(株)河北本店

初代が創業したのが江戸時代末期。
明治中期にはセメントを中心とした建築資材を主に販売
するようになりました。

以来セメント、左官材・衛生陶器・タイル等の建築資材
の問屋として熊本県一円に商圏を拡げ、100年以上、
事業を展開し続けて、
熊本の建設業に貢献してまいりました。

熊本城の城壁に使われている湿式工法の左官材料なども納入してきました。

こうした古くから使われ続けている材料もあれば、
機能やデザインや施工方法が改善され進歩していく材料もあります。　

そういった様々な材料の勉強を日々しながら、
熊本城復興そして熊本の未来のために頑張れる仕事です

そのためには…、
経験年数の多いベテランの方たちから学べることを大事
にしながら、若い世代の方たち同士のつながりを大事に
常に『今まで～』プラス『これから～』という視点で、
仕事に立ち向かえる環境づくりを大切にしていきたいと考えております。

昨今の集中豪雨・震災などの災害を経験・目撃して、当たり前に家があって地域の社会インフラが機能していることがどれだけ尊いことか皆さんなら充分に感じているはず。

建設という言葉からイメージされるのは建設会社と職人さんですが、その根本を支えているのは、インフラ維持と建物を形作る様々な製品を製造しているメーカーの物づくりがあってこそです。

そして、さらにそれぞれの地域にある私たち建材卸が現場に物を届けてこそ、この両軸が不足なく連動して初めて建設が成り立っているのです。

インフラ？って・・・・誰かがやらなきゃ！

『新しい働き方』や『ニューノーマル』ど真ん中というわけには
いかないお仕事ですが、世の中の暮らしをささえるインフラに関係する
お仕事を頑張っている人たちがいるから、日々の何気ない日常が
安心して送れているのです。

• 江戸末期　　　　
  • 初代河北忠左衛門が熊本区旧市街（通称西古町界隈）で茶器、陶器、宇治茶等の販売を創業
    屋号を“萬屋かわきた見世”と称す
• 1877(明治10)年
  • 古町界隈一帯が焦土と化し、忠左衛門は、息子の二代目、河北格太郎、総次郎兄弟と協力して商店を再建。
    煙草・荒物・雑貨と商いの手口を拡げる
• 1910(明治43)年
  • 三代目、河北才吉・仙吉兄弟は、湿式建材（セメント・左官材料）・窯業建材（タイル・衛生陶器）等の建築資材の卸問屋として熊本県一円と宮崎・鹿児島の一部にまで商圏を拡げる
• 1933年　3月
  • 四代目、河北健吉は個人商店より法人組織に変え
    合資会社河北商店と改め、更に建材・荒物商品を拡充する
• 1947年 　　
  • 衛生陶器・窯業タイル部門を分離、健吉の次弟弘治が、
    合資会社河北タイル店を設立
• 1965年　3月
  • 合資会社より株式会社に組織変更、
    商号を現在の(株)河北本店に変更
• 1968年　8月
  • 河北生コンクリート工業(株)を設立
    
• 1970年　1月
  • 河北生コンクリート工業(株)　阿蘇工場建設
• 1971年　6月
  • 五代目、河北敏夫が代表取締役社長に就任
• 1973年 11月
  • 創業の地　呉服町より現在の地、十禅寺へ
    本社社屋並びに倉庫の統合移転
• 1976年 11月
  • 合資会社河北タイル店を合併
• 1999年　7月
  • 販売管理システム導入
• 2012年　7月
  • 六代目、小山太郎が代表取締役社長に就任