最終更新日:2024/7/19

フジフーズ(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 食品
  • 商社(食品・農林・水産)
  • 専門店(食品・日用品)
  • 給食・デリカ・フードビジネス

基本情報

本社
東京都
残り採用予定人数
10

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

『セブン-イレブン』に並ぶ惣菜の“おいしい”と“安心・安全”を支えるプロ集団!

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全国の「おいしい」をつくる仕事の最前線を紹介!

惣菜業界のパイオニアとして、『セブン-イレブン』の“おいしい”と“安心・安全”を支えるフジフーズ。その最前線で活躍する製造管理職・生産技術職・品質管理職の3名に、仕事や会社について語ってもらいました。

★三浦さん
製造管理職
2016年入社

★宇田川さん
生産技術職
2020年入社

★笹本さん
品質管理職
2017年入社

先輩たちの仕事風景

「機械化も進めていますが、人の手だからこそ出せる品質も大切。品質が一番であり、私たちの誇りです。問題があれば、上司に報告してやり直します」(三浦さん)
「本社と連携しながら、新たな製造設備の導入や製造ラインの立ち上げに携わることも。設備のメンテナンス以外にも、幅広い経験ができるのが魅力です」(宇田川さん)
「工場内部の衛生管理では改善協力をパートナーにお願いするので、日頃から笑顔でコミュニケーションをとり、関係構築を心がけています」(笹本さん)

【三浦さん】多くの人が働く現場を円滑に運営するためには、密なコミュニケーションが必須

大学では、植物の遺伝子について学んでいました。その知識を「生活に近いところで生かしたい」と思い、就職活動では食品業界を志望。全国の『セブン-イレブン』に並ぶ商品を開発・製造していることを知り、最終的に当社を選びました。福利厚生が充実しており、安心して長く働けそうな環境だったことも決め手のひとつです。

製造管理部門は、調理課と包装課に分かれています。野菜の皮むきや肉のスライスといった、加工を行うのが調理課。盛り付けを行い、パック詰めして販売できる形にするのが包装課の役割です。私は、調理課でサラダとサンドイッチ、パスタを担当。朝、その日の製造計画表を確認し、必要な材料を計算してスタッフに指示を出すところから1日がスタートします。その後、製造ラインに人員を配置し、商品ができあがったら品質をチェック。問題があれば、その都度対処していきます。

品質と同じくらい大切なのが、タイムマネジメントです。調達・製造・出荷といった流れが滞らないよう、1日3便の出荷時間を常に意識しています。トラブルが発生したときには、迅速かつ的確な判断が必要不可欠。機械に不具合が起こった際は設備担当に修理を依頼するのですが、その間にも製造が止まらないようタイムスケジュールを調整します。また、千葉工場は1日約48万食の製造・出荷を担っている大規模工場。パートナー(パート・アルバイト)にお願いや指示が正確に伝わらなければ、現場はスムーズに回りません。トラブルが発生すると大きな影響が出てしまうので、コミュニケーションを重視しながら日々の業務にあたっています。

当社は上司との距離が近く、何でも気軽に話せるのが特徴。「効率がよくなるアイデアがあったらどんどん教えて」と言われており、率先して業務改善の提案をするようにしています。直近では、全員で同じ作業をしていたレタスの処理を、1人目は芯を取って、2人目はバラバラにちぎって…と分担する提案を行い、採用されました。

生産工程全体の理解を深めるために、今後は包装課や資材課の仕事を経験してみたいです。製造管理の仕事をひと通り理解し、全体を見て指示ができるようになれば、部下ができたときに自信を持って指導できるはず。また、製造の楽しさを十分に味わった後は、商品開発など他の仕事にも挑戦してみたいです。

【宇田川さん】設備に不具合が発生した際に、原因を究明してメンテナンスを行う仕事

工学部機械工学科で学んでいましたが、食に興味があったことから就職活動では食品業界を志望しました。そんな中、長年にわたって『セブン-イレブン』の商品を手がけている当社に注目。自分もよく食べていた身近なコンビニのおにぎりやお弁当の開発・製造を行っている点に魅力を感じ、入社を決めました。

当社の製造工場では、ご飯を炊く機械からおにぎりを握る機械、お肉を焼く機械まで、50種類以上の設備が稼働しています。生産技術職のミッションは、それらの安定稼働を支えること。「おにぎりがキレイなカタチにならない」「ベルトコンベアがストップしてしまった」「包装がズレてしまう」など、不具合が発生した際に原因を究明してメンテナンスを施し、復旧を目指します。

1年目は、先輩に同行しながら設備の知識や工具の使い方を学んでいきました。2年目に本社に異動となり、船橋に誕生する新工場の立ち上げプロジェクトに参加。私は主に、設備の搬入スケジュールの調整を任されました。設備メーカー10~20社と連携しながら、設置の段取りを組んでいく仕事。立ち上げという貴重な経験を通して、大きなやりがいを味わえました。現在は、立ち上げに携わった船橋工場の設備メンテナンスを担当しています。うれしい瞬間は、一人で不具合の原因を突き止められたとき。自分の成長を実感することができます。スピーディに復旧作業を行った際に製造担当からもらえる、「ありがとう」の言葉も原動力に。また、自分が日々メンテナンスしている設備でつくられた商品を買うときには、感慨深い気持ちになります。

当社は、若手の声に積極的に耳を傾けてくれる会社です。自分の気づきやアイデアを生かせるシーンがたくさんあります。以前、ある設備に、手を入れると危ない個所があることに気づき、溶接などを行ってガードを自作しました。「やってみて!」といろいろチャレンジさせてもらえる職場なので、高いモチベーションで働くことができています。職種の垣根がなく、困ったことがあれば一丸となって問題解決に挑むなど、一体感ある社風も当社の魅力だと言えるでしょう。

今後の目標は、電気の知識を身につけることです。会社の資格取得支援制度を活用し、電気工事士や電気主任技術者の資格試験にチャレンジする予定。常に新しい知識をインストールし、自分一人でできることをどんどん増やしていきたいです。

【笹本さん】食品の検査からお客さま対応、現場の衛生指導まで、工場全体の品質を管理

品質管理の仕事は大きく分けて3つあります。1つ目が、商品の細菌検査。1972年にいち早く細菌検査室を設けるなど、長年蓄積してきたノウハウに沿って、検査をしています。「安心・安全」を追求するフジフーズの品質を守るという、責任の大きな仕事。肉眼で見えない細菌を扱うのは難しいのですが、私の見落としが致命的なミスにつながるリスクがあるので、細心の注意を払って業務にあたっています。

2つ目は、お客さま対応です。商品をご購入いただいた方からのお問い合わせに、真摯に対応しています。電話やオンラインでのやりとりになるので、言葉だけで説明する難しさを痛感。お客さまが話しやすいよう十分に間を取り、お話をしっかり聞くことを心がけています。自宅で食事をする方が増えたので、味に関するお声も多くいただくようになりました。大切なご意見として、関連部署に共有するのも私の仕事です。

3つ目が、工場内部の衛生管理。お客さまからいただいたお声を元に改善を図るほか、日々工場内を巡回してリスクを未然に防ぐ対策を講じています。一番難しいのは、新たな改善や対策を、パートナー(パート・アルバイト)にも周知し、実行してもらうこと。パートナーは外国籍の方が多いので、写真や動画を活用しながらわかりやすいマニュアルを作成し、確実に伝わるよう工夫しています。うれしい瞬間は、細菌検査の数字で成果が表れたとき。「また頑張ろう!」というモチベーションにつながります。

当社の大きな魅力は、成長できる環境が整っているところです。千葉工場の品質管理は8人で担っていますが、担当分けはされていません。すべての業務を経験し、どんなことが起きても柔軟に動けるよう、上司が作業を均等に振り分けているのです。社会情勢が刻々と変わる中、取引先のニーズも日々変化。そんな中で柔軟に対応し、挑戦する姿勢が求められます。新たなチャレンジを通して、自分の成長を実感できるのがうれしいです。

この仕事には、ゴールはありません。ですから、今後も妥協することなく品質向上を目指していきたいです。また、他の工場でも経験を重ね、さまざまな商品に触れて知見を広げていくことも目標のひとつ。ゆくゆくは、工場内でマネージャーを経験し、さらに複数の工場を管理するエリアマネージャーを目指したいと考えています。

学生の方へメッセージ

【三浦さん】自分の興味関心や価値観を理解したうえで、就職活動の準備をするといいと思います。食品業界に興味がある方は、ぜひ当社の企業研究もしてみてください。テレワークの普及によって人々の生活習慣が大きく変わり、コンビニ弁当の重要性もさらに増してきました。変わりゆく環境の中でも、安心で安全な商品を皆さまにお届けできるよう、今後も頑張りたいです。

【宇田川さん】私は、「食が好き」という軸で会社選びを行いました。皆さんもぜひ、「好き」を大切にしながら就職活動を進めてください。好きなことを仕事にすれば、大変なことがあっても乗り越えることができ、長く続けられると思います。好きなことが見つからない方は、自分の過去を振り返ってみましょう。また、入社後のミスマッチを防ぐためには、できるだけ多くの社員と接することが大事。そうすることで、職場の雰囲気をしっかり理解できると思います。

【笹本さん】大学で学んだ生物化学系の知識を生かせる場所はどこだろうと考え、食品業界を中心に品質管理の仕事を探しました。そんな中、今後いっそう求められるのは“中食”だと考え、最終的に当社を選んだのです。コロナ禍によってコンビニのニーズが高まったことにより、「安心・安全なものを届けなくては!」と、ますます責任を感じています。人々の生活に直結しているという自覚を持って、これからも日々の業務に励んでいきたいです。

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製造管理職や生産技術職、品質管理職が一丸となって、工場を運営。職種の垣根がなく、コミュニケーションが取りやすい職場で、助け合うカルチャーが根づいている。

マイナビ編集部から

惣菜業界のパイオニアとして、60年以上の歴史を誇る「フジフーズ」。『セブン-イレブン』がまだ12店舗しかなかった頃から取引をスタートし、今では全国の店舗に1日約220万食を提供しているという。コンビニ業界の黎明期から業界の発展に貢献してきた同社の強みは、商品開発力・製造技術力・品質管理力。それらを合わせた総合力によって、『セブン-イレブン』の“おいしい”と“安心・安全”を支え続けている。

同社で働く魅力は、幅広い活躍の場が用意されており、多彩なキャリアパスが描けること。しかも、社歴や経験に関係なく、責任ある仕事を任せていく風土が根づいている。いい意見や提案を、積極的に受け入れてくれる社風も特徴。だからこそ、若手のうちから大きな働きがいを手にすることができるのだろう。今回取材した先輩たちのインタビューからも、それぞれの仕事の魅力がしっかりと伝わってきた。

同社は月9日休み(2月は8日)で、特別休暇10日を含めると年間休日は117日。さらに、法律で定められた年5日の有給休暇をプラスすると年間休日は122日となり、抜群のワークライフバランスを実現できる環境だ。産休・育休の取得実績も多く、育休を取得した男性社員が多数。同社でなら、仕事とプライベートをしっかり両立しながら、高いモチベーションで働けるだろう。

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『セブン-イレブン』との強固な信頼関係により、高い安定性を誇っている会社。おいしさに定評がある同コンビニの惣菜を、年間550種類も開発・製造しているのが特徴だ。

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