(株)高松三越

入社以来、美術画廊で勤務しております。絵画や工芸、現代アートなど様々なジャンルの展覧会を１週間ごとに開催しており、私は企画立案や店頭での接客、外商部と連携した外販活動などを行っています。

お客さまとの信頼関係が構築されていくときです。MD特性上、ひとりひとりのお客さまと時間をとって接客することが多く、生活必需品ではない美術品を扱う中で、お客さまの感性の部分に寄り添って接客をさせていただき、お客さまの生活や心に彩りを加えるお手伝いができる仕事はなかなかないと思います。お客さまの心情や環境に寄り添った行動や接客、ご提案をすることで、「人」と「人」との信頼関係が生まれます。お客さまの期待を常に上回ることは簡単なことではありませんが、お客さまとの信頼関係構築のためにその点を意識して働いています。

お客さまひとりひとりと長い時間を掛けて信頼関係を築いていけるような仕事に就きたいという軸を持って、就職活動をしていました。その中で、実家が自営で呉服屋とお中元・お歳暮などのギフトを取り扱っていたことから百貨店も就職先の候補に入れていました。私が高松三越に入社したいと決めたきっかけは、就職試験の際にご対応いただいた総務の方でした。面接の待ち時間や面接後に助言や伝えきれなかった部分を聞いていただくなど、親身になってお心遣いをいただきました。このような方がいる会社に入りたい、一緒に働きたいと思えたことが大きな要因でした。

地域唯一の百貨店として、四国の皆さまに愛され必要とされるようなお店になるべく、まずは現在の担当部署である美術画廊で企画力・お客さま満足度などで四国一番の魅力のある美術画廊を確立したいと思っています。

就職活動は自分のことを見つめ直す棚卸しの良い機会だと思います。私もとても悩みましたが、自身のやりたいことややりがいを感じることを重視すると、皆さまにとって良い就職先に巡り会えると思います。今は多様性の時代ですので、ぜひ皆さまの個性を大事にしてくだい。その個性を発揮できる仕事が必ずあると思いますので、不安なことが多いと思いますが、自己肯定感を上げて就職活動頑張ってください。