最終更新日:2024/10/16

(株)宮田自動車商会

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • 自動車・自動車部品
  • 専門店(自動車関連)

基本情報

本社
北海道

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

新規事業、営業、人材開発。自動車部品を中心に多彩なキャリアを切り拓ける会社へ!

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中堅社員3名の挑戦と成長の軌跡。働きやすい環境も魅力!

北海道札幌市に拠点を構える自動車部品の総合商社、(株)宮田自動車商会。同社で活躍中の中堅社員3名に入社理由やこれまでのキャリア、仕事のやりがい、今後の目標についてお話を伺った。

<写真右から>
■営業統括部 新事業推進部 新事業推進課 課長代理(係長)
八角 亮さん(2019年入社/商学部卒)

■営業統括部 1部 江別営業所 所長代理(係長)
池田 修斗さん(2019年入社/スポーツ文化専攻卒)

■経営戦略部 人材開発室
中村 恵美さん(2020年入社/総合生活キャリア学科卒)

社員は語る

「新規事業のターゲットとなるお客様は、自動車部品のお客様とは全く違います。新事業推進部のメンバー5人で着実にカタチにしていきたいと考えています」(八角さん)
「最速で所長代理に昇格できたのは営業実績だけでなく、たくさんの社員を巻き込みながら仕事をしていたことが評価されたのだと思います」(池田さん)
「さまざまな人と関わりながら、常に新鮮な気持ちで仕事ができる会社です。求める人物像は元気で明るい方。自ら積極的に課題に取り組む姿勢をお持ちの方です」(中村さん)

入社のきっかけはバスケットボール!営業で成果を残し、新事業推進部へ!(八角さん)

私が当社に入社したのは、小学生の頃から打ち込んできたバスケットボールがきっかけでした。後で登場する池田は全国屈指の強豪校の同級生で、北海道出身の彼から「一緒にバスケをしないか?」という誘いを受けたんですね。そこから宮田自動車商会を知ることになり、自動車部品はもちろん、車に関してもほとんど知識がなく、仕事のイメージがつかめない部分も少なくありませんでしたが、思い切ってチャレンジしようと、入社を決意しました。

入社後は、整備工場やディーラー、中古車販売、板金工場といった取引先への自動車部品の配達・営業の仕事からスタート。最初のうちは部品の名前を聞いても、形状も機能もわからず、苦労する場面が少なくありませんでしたが、経験を積むうちに商品知識を身に付けることができました。普段から心掛けていたのは、どうすればお客様に喜んでいただけるかです。お客様の困り事、悩み事を細かに汲み取って解決策を提案したり、個人的なキャンペーンを企画したりと、さまざまな部分で創意工夫をするようにしてきました。こうした努力の甲斐あって、全社員の中でもトップクラスの営業成績を残すことができました。

入社4年目には、新たに発足した新事業推進部への異動を自ら志願。新事業推進部は、2021年に創業100周年を迎えた当社が、“次の100年”に向けた挑戦を行う部署で、次世代モビリティやEVフォークリフト、LED、スマート農業などの新規ビジネスの立ち上げに向けた取り組みを進めています。新たな市場をイチから立ち上げるのは容易ではありませんが、社会人人生の中でもなかなか経験できないことですし、本当に挑戦しがいのある仕事だと思っています。現在は新事業推進部のリーダー(課長代理)に就いています。しっかりと実績を残すとともに、自ら考え、行動を起こすことができる社員を高く評価してくれる会社だと実感していますね。

創部60年以上続く当社バスケットボール部での活動も充実しており、現在、私はキャプテンを務めています。練習は平日2回、土日に2回の週4回。仕事を完了した上で練習に取り組むのがルールなのですが、バスケで培ったコミュニケーション力、チームワークは仕事で大いに生きています。私の今後の目標は、新規事業を軌道に乗せて、会社の新たな経営の柱として確立すること。将来的には、部署全体を任せてもらえるよう、実力を磨いていきたいと思っています。

トップクラスの営業成績を上げ、最速で所長代理に昇格!大切なのは「質より量をこなすこと」(池田さん)

当社との出会いは、全国規模のバスケットボール大会の北海道予選の決勝で、当社バスケ部と対戦したことでした。大学1年生の頃はプロバスケットボールチームの練習生だったこともあり、卒業後はプロを目指すか、実業団に進むかということで大いに悩みましたが、仕事とバスケを両立していこうと決心し当社への入社を志望。学生時代は免許も持っておらず、車に興味があったわけではないのですが、先輩社員の中にはバスケ部のOBもたくさんいましたし、皆さん話しやすい方ばかりでしたから「入社後に頑張れば何とかなるだろう」と思い、入社を決めました。

入社後は、江別営業所にて主に営業職やフロント職を担当しています。入社から約5年、おかげさまで全社員の中でもトップクラスの営業成績を上げ続け、最速で所長代理に昇格することができました。江別営業所は長沼及び岩見沢事務所のフロント事務も担当している上に、重機や農機の部品も扱っているためエリアも範囲も広く最初のうちは苦労しました。ただ、こうした困難を克服するために心掛けてきたことが二つあります。

1つ目は「質よりも量をこなす」こと。お客様とたくさんコミュニケーションを取って、懐に入り込み、「この商品を注文したい」と自然に思ってもらえるようにすることです。そのためにもミスや失敗を恐れず、どんどんトライアル・アンド・エラーを繰り返すことが大切なんです。2つ目は、仲間たちと「切磋琢磨」することです。仲間の活躍は良い刺激になりますし、バスケを通して養った気概を発揮できる場があるのは嬉しいですね。ちなみに、当社ではチームワークを大切にしながら、自主性をもって仕事に取り組むことができる人、どんな苦労に直面しても諦めずに仕事をやり切る力を持った人が活躍しています。

仕事と部活動、プライベートをしっかりと両立できるのも当社ならではの魅力です。第2子が生まれたときには、約1か月間の育児休業を2回に分けて取得することができました。仲間の理解、チームワークがあってこそだと思っています。今後の目標は、所長代理からさらにステップアップし、所長として拠点を任せてもらえるようになることです。将来的にはマネジメントスキルに磨きを掛け、部長を務められるようになりたいですね。

フロント職を経て、人材開発室へ!多彩な仕事に挑戦するチャンスのある会社(中村さん)

学生時代は総合生活キャリア学科で、主に英語やビジネスマナーについて学んでいました。就職活動に当たっては、地元・北海道で、総合職としてさまざまな仕事を経験できる企業を軸に会社を絞っていきました。企業セミナーで職場の雰囲気、丁寧な説明に魅力を感じ、当社へ入社を希望。もともと車に興味があったわけでなく、自動車部品に関する知識もゼロでしたが、「ほぼ全員がゼロからのスタートだから大丈夫!」という話を聞き、思い切って飛び込んでみることにしたんです。

入社後は新入社員研修を経て、市内営業所で配達・営業を経験。入社2年目に入ってからは約2年間、フロント職に携わりました。フロント職として心掛けていたのは、忙しいお客様のニーズに応えられるよう、迅速な対応を実践すること。そして、配達・営業に携わっていたときにつかんだ、お客様の特徴に関する情報を電話対応の際に生かすことです。当初、専門用語が分からず苦労の連続でしたが、経験を積み重ねるうちに、お客様がお求めになられている部品をスピーディに探せるようになり、仕事がどんどん楽しくなってきました。自分の提案を受け入れていただけたときには大きなやりがいを感じられますね。

「幅広い仕事に挑戦したい!」との思いから、入社4年目には社内の人事担当募集に自ら立候補し、2024年1月に経営戦略部の人材開発室に異動。現在は、会社説明会の企画・運営や資料作成、社内報の制作、若手社員への業務ヒアリングなどに取り組んでいます。もともと人と関わることが好きですし、一つの会社のなかで多彩な仕事を経験するチャンスがあるのは大きな魅力といっていいでしょう。

働きやすい環境が整っているのも当社の特徴の一つです。私から見ても優しくて話しやすい人柄の社員ばかりですので、人間関係で悩むことはありません。「みんなで頑張っていこう」という仲間意識をもって仕事に取り組むことができるのは嬉しいですね。今後は、会社全体の業務について理解を深め、学生の皆さんに会社の特徴や魅力を、よりわかりやすくアピールできるようになりたい。これが現時点での私の目標です。

学生の方へメッセージ

「新卒」という“バッジ”をつけて就職活動ができるのは、長い人生の中でも一度きりです。だからこそ「自分の軸」を大切にして、「この会社で仕事がしたい」「新卒の“バッジ”はこの会社に捧げたい」と心から思える会社を選んでいただきたいと思います。なお、どこに「自分の軸」を定めるかという点に関しては、人によって正解はさまざまでしょう。仕事内容を軸に据えるのもいいですし、給料や福利厚生、勤務地などの待遇・条件面を軸に据えるのもいいと思いますが、重要なのはとにかく周囲の意見に流されないこと。志望企業の担当者をはじめ、家族や友人など人に相談することも大事ですが、最終的には自分の考えや思いを大事にしていただきたいと思います。

上でお話ししている3人もそうですが、当社は自動車部品に関する専門的な知識がなくても着実に成長し、活躍できる会社です。実際のところ、先輩社員の人間性や職場の雰囲気、社風に魅力を感じて入社する方がほとんどですし、車好きだけでなく多彩なバックグラウンドを持った社員が揃っていて、いろいろな話ができることが当社ならではの魅力となっています。当社の特徴を深くご理解いただくためにも、まずは会社説明会にご参加いただきたいと思います。

経営戦略部 人材開発室 中家さん

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「最近はSNSを通したスカウトなど、情報源も採用方法も多様化していますが、大切なのは志望企業の担当者といろいろな話をすること。これに尽きると思います」(中家さん)

マイナビ編集部から

北海道札幌市に拠点を構える自動車部品の総合商社、(株)宮田自動車商会。今回、同社の新事業推進部、営業所、人材開発室で活躍中の社員3名にお話を伺って感銘を受けたのは、自動車部品に関する知識ゼロで入社しながらも、配達・営業・フロント事務の仕事を通して着実に成長し、多彩なキャリアを切り拓いていることだった。こうしたことが可能なのは、わからないこと、困ったことがあれば、誰にでも気軽に質問・相談できる雰囲気が浸透しているから。そして、若手の挑戦を積極的にサポートするカルチャーが根付いているからこそだろう。筆者はここに、1921(大正10)年の創業以来、100年以上にわたって発展を続ける同社の強さ、そして魅力を垣間見たのである。

自動車業界に興味関心をお持ちの方はもちろん、働きやすい環境で営業力に磨きを掛けたいという思いをお持ちの方。そして、新規事業の立ち上げを含めた多彩な仕事に挑戦し、自分の可能性を思い切り試してみたいという志をお持ちの方に企業研究をお勧めしたい会社である。

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経営理念は「少数精鋭主義に徹し 相互信頼を旨として 社員の幸福のうえに 会社の繁栄を導く」。“人”を徹底的に大切にする会社である。

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