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最終更新日:2024/11/1
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部署名気仙沼食品生産管理課
仕事内容国産水産原料を使った加工食品製造
さんまやさば、いわしなどを原料とした甘露煮や味噌煮、蒲焼きなどの水産加工品の製造をオペレートする仕事をする予定です。というのも、まだまだ見習い中の身でして・・・。仕事をする上で心掛けていることは、常に疑問を持つことです。製造工場は少品種大量生産が主なため、その日ごとにフィーレマシンや焙焼機、竪型真空包装機など様々な機材を使って、製品を作ります。また、工程は分業化され、ゴムバンドのようにそれぞれが結びつき、個々が適切な作業とスピードで進めなければなりません。さらに効率の良い大量生産を行うためには改善の余地がたくさんあります。日々機材を使いながら、自分が指揮する立場になったときにどうすれば安定した付加価値のある製品が生産できるかを考えながら、作業に取り組んでます。
就活中に現在勤務している工場で生産している商品を試食する機会がありました。その時まで「水産加工品といえば鯖缶」といったイメージしか持っていなかった自分にとって、阿部長商店の製品との出会いは衝撃的でした。このような製品を自分でも作ってみたいと興味を持ったことが志望の動機です。
社員寮の目の前に気仙沼魚市場があり、退勤後は夜釣りを楽しんだり、休みの日は気仙沼港の近くを散歩します。水産業が基幹産業の街なので、少し歩けば、ふかひれ用のモウカザメやヨシキリザメのヒレを天日干ししている光景を見ることができます。港周辺には、巻き網魚船や棒受け網魚船、突きん棒漁船が停泊しており、地元の方には見慣れた光景でも都市部出身で釣りが好きな私にとっては新鮮で発見の連続です。
阿部長グループには観光部門と水産部門があり、水産部門の工場も複数あります。私が配属されている気仙沼食品はインドネシアの技能実習生の人数が多く、工場内では日本語とインドネシア語が飛び交う、とても賑やかな環境です。意思疎通や必要事項の伝達など、難しいと感じることはありますが、製造現場を統率することも生産管理の仕事です。毎日、試行錯誤しながら楽しく仕事ができる環境です。
私は学生時代に山岳部に所属していました。4年次には海外登山に行くほど山の男として成長することができました。その海外登山の際に訪れた先々で見た異国の食文化が、私が食品業界で働きたいと思った原点です。登山では事前の綿密な計画と状況判断の大切さを養うことができました。計画を立て、適切に状況を判断しようと冷静に考えられることが自分の強みです。