社会福祉法人日本ヘレンケラー財団

■週休3日制（年間休日157日）を導入！
　ヘレンケラー財団は、障がい者福祉を中心に高齢者福祉、児童福祉、救護施設などを大阪府下に9施設を展開しています。1950年設立の歴史ある法人ですが、理念に掲げるのは「先駆的事業への取組み」。中でも職員の働きやすさ・働きがいに注力し、これまでも多様な働き方プロジェクトを推進してきました。
　そして2023年4月、週休3日制を導入。年間公休157日＋有給休暇という、福祉業界の働き方を刷新する制度を実現しました。週休3日制導入の背景には、子育てや家族の介護、プライベートの充実など、職員一人ひとりのライフプランに寄り添いたいという思いがあったからです。仕事と家庭のバランスが取れてこそ、幸せな人生が送れます。また週休3日になったことで職員同士の休みが合わせやすく、職員間のコミュニティが深まったことも嬉しいサプライズです。

■なりたい自分を目指せる！
　こうした制度を活用し、研修費助成制度を使って新たな資格取得にチャレンジしたり、より専門性の高い知識を獲得することも可能です。当法人は障がい者や高齢者、児童、救護などさまざまな施設を運営していますから、多様な経験を積むことができます。専門性を高める、福祉のゼネラリストを目指すなど、なりたい自分が叶う環境を整えています。
　さらに職員からの声に応えて、副業支援制度も試験的に実施しています。得意を活かした副業は職員の自己実現になるとともに、広い視野を持つことは仕事にも役立ちます。現場の意見を汲み取り、いち早く制度化できるのも、フットワークの軽い当財団の強みです。

■職員を「人財」とする企業風土！
　福祉業界の先端をいくような取り組みを次々と実現している当法人。その原動力となっているのが、職員は「人財」という揺るぎない信念です。なりたい自分を応援する人事考課制度や階層別研修など、キャリア形成においてもしっかりとサポート。さらに2本立ての退職金制度など福利厚生の充実にも力を入れています。
　入職時に専門知識や資格は必要ありません。新人研修や充実したOJT、先輩がマンツーマンでサポートするメンター制度など、知識ゼロから成長できる環境を整えています。少しでも福祉に興味を持ってもらえると嬉しいです！
（障がい者支援施設　太平　施設長　植田辰彦さん／副施設長　御宮知秀登さん）