税理士法人豊

　毎月お客様の元へお伺いし、お客様が会計システムへ入力してくださる仕訳を精査し科目、金額、課税区分が合っているか、取引先や摘要は適正であるかを確認します。(その他にも様々な監査対象があります)そして出来上がった正しい帳簿から現在の財務状態を把握した後に様々な角度からお客様の課題を見出して解決へ導くことが大きな仕事内容になります。仕訳を入力代行する「記帳」ではなく、お客様が作成した帳簿を「監査」するのが我々の仕事です。
　また、会社には年一回「決算」を行い、一年の数字を確定させて納税を行うことが義務付けられています。その決算書の作成がもう一つのメイン業務になります。

　入社2年目ということもありまだまだ経験が浅く知識もベテランの方々に比べれば足元にも及びません。そのため実際にお客様の元へお伺いし、税務相談、経営相談を受けてもその場で答えることができず社内に持ち帰りベテランの方と相談をして回答をすることがあります。非常に情けなく悔しい思いをしています。そのようなことがなくなり、お客様からの相談に対して即座に120％の回答をできるように経験と知識を積み上げたいと思います。それが本来の我々のあるべき姿でもあると思います。

　例え新人でも多くの経験を得ることができる職場です。お客様が抱える課題や依頼事項は多岐にわたります。担当を持つことにより自身でその依頼や課題解決をこなしていくことになります。いわゆる「新人だからやらない」ということは少なく如何様にも自分自身の能力と経験を高めることができます。当然ご指導、チェックをして頂けるので安心して初めての業務に取り組むことができます。
　抱える仕事が増えてきた際には助けて頂き、逆にその様な方をお見受けした際は助ける。そのような協力体制も明確化されている職場です。

　具体的なアドバイスをさせて頂きますと「目上の方と話す力」を身に付けると就活と就職後に大いに役立てることができます。面接は想定外の質問が来ることが多くそんな時に話す力が試されます。話す力を高めると余裕ができ緊張の緩和にもつながります。就職後も会社に入れば全員が目上の人にあたり、お客様も全て目上の人です。言葉は相手の心を掴むための強力なツールであるため是非話す力を高めて頂きたいと思います。