献できる手応えも感じました。

また、個人情報保護の監査に出ることもあります。例えば社外秘書類の整理・ファイリングの仕方や契約社員への教育状況を、各事業所に出張してチェック。私は人と会って話すのが好きなので、営業所の社員の顔や名前を覚えられますし、適切なアドバイスを送ったのちに「来年もまた中村さんにきてもらいたい」と言ってもらえるとやりがいを感じます。仕事の先に情報漏洩などのリスクを減らし、健全な企業体質に貢献できる手応えも大きいです。

若いゆえにIT力を見込まれたのか、1年目から会社のDX推進にも抜擢されました。例えば、使いやすい業務管理システムを全社的に導入する旗振り役も担当。これによって書類を回収する手間も省け、業務を効率化できるとあってこちらもやりがいは大きいです。
今後は「倉庫管理主任者」などの資格取得を通して現場の安全管理ができ、さらに営業所に良き指導や監査ができる立場へキャリアアップしていけたら幸いです。コンプライアンスはもちろんDX推進も含めて、会社を側面から支え続けられる存在になりたいです。

学生の方へメッセージ

企業研究を進めている学生の皆さんは、何から始めればいいのか思い悩む人も多いと思います。まずは興味がある業界でも聞いたことのある企業でもいいので、インターネットや就職サイトを使って調べてみるところから始めてください。そこから気に入った会社があれば、インターンシップなどを通じて実際に企業を見たり職場を体感したり、説明会やオンラインの場では積極的に仕事内容はもちろん福利厚生面も質問したりするといいでしょう。
物流業界に関しては倉庫業・運送業が中心といったイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし、上記登場の鈴木のように包装形態の設計・提案によって環境問題に貢献する仕事もあれば、物流センターや倉庫現場ではロボットやRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の活用により効率化や業務の自動化も進んでいます。
IT化や技術革新も進んでいるので、業界業種を絞ったならばぜひ新しい動きをチェックしてみてください。事業に興味を抱けるか、若手にも仕事を任せてもらえるか、自分の強みを生かせるか、将来の方向性と合致しているか、などは要チェックです。
物流の未来を志向する当社ならば、コミュニケーション力や失敗を恐れず挑戦する姿勢、問題解決力などは大いに活かせるでしょう。
<業務部人事勤労課/横川寛(2010年入社)、山田結捺(2020年入社)>

PHOTO
「業界のイメージに捉われず、どんな先進的な取り組みを行っているかに注目してほしい。未知への挑戦心ある人は、当社を含めどんな業界でも活躍できるはず」と採用担当者。

マイナビ編集部から

ロジスティード東日本株式会社はロジスティードのグループ会社として創業60年以上、主に茨城県から青森県までの地域を担ってきた。2023年10月にはロジスティード首都圏、ロジスティード南関東、ロジスティード関東と統合し、東北から関東圏一帯にエリアを広げている。輸送・保管のほか、3PL(サードパーティロジスティクス)の先駆的存在として、流通加工や情報システム、物流ソリューションまで幅広く担う業務に変わりはない。
ちなみに「ロジスティード」はブランドプロミスとして「未知に挑む。」を唱えているが、上記3名の若手社員はその言葉通り、若いながら新しい事業や取り組みに前向きに挑戦する姿勢が印象的だった。入社5年目までの階層別研修が充実しているほか、女性活躍推進やキャリア研修、短時間勤務制度など長く働くための福利厚生制度も充実。先輩・後輩の間で良き関係が築けていることも、成長の支えになっている様子だった。
物流業は生産や販売、サービスまで多様な業種と接点を持つと同時に、地域から世界へ関連領域やエリアも広い。家電や自動車・重量物まで取扱製品も豊富で、安全輸送や保管、拠点の効率的な運営方法など、アイデアや技術力・IT力も大いに活かせる。マネジメント力も磨けるし、ローカルにもグローバルにも活躍できる可能性に富む。好奇心旺盛で新しいことに挑戦することが好きな人は、同社から無限のステージが広がっている。

PHOTO
部署は異なるが、素直さと向上心、コミュニケーション力は皆さん共通で、自然に話が弾む様子。社内外多くの人と信頼関係を築くことが、仕事のベースになっている。

トップへ

  1. トップ
  2. ロジスティード東日本(株) の取材情報