(株)ジェイ・オー・ファーマ【大塚グループ】

日々の入出金の管理・会計システムへの入力から、会社の経営や財務状態を表す財務諸表の作成、年次業務としては予算を元に事業計画の策定などを行います。経理の仕事は、経営者や関係会社へ経営状況を判断していただくための正確な情報を提供する大切な役割を担っているといえます。
経理は現在二人体制で実務を行っており、基本的には二人で業務を分担しています。私は現在二年目ですが、一年目に経験したことは一年目の社員に引き継ぎ、二年目ではこれまで経験していなかった業務を担当するようになりました。伝票も入力者から確認者の立場へと変わり、一年目とは違った視点で仕事に取り組めるようになったと感じています。

仕事での失敗は、提出したデータに誤りを見つけたことです。二重三重のチェックを行い、正しい資料を作成することを徹底していますが、些細なミスでも後から見つかると後悔してしまいます。そのため、一度した失敗は繰り返さないよう、履歴を残したり、事前にミスを防ぐための対策をとったりするよう工夫しています。
成功談としては、失敗をして履歴に残した部分を、次に取り組んだ際にはスムーズにできたことです。初めて取り組む人に引き継いで何の問題もなく実行できたときは、失敗がきちんと対策として反映されたと感じて嬉しいです。今後も正確な資料をつくることを心がけながら仕事に取り組み、経理に携わる者として信頼される人材になりたいと思っています。

大学で専攻していた分野を生かし、研究職や技術職を目指すという選択肢もありましたが、山陰地方での就職を考えたときに、職種にこだわると就職先が限定されてしまうため、何を通じて社会に貢献したいかなど、業種や事業内容の方を重視して就職活動を行っていました。以前から関心のあった健康に携わる企業を中心に調べていたところ、山陰では珍しい医薬品製造業である当社に関心を持ちました。
当社に決めた理由は、選考を受けた雰囲気から会社と自分との相性が大きく違っていないと感じたことや、労働条件などの制度がしっかりしており、自分の希望する条件に合っていたことが挙げられます。また、長く働くことを考え、転勤がないこと、実家に帰省するのに負担にならない距離にあること、これまで生活してきた環境と似ていて住みやすそうなことなど、働く環境なども考慮した上で決めました。

自分の強みとして几帳面さ、丁寧さは正しい資料の作成に活かせているのではないかと思います。また、経理は数字を扱いますが、極端な話、私は一日中数字を見続けてもあまり苦にならず、飽きずに取り組めているので、この仕事をしていく上では自分の強みの一つだと感じています。学生時代に勉強したこととは全く関係のない仕事をしていますがコツコツ勉強していくことは学生時代から好きだったため、経理業務についても一から勉強することで仕事へと繋げていっています。

資格を持っていても実際に実務をするのとは全く違うと思いますし、学生時代に学んだ知識を直接仕事に活かせるとは限りません。そのため、入社してからも勉強し、学び続ける意欲のある人は成長できると思います。普段の単純な処理業務は慣れればある程度はできるようになりますが、そこからどう考えて何を学びながら仕事をしていくか、基礎を固めたうえで応用を利かせられる人が必要とされます。
また、どんな仕事にでも共通していえることかもしれませんが、挨拶、報連相、周りを見て動くことなど基本的なマナーを身につけること、仕事内容や時期によっては多忙になることもあるため、うまく気分転換しつつ、粘り強く取り組める力を持つ人を求めています。